オカリナ界の現状・・・なんとかせにゃ~ その① [オカリナ雑感&How-to]

私が知っている限り・・・・

メーカー、楽器店等が運営している「オカリナ教室」は圧倒的にフルート奏者が兼務
しているパターンが多いです。

その背景は・・・

メーカーや楽器店の専属講師(職)は音大出身者の「最終受け皿」的な位置にあり、
教室の運営事情にどうしても縛られてしまう・・・。

効率的に「コマ数」を増やすために・・・管楽器奏者がオカリナ教室を兼務することは
ご時世的に必然なのでしょう。

ただ、お家事情で「仕方なく、興味もないのに、収入アップのために・・・」

今までオカリナをまともに吹いたこともない方が、「オカリナ講師」に仕立て上げられる
パターンが・・・なーんと多いことか (-ω-)

たとえ「お家事情」であろうとも、「講師として、プロとして」オカリナという楽器にしっかり
対峙、探求していただければNO問題・・・仕事ですから
(ご自分の主楽器と同じように楽器特性を把握し、情熱を持って指導していただければ
よいのです!)

しかし・・・

メソッドなんかも全てが、他楽器のありものスタイルを応用しただけのサビシ~イ、
レベルが殆ど

そもそも講師がオカリナに「思い入れが無い、楽器として認めていない」

そんな教室に通ってしまったら・・・メチャ不幸です。

真摯に日々オカリナと向き合い、向上心を失わず活動されている他楽器から
の転向(兼任)演奏家、講師は間違いなくいらっしゃいます。

しかし、オカリナ界ってのは・・・他楽器から安易に思惑だけで転向し・・・

難曲、「早いパッセージ」をバーンと披露してしまえば

「にわか」・・・すごーいテクニックの「プロ奏者」と認知されてしまう

もてはやされると・・もう「慢心ing・クイーン・・・w」一直線ですから

現在のオカリナ界は・・・言葉は悪いのですが、このままでは

中途半端な管楽器奏者の逃げ道というか、「草刈り場」になりかねない!

関わる方々の「意識」をもっと高めないと・・・




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