ぬながわヒスイ工房「縄文石笛」の魅力 [石笛]

僕はオカリナ探求をそこそこ続けてきましたが・・・

今後は「石笛」の可能性と神秘性を追求するべく、多くの力を
割きたいと思っています。

新年になってから、やっと本格的に「石笛」演奏&探求の時間を
確保できるようになってきました。

「石笛仙人」と言われている守山鷲声氏(師匠的存在)と「石笛」
制作の第一人者であり、精力的に「石笛開発」されている「ぬながわ
ヒスイ工房」<http://nunakawa.ocnk.net/山田さん(縄文文化
研究家)との出会いなくして、僕の「石笛」ライフは成り立ちません。

あらためて、感謝&今後とも宜しくお願い致します。

今日、ご紹介するのは・・・

「笛の元祖」とも言える、<縄文石笛>です。

写真1.jpg

縄文前期(六千〜五千年前)の熊本県宇土市・轟貝塚から
出土した石笛のレプリカだそうです。(ぬながわヒスイ工房)

糸魚川産の蛇紋岩で製作されていて、ご覧の通り貫通孔と
直交する小孔がありますね!

写真2.jpg

これらの孔を指で開閉することにより、音階、音色の
変化を紡ぎ出せるわけです。

写真3.jpg

今回は、まず哀愁たっぷりのベース音と鈴が鳴り響くような
倍音(超高音)、小孔を開放したときの音色をサンプルとして
聴いてください。(石笛の理解は実際の奏法を<特に口元>
見て頂くのがベストなのですが・・・仕事上顔出しできないので (_ _) )

この縄文タイプ(貫通孔)、石笛の中でも難易度が高く
初心者ではまず・・・音が出てくれません。

それだけ、奧が深い石笛です。

また、精神状態や体調によって、全く「鳴り」が違います。

このサンプル音を録音したときは、風邪気味だったため、
モロその影響が音色に出てしまってます。(スミマセン)

ベース(全孔閉じ)の音域はそう広くはありませんが、
簡単な曲(音域が広くない)であれば十分演奏可能です。

この縄文石笛の他、4種ほどを「ぬながわヒスイ工房」に注文
させていただき、あらゆる側面から徹底的に探求しています。

今後は積極的に「石笛」演奏を披露し、その魅力をこの世に
伝えていきたいなーと

また、今年度内にオリジナル・・・「arataモデル」石笛を発表
できたらと思っています。


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石笛の神秘的な音色と響きに癒される [石笛]

最近というか・・・

実は半年ほど前から<「石笛」をいかに響かせるか>を探求している。
(出会いは2年まえ)

今ある「石笛」→<いわぶえ>は4個、今回のブログで響かせて
いるのは、3穴あるやつ

写真2.jpg

その「一番左側の穴」で吹いた音色


石笛は、縄文時代(約五千年前)の遺跡で発掘された人類最古の楽器

もちろん僕が持っている個体はレプリカだけど全て天然石

石笛の穴は貝が外敵から身を守る為に出す酸で長い時間かけて自然に
開いたもの、まさに貝穴

大自然の神秘性を感じる~

ところで・・・

僕の家系は神道系(僕だけクリスチャンだけどwww)なので実家には儀式用の
楽器がたーくさん転がってた・・・。

「石笛」も2-3個はあったかなー

そんな石笛は人と神を結ぶ(交信する)神聖な楽器で、今も神事で吹き鳴らされて
るんです。

とにかく、その音色は天地を繋ぐような高音・・・そして哀愁が漂う


でも・・・、音出しはめちゃ難しい(大抵の人は挫折する)

自然の力で出来た穴に自分の唇位置と精神をジャストミートしないと
音は全くでない

基本はビン口に唇をつけて「ボー」っと吹く感じ・・・ナンダケド 

ケーナ、尺八経験者は有利かもしれない


また、この石笛はその日の体調や精神状態がもろ音色に現れるから不思議

ベストな状態だと、小さな石が身体全体を振るわすような神秘的な響きを発する。

石笛は2万2500ヘルツの高周波数の波動を発生させるらしく、これは人間の
聴覚では聞こえない超音波だ。

この波動は人間を癒す力を持っていると僕は思う。

石笛・N3-L (1).jpg

簡単な石笛の音色サンプルですが・・・吹く角度、息の強弱で
音色、音程が変化します。

今回の石笛はあまり音程変化は得られないけど・・・
(もっと複雑な倍音を含んでますが録音では分かりません。)

◇音色サンプル:石笛・自然石-3穴(左端穴使用)



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