オカリナの「クリアさ」って・・・・① アケタは対極? [オカリナ雑感&How-to]

オカリナの音色を形容する際に・・・

あの○○工房のAC管は【クリア】だよね~

なんて、言ったりしますよね。

この「クリア」っていうワード

オカリナファンの多くが求めている要素であることは
間違いないでしょう

ただ、その定義というか、感じ方は・・・

ほんとうに人それぞれなんですね

極端な例だと・・・

<クリア>ソルジェンテ>>>>>>>アケタ<雑味、素朴>

・・・(対極)みたいな

まあ、アケタをクリアなオカリナと表現する方は少数でしょうし・・・

音色そのものに良い意味での雑味感(味わい)があり、風切り音が微妙なバランス
(ハスキー)で配合されている

加えて・・・素朴感=ソフト哀愁感

「ザ・日本のオカリナ」~っていう感じでしょうか

アケタは何度も取り上げていますが、とにかく個体差が激しい

また、時代によってもクオリティが異なる

イチバン入手しやすいオカリナであるにも関わらず、イチバン難儀な
オカリナでもあるのです。

とにかくSF管(T-2F)から、全体がハスキー(過ぎ・・・)で
高音部が掠れて出てくれない個体が存在してしまう

やっぱし、クリア・・・という、表現からは程遠い・・・。

ただ、アケタの楽しみ?・・・は

「バカ当り」というか、とんでもなく魅力的な個体がごくたま~に
混じっているということ

ただ、これはある程度オカリナを選定できる経験値が無いとナカナカ
気づけないんですよね~

僕が選び抜いたアケタ「RT-2F」なのですが・・・

写真1.jpg

アケタらしからぬ、「繊細かつ、クリア(透明感のある)」な響きを発する個体で、
雑味感など全く感じさせない・・・

写真2.jpg

まあ、アケタってのは全く不可解、でも僕にとっては原点的・・・なんだなー

写真3.jpg

一応、「RT-2F」の音色サンプルです。


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