オカリナ界の現状・・・なんとかせにゃ~ その① [オカリナ雑感&How-to]

私が知っている限り・・・・

メーカー、楽器店等が運営している「オカリナ教室」は圧倒的にフルート奏者が兼務
しているパターンが多いです。

その背景は・・・

メーカーや楽器店の専属講師(職)は音大出身者の「最終受け皿」的な位置にあり、
教室の運営事情にどうしても縛られてしまう・・・。

効率的に「コマ数」を増やすために・・・管楽器奏者がオカリナ教室を兼務することは
ご時世的に必然なのでしょう。

ただ、お家事情で「仕方なく、興味もないのに、収入アップのために・・・」

今までオカリナをまともに吹いたこともない方が、「オカリナ講師」に仕立て上げられる
パターンが・・・なーんと多いことか (-ω-)

たとえ「お家事情」であろうとも、「講師として、プロとして」オカリナという楽器にしっかり
対峙、探求していただければNO問題・・・仕事ですから
(ご自分の主楽器と同じように楽器特性を把握し、情熱を持って指導していただければ
よいのです!)

しかし・・・

メソッドなんかも全てが、他楽器のありものスタイルを応用しただけのサビシ~イ、
レベルが殆ど

そもそも講師がオカリナに「思い入れが無い、楽器として認めていない」

そんな教室に通ってしまったら・・・メチャ不幸です。

真摯に日々オカリナと向き合い、向上心を失わず活動されている他楽器から
の転向(兼任)演奏家、講師は間違いなくいらっしゃいます。

しかし、オカリナ界ってのは・・・他楽器から安易に思惑だけで転向し・・・

難曲、「早いパッセージ」をバーンと披露してしまえば

「にわか」・・・すごーいテクニックの「プロ奏者」と認知されてしまう

もてはやされると・・もう「慢心ing・クイーン・・・w」一直線ですから

現在のオカリナ界は・・・言葉は悪いのですが、このままでは

中途半端な管楽器奏者の逃げ道というか、「草刈り場」になりかねない!

関わる方々の「意識」をもっと高めないと・・・




コメント(13) 
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コメント 13

坊っちゃん^ ^

オカリナばかりやっとったらフルートが下手になる〜と嘆いている奏者を見ましたが、実はこの方、裏息オカリナを見事に吹きこなす奏者でした。

ある意味フルート優先の考えではあるけれど、ギリギリのラインで扱いにくいオカリナに向き合っていた奏者ではありました。

しかし、裏息加減がうまくいったりいかなかったり波が激しい奏者でもありましたね。

ちなみにこの方、リコーダーもやってました。

リコーダーがキーワードなのかどうかはわかりませんが、フルート吹きらしきオカリナの音色出してたかと思うとバリバリ裏息を使えたり同じ楽器でキンキン系になってたり、上手いか下手かを超越してそりゃ掴みどころないわけわからん奏者でありました。気分の並も激しく、、、

本音、こちらも混乱します^^;
by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-16 14:15) 

ピアノ見習い

全くそのとおりですね。

しかし坊ちゃんさんのコメントにある、
オカリナの音はON、OFFのみ、音色の変化は無い、、が真実であれば、
オカリナで表現出来ることってデジタル信号の処理と同じですよね。
音色の変化は製作家、メーカー、個体差の違いによって
獲得は出来ても、演奏家には因らないということにもなりますし、、

奏者を名乗る方が自分の楽器の可能性をそこまで
言い切れるってすごいことですが、ある意味、
楽器の評価を下げることになりますので
もし本心ではなく商売上言っているのであればやめてほしいです。
本心からなら、いずれ淘汰されるでしょう。
by ピアノ見習い (2014-06-16 14:44) 

坊っちゃん^ ^

話を続けますね。

別件ですが、フルート奏者の友人がオカリナの資格を取りました。

でも、なんかオカリナ教える気がなく、やめちゃったようです。
かなりフルート一筋でやって来られた方で音にはうるさい方ではありましたが、なんか気持ちが乗らない。
自分の気持ちに正直でした。

この方の言葉は、、、

オカリナは息が余ってキツイ。

ということでした。

たぶん自分が発する音色に納得されなかったのでしょう。

潔いというか、逆に尊敬してしまいました。
by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-16 15:07) 

坊っちゃん^ ^

ピアノ見習いさん。
雑誌のocarina.バックナンバーでも似たようなことを語る欄がありました。

どれか忘れましたが探して見てください。
by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-16 15:09) 

arata

坊っちゃんさん どうもです。
裏息う使う管楽器って他にリコーダーぐらい
しかないんだよね・・・。
フルートよりもトランペット奏者の方が僕的には
オカリナらしい響きを奏でているような・・・
あくまで・・・のような

by arata (2014-06-16 17:04) 

arata

ピアノ見習いさん どうもです。

だれが吹いても同じ・・・「デジタル:0か1系」だったら、
オカリナって、演奏者が関われる余地が全く無い・・・
全く表現できない、味も素っ気もない楽器ってことに
なってしまいますー

「複数管を高速パッセージでブインブインとパワー演奏する
スタイルこそが、表現力の無かったオカリナに対する「革命」
なんだー! 」

えっ?誰?

オイオイ、そりゃ、違うでしょー







by arata (2014-06-16 17:20) 

愛ちゃん

はじめまして。時々拝見しては、深くうなずいております。
まったく同感です。今のオカリナ界について。

先日、ヤマハでオカリナの店頭コンサートがありました。
そこの講師の演奏です。
まったくオカリナに愛情が感じられない演奏でした。
おまけにフルート演奏もあったので、「オカリナはついでよ。私はフルート奏者なのよ」と言いたいのが、顕著に出ていました。

またあるときは
オカリナをこれから始めようとするフルート奏者の言葉にもがっかりしました。
「これからは珍しい楽器をしなきゃ、誰も振り向いてくれない」と。
これもオカリナが好きだとか
オカリナに愛情があるとかではなく
単にお金儲けのため。
傍で聞いていて、非常にむなしい言葉でしたね。




by 愛ちゃん (2014-06-16 17:47) 

坊っちゃん^ ^

フルート奏者から聞いた言葉。
重きを置いていたはずのフルートよりもオカリナのほうが聴いてくれる人にはウケるから。釈然としないけど、、、という言葉もありましてね。

この方の場合、浅くても裏息響きを出来る奏者だからいいけども。
by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-16 19:32) 

ピアノ見習い

みなさんやはりいろいろと思うところありですね。

他の管楽器との持ち替え奏者は当然それまでの何年もの修練の上で
身につけた演奏法があるでしょうから、それをオカリナと和合する形で
持ち込めればよいのですが、オカリナの良さ、奥深さに気づくことも無く、
底の浅い演奏をして一流気取りなのは見ていて哀れに思います。
まして高速フレーズ—適当なピッチ、リズム、非常につまらない
音色での音の洪水は、その奥底にあるエゴに悪寒すら覚えます。

私も雑誌オカリナを見てオカリナ界を研究してみます〜。
by ピアノ見習い (2014-06-17 00:56) 

オカッチャ

初めまして。いつも読ませて頂いてます。
まずここのところ取り上げられているオカリナ界の話題、自分も痛切に感じています。坊ちゃんさんやarataさんその他の方がおっしゃられるコメントと基本的に同じ問題を感じていたのでコメントに参加させて頂きたくなりました。
その上で【あえて】中道的なコメントをさせて下さい。
誤解を避けず言わせて頂くと、色々な意味で未成熟なオカリナ界には某奏者の存在はある意味重要な気がします。
どういう事かと言いますと、何かが発展成長する時は、【負荷や邪魔がある意味「なんとかせねば」とハングリー精神を振るい立たせるエネルギーとなる】と感じるからです。
だから僕も僕のできる事をやって行くしか無いと…
偉そうな発言かもしれません、すいません。

今のオカリナ界の問題は僕も真剣に考えてる事だけは信じて頂けると幸いです。真剣に考えてる人は意外に沢山いると信じてます。これからもっと増えて行くと思います。
これからも宜しくお願いします。

長文失礼しました。
by オカッチャ (2014-06-17 01:55) 

arata

愛ちゃんさん こんにちは
同じような思いを持たれていたんですね・・・
オカリナを愛されている方の感じたこと、
言葉を聞くと嬉しく思います。
オカリナ界の未来を皆さんで考えることが
できたら幸いです。
今後とも宜しくお願い致します。
by arata (2014-06-18 06:08) 

arata

オカッチャさん コメントありがとうございます。
その言葉からオカリナを愛する気持ちがめちゃ
伝わってきますよ!
大沢さんは僕も全否定しているわけではなく、
オカリナ界に対して貢献している部分は多々
あると思います。
言動的に残念なとこはありますが、チャレンジ
スピリッツはたいしたものだと・・・。
今後、氏が・・・オカリナとオカリナ界に対して
どのように真摯に向き合われていくか

見つめていきたいと思っています。

by arata (2014-06-18 06:18) 

arata

ピアノ見習いさん どうもです。
オカリナ界の未来を見守ってください!
また、感じたこと等・・・
気軽にコメントしてくださいね。

今後とも宜しくお願い致します。
by arata (2014-06-18 06:55) 

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