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鈴木のぼる先生の「オカリナ製作大学」が楽しみ!! [オカリナ雑感&How-to]

僕がオカリナに興味を持ち始めた20年ほど前はSNSなんて全く普及してなかった事もあり「オカリナの情報」は自らの足+人と(製作者)直接コミュニケーションをとるしか方法がありませんでした

ましてや「オカリナ製作」に関しては数々のオカリナを手にして、観察してみて・・「試行錯誤」するだけ

今では専門雑誌、SNS・・「オカリナ製作のノウハウ本」etcと、オカリナの欲しい情報へ気軽にアクセス出来てしまいます

当時を思うと隔世の感がありますよー

さて、オカリナ製作に関しては各所で「ワークショップ的」に行われてはいましたが・・

体型的かつ継続的な講座スタイルで将来的に「プロの製作者」を目指せるようなカリキュラムは存在しませんでした

今回「ひぐらし」の鈴木のぼる先生が中心となって「オカリナ製作大学」を開校されるとの事で大いに期待したいですし、とても喜ばしい事です

そもそも工房でのオカリナ製作ノウハウは「門外不出+弟子(身内)のみが引き継ぐ」・・ガチ徒弟制度みたいなものでした

鈴木のぼる先生が培ってきた「演奏〜製作ノウハウ」を惜しげもなく注ぐであろう「オカリナ製作大学」での学びは間違いなく貴重でしょう!

演奏者も「オカリナの構造」を学ぶ事は有意義であり、演奏力の向上にも大いに役立ちます

将来、宗次郎さんのように「演奏用のオカリナは自らが製作する」

そのような門下生が輩出される事を楽しみにしています
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島村楽器・二子玉店『オカリナは試奏無しで買え!』って [オカリナ雑感&How-to]

島村楽器、二子玉店にてオカリナの試奏をお願いしたら店員が『当店では試奏無しで購入して頂きます』と宣われた・・『現にそうして買って頂いてます』ともw

ダメ押しは『オカリナは当店では普及教育楽器ですので試奏は必要ないと考えてます』
イヤー、開いた口が塞がらないわーー

島村楽器のスタンス、店員教育は全くなっていない!ここでは買わないだけのこと

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オカリナの唄口考察 Part1 [オカリナ雑感&How-to]

今日はオカリナの『唄口』に関しての考察です。
なるべくシンプルにお話しします。
唄口の形状は図のようにほぼ①から⑦に分けられます。
(注)典型的な形状なものもあれば、中間的な形状も存在します。

①丸型
※代表的→火山系、ピエタ(初期)、アケタ、土心

②楕円型
※代表的→カンターレ、ソルジェンテ、ひぐらし、ヨシツカ

③かまぼこ型
※代表的→無有(ヒーリング)、小川系

④ティアドロップ(涙)型
※代表的→吟、土音、Osawaシングル

⑤ティアドロップ+線型
※代表的→森の音(後期)

⑥ティアドロップ+三角型
※代表的→亜音、木村、ヒロミチ、北の銀河、颯(かぜ)

⑦三角型
※代表的→ティアーモ プロ系

これらの唄口形状から概ねの傾向が読み解けます。
以下の特性は一般論であって、全てではありません。(最後は演奏者の技量です)
AC管に限定しての話になります。

①に近づくほど響きが重視され演奏難易度も上がる。しかし表現し易い。(唄える)高音部は胸に引きつけることが推奨される。

⑦に近づくほど安定感が増し、高音部も普通の構えで出しやすい。しかし表現力を出しづらい。

今日はここまでにしときます( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
参考にしてね♪
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オカリナフェアに足を運ぶも山野楽器の対応レベルにガッカリ [オカリナ雑感&How-to]

今日は久しぶりに銀座へ足を運び、山野楽器本店のオカリナフェアに伺いました


試奏を数本お願いし、結果AC管を一本購入


前から気になっていたのですが山野楽器の店としての対応&サービスの悪さ


店員のレベルの低さに辟易しました


長い付き合いなので残念極まりない


知識の無さはもちろんの事、メーカー5%引きの最終金額が出るまで20分


これは電卓弾けばすぐに分かること、意味不明


遊んでいる店員が居るのにノーフォロー


挙げ句の果てに「今日はオカリナ担当がいないので」


これまた意味不明


山野楽器本店は既に数フロアを他社に貸し出している


業績も芳しくないのだろう


ただ本店社員の対応とレベルを見れば推して知るべし


あえて「最低」の烙印を押しておこう


本来の商売とはなんぞや!

反省を促したい!




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オカリナって高いの?いやいや・・ [オカリナ雑感&How-to]

近年、研究熱心なオカリナ製作者も増え国内のオカリナクオリティは格段にアップしていると思う

信頼のおける販社(オカリナハウスとか)から購入すれば試奏無しでもハズレを引く確率は極めて少ない

今回はオカリナの価格帯の話だが名の知れた工房の本格的なAC管価格帯は1.5〜3万円代というのがボリュームゾーンだ

上級機種は3〜5万というところ

入門者さんから「オカリナに1万以上かけるのはちょっと・・・どんな選択肢がありますか?」という問い合わせを頂くことが多い

オカリナの制作過程を考えると1台に要する手間と時間はとてつもない

基本的に完全ハンドメイドだ

よくよく考えてほしい

木管&金管楽器と比較してこんなにお安いカテゴリーはありますか?

プロ仕様でも3〜5万ゾーンなのだから

言葉を選ぶが・・オカリナ購入は出し渋らないでせめて平均価格ゾーンである1.5〜3万円代製品をぜひ、選択していただきたい

安いオカリナに不満をもって同価格帯をなん度も買い直すよりコスパ的にも性能的にも良いはずだ

ある程度の価格帯オカリナに覚悟ををもって投資すれば必然的に使いこなそうとするものだ

性能&バランスの良いオカリナを手にすれば上達も早い

オカリナの1.5〜3万円という価格をどうか高いなどと思って欲しくない

これは僕の強い願いだ

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オカリナ講師の条件とは? [オカリナ雑感&How-to]

某○○○ーレオカリナさんが、工房認定オカリナ講師の育成&教室開校というカタチで積極的にアプローチされています。

工房オカリナ認定講師の第一条件が「基本的に音楽大学卒業者」となっています。工房のプロモーション動画では「オカリナ講師はビジネス的に食える!クラシックからの転向者来たれ!」というあからさまな内容でもありました。

火山先生は音楽を専門に学んでいない、3弟子(宗次郎さん、故松本さん、故谷さん)を受け入れて、オカリナ界の一歴史を築かれました。
条件や運営方法は正直、主催者が決めれば良いことで外野があれこれ言うことではありませんが・・

敢えてお聞きします。皆さんはどう思われますか?(たぶん答えづらい質問でしょう)
僕はまあ・・意図は解ります(正直否定したいところ)が、オカリナ界にとってプラス、マイナスの両面があると思ってます。

とどのつまり、オカリナ本来の(←ここ重要)の素晴らしさがこの世に広まるのなら・・

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オカリナ講師の条件とは? [オカリナ雑感&How-to]

某○○○○ーレオカリナさんが、工房認定オカリナ講師の育成?教室開校というカタチで積極的にアプローチされています。

工房オカリナ認定講師の第一条件が「基本的に音楽大学卒業者」となっています。工房のプロモーション動画では「オカリナ講師はビジネス的に食える!クラシックからの転向者来たれ!」というあからさまな内容でもありました。

火山先生は音楽を専門に学んでいない、3弟子(宗次郎さん、故松本さん、故谷さん)を受け入れて、オカリナ界の一歴史を築かれました。

条件や運営方法は正直、主催者が決めれば良いことで外野があれこれ言うことではありませんが・・[猫2]

敢えてお聞きします。皆さんはどう思われますか?(たぶん答えづらい質問でしょう(⌒-⌒; ))

僕はまあ・・意図は解ります(正直否定したいところ)が、オカリナ界にとっては+、?の両面があると思ってます。

とどのつまり、オカリナ本来の(←ここ重要)の素晴らしさがこの世に広まるのなら・・[わーい(嬉しい顔)][クローバー]


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『安定』と『響き+表現』比率でのオカリナ分類 [オカリナ雑感&How-to]

『安定重視』と『響き+表現』の2軸で、オカリナの特性を簡単にまとめさせて頂いた(AC管で検証)

『安定』:『響き+表現』→5:5のように表記する

『安定』は亜音系を指し、『響き』は火山系を指す

『響き+表現』の割合が高いと「裏息の駆使率」も高くなり、比例して演奏の難易度も高くなるが、より「唄う(感情表現)」ことが可能となる

『安定』の割合が高いと、息質を意識する事なく安定的演奏が可能となるが、感情の表現は難しくなる(無機質的、味気ない音質)

その比率に正解はないが、ユーザーの求めるものにより、見定める必要がある

メーカーや販売店では今回の2軸表現はタブーとなるため、僕がシビアに記させて頂いた
※方向性が定まっていない、不安定、構造がラフなオカリナは省いています

先ずは『安定系』に属するオカリナ
※安定比割合が10〜7まで
※歌口が涙型、三角が特徴、(一部、楕円やカマボコ型もあり)

・亜音 スタンダード → 9:1
・ナイトbyノーブル→ 9:1
・アウロス→ 9:1
・ルバート →9:1
・アケタ RS-5C → 8:2
・サクラ工房 → 8:2
・オオサワ(単管)→8:2
・フォーカリンク→8:2
・ティアーモ(ソロ、合奏)→ 8:2
・亜音エル → 8:2
・子雷 → 7:3
・木村 → 7:3
・縄文→ 7:3
・TNG(紅土)→ 7:3
・北の銀河 → 7:3
・ポポロ コンチェルト →7:3
・ヨシツカ → 7:3
・インフィニティ → 7:3
・颯(かぜ)→ 7:3
・ヒロミチ → 7:3
・サウザンリーブス → 7:3
・エルミガロ → 7:3
・ひぐらし → 7:3

◆バランス系
 ※安定比率の割合が6〜5であり、奏者の力量により安定と響きのバランスを両立出来る

・吟 → 6:4
・MORI → 6:4
・宮沢 → 6:4
・ペコリーノ → 6:4
・haru(風土)→ 6:4
・ソルジェンテ(旧:優タイプ)6:4
・水無月 → 5:5
・土音(蘭モデル)→ 5:5
・森の音 → 5:5
・庵(いおり)→ 5:5

◆響き+表現系
 ※響きを重視するため息遣いにはテクニックを要する(しかし、表現力は高い!)

・カンターレ → 4:6
・ピエタ → 4:6
・谷(廃番)→ 4:6
・和(なごみ:東京)→4:6
・無有(廃番)→ 4:6
・律(小川系)→ 4:6
・白鳥 (小川系)→ 4:6
・宗次郎(個人)→ 4:6
・ミカレジーナ(廃番)→ 3:7
・火山(旧)→ 3:7
・小川 → 3:7
・土心 → 3:7
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第一回目は以上です

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『オカリナフェア』の終焉 銀座 山野楽器にて [オカリナ雑感&How-to]

今日は山野楽器 銀座本店のオカリナフェアに足を運んだ。

コロナ禍でもあり制約の多い中、試奏させて頂いた。

あらかじめ電話予約した①ティアーモ 黒陶 大沢(合奏)②ティアーモ 黒陶(ソロ)③クレイトン(土音)蘭モデル ミディアム 漆 ④アケタ RC-5C 一松模様、いずれもAC管の4本だ。

①②のティアーモは良い意味で変わらない安定感で個体のクオリティは良かった。(何も言うこと無し)

③のクレイトン(土音)漆モデルだが、これは予想以上に素晴らしかった。全体的な進化もあると思うが漆の効果はやはり抜群だ。
音色のふくよかさを保ちながら、出音の輪郭がクッキリと出ている。響きも良く高バランスのモデルである。漆塗りの質感も良く、『吹いて、見る』楽しさもある。おすすめのAC管だ!

さて、問題なのは④のやはりアケタだ。試奏管は横浜 ヤマハの個体よりは音色の雑味が少なかったが高音部の強い掠れは酷いものだった。通常モデルより高額なのにも関わらず『このレベル』ではどうしようもない。あらためて『アケタは終わった』と感じた。
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オカリナフェア全体の感想ではあるが、今更ではないが『代わり映えしない〜縮小の一途』ということである。大型楽器店主体のオカリナフェアでは、どうしても『アケタ、ティアーモ』がメインとなる。工房系のオカリナは極めて少ない。

これでは現在のオカリナファンがわざわざ足を運ぶ意味性は薄いだろう。苦肉の策で著名奏者の講座、演奏会の抱き合わせでお茶を濁すのみである。

今後のオカリナ流通に関しては尾崎さんのテレマン楽器『オカリナハウス』のビジネスモデルがヒントであり、主流となるであろう。

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『山野楽器 銀座店 オカリナフェア』重大注意事項&問題点 [オカリナ雑感&How-to]

今日(3/4)から山野楽器 銀座店にてオカリナフェアが開催されますが『試奏』に於いて重大注意事項があります。以下にまとめました!

①完全予約制(ふらっと行って試奏できない)
②当日、試奏されたオカリナは消毒作業のため翌日となる(試奏したい管に先約があった場合は当日試奏は出来ない)
③予約時に試奏したい管を指定する必要がある(事前に絞り込める?)

コロナ対策とはいえ、これは如何なものか!?
こんな制約だったら『フェア』なんて銘打って開催するべきじゃないでしょう!
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