総合的な「癒し度」高し! 「森の音」オカリナ [工房系オカリナ]

過日のオカリナ教室アンケートで総合的に一番人気だった
「森の音」オカリナについて、また(2回目)コメントしたいと
思います。

オカリナ教室の生徒さんの構成(女性が多く、シニア層)から、
「森の音」の特性である、「少ない息量で、円~くて、優しい
音色を奏でてくれる」ってのがピッタんこハマったのでしょう。

「森の音(AC)」は癒やし系オカリナ(多くは裏息+響き系オカリナ)の
中にあってカンターレやピエタとは異なり、息質や構えetcでは、そんなに
シビアなテクニックを要求しません。

なので・・・初心者の方にも馴染みやすいと思われます。


また、「表息」色が極めて強いのですが・・・

それでも森の音にしか出せない「優しく・・・柔らか~い」響きを
発してくれるとこが、スバラシイ(良点)ですね。

個人的には「森の音」の音色と響きは大好きでして、手にしている
時間が日に日に長くなっている感じです。

ここからは、オカリナの本質とはちょっと離れちゃいますが・・・

僕は昔から「モノ」に対して、ディテール、質感、美観に拘りたい・・・
っていうか、メチャ拘ってきたタイプ

単なる高級感とかでは無く、カテゴリーの中での機能美みたいな
ものに惹かれちゃう

たとえば、この「森の音」・・・・僕的にはメチャ「オカリナ」ラシイ~
癒やし美と質感を持っているんですね。

形状+この見るからにやさし~い色目(赤と黒のコントラスト)、
持ったときの質感

写真1.jpg

持つことでの複合的な喜びと癒やしを感じちゃうわけです。

写真2.jpg

視覚、質感からのイメージ通りの音色と響き

ナイスバランス! ・・・・っていう感じ
(無有もこの感覚に近いかな~)


さ~て、本題に戻りますが・・・

「森の音」オカリナは表息色が強いので、そんなに息質を気にせず
やさしーく、安定した息を流し込めれば・・・

まあ・・・そこそこ特性を活かした演奏が可能と思われます。
(AC管についてです!)

ただ、高音部は(ここはややシビア&個体差がある)、裏息に切り
替えてアプローチした方が、よりクリアに響かすことができますね。

安定した響きと、高音部のクリアさを常に得たいのであれば・・・

オール「裏息」でアプローチされるのが宜しいかと・・・。

音色、響き、持つ喜び(質感+視覚含む)での、総合的な意味で
「癒し度」ナンバー「1」・オカリナかも知れません。

※ちょっと残念なのは、注文してから1年~1年半待ち・・・ってとこでしょうか~
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