オカリナの常識がぶっ飛んだ! 「バンブリーナ」竹製オカリナとの出会い [工房系オカリナ]

たくさーん・・・のオカリナを不幸にも?経験し過ぎた僕は
最近、ちょっとやそっとの変化や進化、斬新さ・・・では
全く驚かなくなってしまいましたー (うーん・・・(>o<) イカン )

しかし・・・今日はほんとうに衝撃的、運命的なオカリナ
との出会いがあったんです!

久しぶりに「心が激しき揺さぶられた・・・というよりも当初は
困惑 → → → 常識の崩壊」


本題に入る前に・・・

僕は・・・「尺八」、「ケーナ」なんかも演奏するんだけど

そもそも・・・

「竹」という素材、その質感、音色と響きが・・・「大好き!」

経年で飴色に変化していく竹は、音色もまた深みを増していく
から不思議

某所から「竹製のオカリナ」が存在することを聞いていて、
僕はずーっと&めちゃ気になっていたんです

それでも・・・なかなか、アクションをおこせなかったのは・・・

以前に入手した「マデリーナ」や「コカリナ」のやや表情の薄い
音色や・・・(オカリナと比べると)

オカリナとは異なる運指に加えて、、音域が更に狭いってのが
演奏表現的に・・・めちゃ引っかかっていたから

しかし、製作者のHPを拝見し、よくよく確認してみたら・・・

・運指と音域がオカリナと全く同じ
・いわゆる「リコーダー型=縦型」
・AC管相当の「C管」が存在し、各「調」のバリエーションが豊富

もう、これは「イク」しかないでしょ!


そして・・・やって来ました!

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竹製オカリナ「バンブリーナ」のC管

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川崎市、「岡」さんの作品です。

一見して・・・うーん?

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なんか、チープな音なんちゃうかな~・・・疑ってしまうホド

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いよいよ、縦笛のように構えて試奏

ガーン!

打ちのめされた・・・。

なんなんだ、この音色と響きは

チープさなど微塵も無い!

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音色はリコーダー、尺八系でも無く、完全にオカリナ系なのだけど

・・・とにかく唯一無二の音色と響きだ

この大きさ、この形状でなぜ?

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このような心揺さぶる音色が・・・繰り出されるんだ

もうー、オカリナの常識っていうか、そんなもんが・・・

この出会いでぶっ飛んでしまった。


バンブリーナの音色なんだけど・・・素朴感、哀愁感に加え・・・

高音部がギターで言うと・・・まさに「泣き」 

そう、「泣き」まくるんですぅ

高音が表情たっぷりに、そして艶めかしく・・・突き抜けていく~

この感覚は、正直はじめて

オカリナAC管のように高音部が「掠れて出な~い」なんてことは全く無し!

気持ちよくff「フォルテシモ」で表現できてしまう

そして、こんなコンパクトであるにも関わらず・・・

この「バンブリーナ」は、ま違いなく・・・「響き系」です!
(裏息奏法は必須だよ!)

「裏息」による、音場~響きの変化、感情の表現力たるや、
もう・・・まいった (゚Д゚)

この「竹」という難しい素材に、ある意味「オカリナ」を越える
性能(ピッチなど)、音色と響きが与えられた・・・キセキ

製作者「岡」さんの日々の研鑽と苦労の積み重ねの賜物でしょう!

僕は、この「バンブリーナ」との出会いに「心」から感謝したい!

こんな「感動」は、ほんとうに久しぶり

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ああ~、ずーっと吹いていたい・・・メインに据えたい!


なーんか、今までの常識や蓄積?なんて・・・どうでもよくなっちゃったなぁ~


手にしてからまだ一時間内なので、手探り状態での音色サンプルです。
(iPhoneでの録音って事もあり、伝わりにくいかもしれないけど・・・)


また「バンブリーナ」の詳細なレポートをする予定です!
(質問も気軽にどうぞ~)



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