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「Night by Noble プラスチック・オカリナ」使用レポート こりゃ、おすすめ! [メーカー系オカリナ]

「ナイト by Noble プラスチック・オカリナ」をアマゾンから購入!

写真1.jpg

昨日アパートに届きました。

店頭で2~3回試奏したのですが、「これは良い!=ホシイ!」
と瞬間に思った量産メーカーのオカリナはほんとうに久しぶりです。

僕はどんなに評価が高かろうと、プラスチック製オカリナには、
かなりの先入観+抵抗感があり、今まで愛用するには至りません
でした。

しかし、今回の「ナイト by Noble」は、そんなことを
吹っ飛ばしてしまうほどの魅力と性能を感じたのです。

写真3.jpg

僕はブラックのラバー仕様を注文しましたが、手触り感
が抜群で、かつチープっぽさをあまり感じません。

写真4.jpg

撰ぶ際に、1点注意して頂きたいのは写真の合わせ部分です。

写真8.jpg

僕は1度アマゾンに交換してもらったのですが、この合わせ
目のラバー接着がラフで部分的にパカッと開いてしまって
いたのです。

音には関係ない?かもしれませんが経年でそこからラバーが
剥がれてきそうだったので交換をお願いしました。

新しい個体はバッチリ、ピッタリ合わさっていました。

さて、このオカリナの使用感、特徴ですが...。

①まず軽い! 
プラ製なので当たり前なのですが、重量はしっかり感じます。
(150g)いかにも感がありませんし、バランスもgood!!

②音程&音色共に良い!
Nobleオリジナル、大沢ノーブル(いずれもAC)を保有した
ことがあるのですが音程がやや高めで、不安定な面がありました。
音色もなんかキンキンしていて落ち着きに欠けると言うか....。

この「ナイト by Noble」の音色と響きはプラスチック的な安っぽ
さを全く感じません。
柔らかで、シンプルな響きをしてくれます。やや、こもりがち?
な感じもしなくはないですが、これは音色の特徴と捉えても良いで
しょう...。

③吹奏感、息の入り方が抜群!
Noble系オカリナは正直、息をバカ食いしました。(特にAC)
高音部を出し切るとなるとヘトヘト。また、高音部「レ」以上
からいきなり息量が必要となる、「ドッカン・ターボ」タイプ
(....車の好きな人なら解る?)かなりのジャジャ馬です~。
しかし、今回の「ナイト by Noble」は外観こそ、いっしょですが
特性がかなり改善されています。
まず、全体的にバカみたいな息量が必要とされなくなりました。
しかし、アケタのT-5Cクラスの息量感(感覚的)はありますので、
女性や高齢者の方には高音部をしっかり出し切るにはちょっと
きついかもしれません。
また、音程が上がると同時に息圧も上げていく(均等に)→
しっかりと音程がついていく...この当たり前だけど大切な
特性がきっちり守られているんですね。工房系のオカリナは
どこかに癖があり、なかなかそうはいきませせん。
だから、初心者の方には特におすすめしたいです。
オカリナの基本を学ぶには最適かもしれません。

④感情表現もしっかりできる!
オカリナは「オン・オフ」だけの楽器だと言う人もいますが
そんなことはありません。吹き手の息表現をしっかりと反映
してくれます。=息圧の変化にしっかりと追従してくれて
破綻しません。ある意味「亜音」の性能に近いと思います。

また、ビブラートをかけやすい特性も感じました。オカリナに
そんな特性有るの?と思われるかもしれませんが、ちなみに
「亜音」はゆるめのビブラートをかけると殆どかき消されて
しまいます。「ナイト by Noble 」はセンシティブ過ぎない、
中庸な感じで息表現を捉えてくれるので、僕はとても評価して
います。

⑤高音部が出しやすく、破綻しない。
やや+α強めの息圧が必要とされますが、どのような構え、
角度でもしっかり高音を出し切ってくれます。低音から
いきなり高音=ミ、ファに飛ぶような場合(曲)は(録音
した音色確認演奏)は、息圧タイミングを掴まないと出し
切れないので、注意が必要です。

⑥運指がナイト式
Nobleはティアーモ式運指ですが、こちらは当たり前ですが
ナイト式(左手中指=最低音・ラ)に変更されています。
僕はこの運指が一番低音をスムーズに出せると思っている
ので、ウエルカムです!

⑦とにかくコストパフォーマンスが最高
性能と価格(3,000円)のバランスからしたら、現在No'1の
オカリナかもしれません
久しぶりに低価格でだれにでも安心&おすすめできる量産
メーカー機種がでてきました!

とても喜ばしいことです。

僕は「ナイト by Noble 」はオカリナ普及に一役買える、
優秀なオカリナであると確信しています。

「Night by Noble(AC)」の音色サンプルとしてをチョイっと吹きを
ケータイ録音しました。「プラスチッキー=チープな音色でない」こと
だけでも感じていただけたら....。(Yesterday Once More)

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あれ? ティアーモ 上位モデル(黒陶&イタリアーナ)の傾向が...。 [メーカー系オカリナ]

「無有」オカリナに出会うまでは僕はティアーモの
黒陶モデル(大沢チューン)をメインにしていました。

ですので、今でも&ずーっとティアーモのファンでは
あります。

楽器店でオカリナを見つけると必ずティアーモから
試奏する習慣がついちゃいました。

この1年近く、オカリナフェアや店頭で数々のティアーモ
を試奏してきたのですが...

僕的にちょっと気になる傾向を感じているので、ここで
記しておきます。

◎上位機種の黒陶、イタリアーナのソロ仕様(C4)と
 合奏用(4C)の息圧、吹奏感の差がなくなってきた
 ということ...。

これは特にソロモデルに感じることなのですが、息圧&
息量をあまり必要とせずに高音部まで鳴らしきれる(かなり
違う感覚です。)傾向へ変化?させているのか....

以前のようにffの息圧ででバーンと高音部(ミ、ファ)に
アプローチすると音が裏返ってしまうor出なくなっちゃうのです。

大沢チューンはかな~り息圧をかけても破綻しないような
テイストになっていたはずなのですが...

最近5-6本試奏(大沢モデル)した結果、全く吹奏感が変わっちゃった。

僕が感じているのは、単なる偶然なのか?(単なる個体差なのか?)

思い込み?

そうで、あってほしいなーと思っています。

このところ感じていた傾向(あくまで僕が感じた)は、初心者や
女性の方にとっては...プラス?なのでしょう。

でも、ソロモデル&大沢モデルの良さ(特徴)は表現力と
パワフル&タフさ(どんな息圧にも追従していく)だと
思ってます。

でないと、このモデルの意味がなくなっちゃうし....。
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「山野楽器・アケタ」コラボレート・スペシャルオカリナ [メーカー系オカリナ]

おすすめの量販メーカー・オカリナを一つご紹介します。

基本的にはアケタなんですが....写真をご覧下さい。

写真1.jpg

これが「山野楽器・アケタ」コラボレート・スペシャルオカリナ AC管です~。

特徴の一つは運指がアケタ式ではなく、ナイト式に変更
されているということ

低音部を押さえやすくする工夫がなされていて初心者の
方にもおすすめですよ!

型的には「RT-5C」で本来は息圧を必要とするパワフルタイプ
オカリナなのですが、このコラボモデルは「RS-5C」との中間
に位置する感じです。

なので....女性の息圧でも十分に安定した演奏が可能かと

あと、マニアック視点だと...初期モデルは明田川さんが
直接、作られてるんです~ \(^O^)/

山野楽器に最初に置かれていた白モデルがそれ!
(今のカラーモデルは違うのかな...。)

これは、記念すべき? シリアル1番
写真2.jpg 

アケタはヤマハにもOEM供給してますが、今回の
コラボモデルも間違いなく(一般アケタモデルと比べて)
高性能かつ安定感抜群

特筆に値するのは、やや「亜音」に近い安定性
を持っていて、ラフな息圧をかけてもそれなりに
均等化した(安定した)音色をデリバリーして
くれるんです。

高音部のファ、ミに息圧をかけすぎると音がすぐに
裏返ったり、音自体が出なくなってしまうオカリナ
が多い中...このモデル、かなり頑張ってくれます。

RT-5C(特別選定モデル)より5,000円高の15,750円

アケタシリーズの中では高級機種ですが、選択する
価値は十分にあるオカリナだと思います。

山野楽器でぜひ、試奏してみてください!


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魅力たっぷり&ハズレのないアケタの低音管(バス系) [メーカー系オカリナ]

アケタの「おすすめ」って実は低音管だったりするんです。

a-2.JPG

写真はT-12C、T-10F、T-9Gのバス管3本

不思議なことにアケタのバス系はまず、はずれがありません。

それに音色と響きがほんとうに良いんです。

あとCバス(T-12C)はアケタの中でも傑作中の傑作だと僕は
思ってまして、ソロ用としても十分魅力的!

値段もリーズナブルだし、店頭で見かけたらぜひ試奏してみてね!



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なんだかんだ言って憎めない「アケタ」ファミリー  [メーカー系オカリナ]

なんだかんだ言って「憎めないヤツ」

僕と同居している「アケタ」ファミリーです。

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知らぬ間にRT-1C、RT-2F、RT-3G、RT-5C、RS-5C、T-9G
T-10F、T-12C+α旧プリマ・マエストロと全ての調が
揃ってしまいました。(T-6E♭、T-8B♭は貸し出し中)

色んなオカリナを行脚してきましたがスランプ時なんかに
不思議とアケタを手にしたくなるんです。

良い意味でも悪い意味でも僕にとって「原点」みたいな
オカリナなのかな。

・いかにもハンドメイドって感じで...

・チープっぽいけど味わい深い

・当たりはあるけどハズレはもっと多い

・昔はよかったねー...みたいな過去形モード(ガンバレ~)

うーん、人間的すぎるじゃないか!
(おっさん化してきた僕を見るようじゃん...。)

そうは言っても同居してる13管は僕的に選りすぐった
個体で、他とは違う「きらめく特性」を持ってるんだよね。

いいヤツらと巡り会えたよ~

これからもヨロシク!


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僕とアケタの相性は決して悪くない? [メーカー系オカリナ]

チョー強行スケジュルーでセッション&ライブを終え
東京に戻ってきました。

今回はお遊び度が高かったので緊張もせず、大いに
楽しめちゃった...。

ブルースセッションを明け方まで延々とやってたので
何曲演奏したかも解らんちんです。

「アケタ」オンリーってのはお初だったけど、僕の
意志にバッチリ追従してくれてたなぁー

「当たり管」ていうのもあるけど僕とアケタの相性は
決して悪くないみたい

僕が主に演奏するジャズやポップスにめちゃマッチ
するしね!

今後は色んなシーンでアケタを試したいと思ってます。

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「バカ当たり」のアケタ RT-1C(ピッコロ)、RT-3G(ラリーゴ) その特性と倍音 [メーカー系オカリナ]

アケタに関しては色んな思いをぶつけてしまいました。

多くの方が「アケタ」でオカリナに出会い

その「アケタ」でオカリナから離れていく事実

残念ながら....

現在のアケタは初心者の方に自信を持っておすすめできる
メーカーではありません。

中、上級者でアケタをメイン管として選択されている方は
私の知る限り...極めて少ないと思われます。

なんだか救いのない状況にも感じられるのですが...

先日の卸倉庫【アケタ大選定大会?】では、とてつもない
「バカ当たり」個体を何本か発見できた事実はあるんです。

培われてきた技術とプライドが今も脈々と流れてはいるハズ
...僕は信じたいナア...(/_;)

(技術というよりも経営的な判断で今の現状があるように
思えてならないのだけど...。)

そんなアケタなのですが...

先日、何本か発見できた「バカ当たり」オカリナを僕はカナ~リ
無理して確保しちゃいました。
(アケタはもう一生分?揃ってしまったかも)

保有している(状態、性能共に納得している)「旧プリマ・
マエストロ」の個体よりも今回選別した「R」は全てに於いて
性能が上だったからなんです。

それと、今後店頭で選別できたとしても「バカ当たり」の個体に
この先巡り会える可能性は極めて低いと感じたし...。

下の写真はその「バカ当たり」RT-1C(ピッコロ)、RT-3G(ラリーゴ)たち

a-1.JPG

この4本、一番の共通特性は倍音の高音「ソ」、「ラ」までを
クリアかつ容易に出せること!

SC、SG管はアケタでなくとも倍音の「ソ」まで...

演奏に使えるかどうかは別にして(あれこれ運指を工夫すれば)
ナントカ出てくれる個体がケッコウ存在します。

でも倍音運指って複雑で自分で探さなきゃいけないのが難点...。
(楽しみでもあるけど...。)

今まで色んなメーカーのSC、SG管を試してみたのですが、倍音が
出たとしてもその運指は個体事にハチャメチャで規則性は無いように
思えました。

倍音が出るか出ないかはオカリナの形状に大きく左右(たぶん
細長いスタイルの管がでやすい=アケタ3G)されるでしょうし、
基本的には偶然の産物だもんね。

しかし、この4本のアケタは倍音運指が見事に共通していて
もうビックリ~(試した他の管も同傾向)

倍音「ソ」...左手1.2.3.4のみ、あとは開放

倍音「ラ」...左手2、左手(下部)親指のみ、あとは開放

これでいけちゃうんです。

それと「R」シリーズのRT-1C(ピッコロ)、RT-3G(ラリーゴ)は
下記の2特性に(大きな括りですが)分けられると感じました。

1)やさしい軽い息(低音~高音)でクリアな音色が出せる。
  ボリュームは押さえ気味だが繊細な響き

2)抵抗感のある吹き味で特に高音部ド、レ、ミ、ファは
 息スピードをしっかり上げていかないとピッチが合わない。
 音色に雑味はあるがパワフル&ダイナミック、感情表現
 しやすい。

僕の4本はこの2特性にズバリあてはまります。

繰り返しになって申し訳ないですが...これらのRT-1C、RT-3Gは
僕のお宝、一生モン
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剥げチョロ「ティアーモ・イタリアーナ」をメンテナンス [メーカー系オカリナ]

僕の一番の愛機は「ティアーモ・イタリアーナ 大沢モデル」です。

イタリアーナは先月リニューアルされたばかりで、表面処理が
ウレタン塗装(焼き)になりました。

僕のは旧タイプの「シェラニックニス」仕上げで、ニュータイプ
と比べると音色の締まり具合、透明感が異なるのかなーと

イタリアーナをリニューアルした最大の理由は「表面の剥げ」対策
と聞いています。

僕はその手の事をあまり気にするタイプではないので(使い込む
道具に対して)意識しなかったのですが...

先日、じっくり観察してみたらかなーり「剥げチョロ」...(--;)

僕のNo'1メインオカリナとして毎日手にしているイタリアーナ
ですので、水分が着きやすい吹き口部やトーンホール周辺の
ニスが剥げちゃうんですね。

なので、えーい....決断!

東急ハンズで「陶器用シェラニックニス」を購入し、自分で
全体的に薄ーく重ね塗り

t-1.JPG

応急処置的メンテを施してしてあげました。
(ちょっとブチになちゃったけど...)

2日ほど乾燥させ、吹いてみたところ....

うーん、いい!

音色がぐっと明快になった感じ

大満足&愛着もひとしおですぅ。

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自分のためだけに在る「アケタ RS-5C」と「ピエタ AC」 [メーカー系オカリナ]

最近、自分が心地よく感じられる音色、響きとかが急激に変わりはじめました。

西洋的で硬質、直進的な音色をどうしても受けつけ難くなってきたし...。

ややダークで哀愁を感じられる素朴な音色

ちよっと雑味が残っていて人間味のある音色

そんな音色に惹かれています。

ステージで演奏したりセッションを愉しむにはどうしても安定性重視になり、
自分の好むテイストを封印してしまいがち...

だから僕はティアーモとか亜音を撰んでしまう...。
(十分、音色にも満足してますが)

吹くことで(+手にして)心が和み、癒される...

僕にはそんな「自分のためだけに在る」オカリナが
別に存在します。

それが、この2本...(上から)

「アケタ RS-5C」、「ピエタ AC」です。
a&p.JPG

写真のイエローなアケタ(RS-5C)は先日の倉庫訪問で選りすぐった1本

基本性能の優秀さに加え僕の欲しい感性(先に書いた)をすべて網羅
してるんです。

軽くて取り回しが良く、低音ラ・シ~高音ミ・ファまでストレス無く、
情感たっぷりの音色を奏でてくれるし

どう吹いても破綻しない安定感、そしてパワー+表現力もある。

「S-5C/ソネット」本来の特性とは全く異なるから不思議

この1本に限っては間違いなく「亜音エル」をも越えている。
(アケタの「バカ当たり」かも...もう一生モノ)

なので、メイン管にしようか迷ってる次第

さて、もう一方の「ピエタ」

こちらはナーバスな要素をたっぷり含んでいて、一筋縄では
吹きこなせない難解さを持っている。

ベースに在る、わびさび系「哀愁」漂う音色はちょっと他に見あたらない

この音色こそ「火山久氏のDNAなんだ!」と僕は解釈しているのだけど...

ピエタは吹く日により本当に音色の「顔」が違う

それは僕自信の精神状態だったり体調が大いに影響しいていると思う。

だから音の一番「いい顔」が未だに僕には解らないのだ。

探求しがいたっぷりのピエタ...僕は一番好きかも


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最近のアケタ・オカリナに想う...。 [メーカー系オカリナ]

先日、アケタのオカリナを大量試奏(90本強)した感想ですが...

ざっくりだけど「外れも多いが、大当たりもある」って感じでしょうか。

「R」シリーズのクオリティは思ってた以上に高く、安定感も抜群

「大当たり」は間違いなくこの「R」シリーズに存在するハズ

「R」以外のレギュラー品は...

やはりというか、ザンネンナガラ...個体差が激しい

とは言っても...T-1C(ピッコロ)、T-3G(SG)、T-2F(SF)
の高音管とT-9G~T-12Cの低音管は音色の質、吹奏感(抵抗感)
の違いはあれど大ハズレ(=音がまともに出ない)は「そう多くない」
と思っている...。

ただ、高音部のクリアさ(雑音、風切り音が混じる)、伸びに於いて
相当の個体差(他メーカー、工房と比較)があるので複数試奏して
から購入されるのがベストだろう。

要注意(最大)なのは初心者が選択しやすい「AC管」ライン

「T-5C」の個体差は尋常ではない(S-5C/ソネットはソコソコ安定)

高音部を綺麗に奏でてくれる個体に巡り会う事は極めて困難
かもしれない...。

「R」シリーズの中でも「RT-5C」は一番個体差が激しかった。

試奏は必須であり、通販で買うのはもってのほか!

リスクがあまりにも高すぎるし、いきなりハズレを掴むと...

オカリナという楽器自体に幻滅してしまう原因になりかねない。

初心者は店舗で購入する際、ある程度オカリナに精通された方に
伴っていただき個体をチェックしてもらったほうが良い

これはアケタに限らずだ。

(´ε`;)ウーン…

僕は今、とても複雑な心境にある。

正直、僕はアケタが嫌いではない。

はっきり言うとファンだ。
(ファンだからこそ残念でならないのだ。)

大当たりの管も何本か保有しており、それらは換えの効かない
お宝&一生モノになっている。

なのに、時代がそうさせてしまったのか...

アケタは間違いなくオカリナを日本(世界へ)に広めた最大の功労者(社)だ。

反面...多くの入門者をつまずかせてきたのも、その「アケタ」ではなかったのか...

功罪は大きいと思う。

「あの頃はよかった」などと懐しまれるメーカーに成り下がってほしくないのです。

アケタさん、ほんとうにガンバッテください!

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