自分のためだけに在る「アケタ RS-5C」と「ピエタ AC」 [メーカー系オカリナ]

最近、自分が心地よく感じられる音色、響きとかが急激に変わりはじめました。

西洋的で硬質、直進的な音色をどうしても受けつけ難くなってきたし...。

ややダークで哀愁を感じられる素朴な音色

ちよっと雑味が残っていて人間味のある音色

そんな音色に惹かれています。

ステージで演奏したりセッションを愉しむにはどうしても安定性重視になり、
自分の好むテイストを封印してしまいがち...

だから僕はティアーモとか亜音を撰んでしまう...。
(十分、音色にも満足してますが)

吹くことで(+手にして)心が和み、癒される...

僕にはそんな「自分のためだけに在る」オカリナが
別に存在します。

それが、この2本...(上から)

「アケタ RS-5C」、「ピエタ AC」です。
a&p.JPG

写真のイエローなアケタ(RS-5C)は先日の倉庫訪問で選りすぐった1本

基本性能の優秀さに加え僕の欲しい感性(先に書いた)をすべて網羅
してるんです。

軽くて取り回しが良く、低音ラ・シ~高音ミ・ファまでストレス無く、
情感たっぷりの音色を奏でてくれるし

どう吹いても破綻しない安定感、そしてパワー+表現力もある。

「S-5C/ソネット」本来の特性とは全く異なるから不思議

この1本に限っては間違いなく「亜音エル」をも越えている。
(アケタの「バカ当たり」かも...もう一生モノ)

なので、メイン管にしようか迷ってる次第

さて、もう一方の「ピエタ」

こちらはナーバスな要素をたっぷり含んでいて、一筋縄では
吹きこなせない難解さを持っている。

ベースに在る、わびさび系「哀愁」漂う音色はちょっと他に見あたらない

この音色こそ「火山久氏のDNAなんだ!」と僕は解釈しているのだけど...

ピエタは吹く日により本当に音色の「顔」が違う

それは僕自信の精神状態だったり体調が大いに影響しいていると思う。

だから音の一番「いい顔」が未だに僕には解らないのだ。

探求しがいたっぷりのピエタ...僕は一番好きかも


コメント(4) 
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コメント 4

圭

自分の音に出会えるっていうのはすてきなことですよね

どんな楽器でもそのために四苦八苦するんでしょうね

でもそれも楽しいのかもしれませんね
by 圭 (2011-12-11 21:08) 

坊っちゃん( ´ ▽ ` )ノ

RS-5C、一回人のを見てぎょっ!としたことがあります。その当時、私の中にあったのはアケタの不信感で見るまでもないとさえ思ったくらい。
それがですね、このソネットいいのよ~とあるおばちゃんに見せられ、ヘェ〜と手に持って裏返した途端?あれ?これ、自分が見たアケタの仕事?と驚くくらい基本に忠実な歌口の造形だったのです。私が見たのは歌口なんてグチャグチャに乱れて崩壊してましたから←4〜5年前の店頭にあったものです。
その時思ったのは管ごとに担当分けがあり、その造形の基礎の確かさは、アケタはソネットを大事にしてるのかとさえ。

全部のソネットがそうなのかはわかりませんが、まだアケタは捨てたもんじゃないんだなぁ。とさえ。

バカ当たり、私も縁があればムチャ欲しい。
本来のアケタの能力全開のオカリナ見てみたい。

やはり、オカリナを広めた先駆者的な存在だけにすごく気になるのです。
by 坊っちゃん( ´ ▽ ` )ノ (2011-12-11 22:37) 

arata

圭さん こんばんは
僕はオカリナ探しの旅で彷徨まくりましたが、
今は心から和む音に出会えて満足しています。
あとは修行あるのみですね!
by arata (2011-12-12 19:52) 

arata

坊っちゃん( ´ ▽ ` )ノさん どうもです。
アケタの「バカ当たり」にノックアウト
でも、レギュラー品を手にすると...(=_=)トホホ

ああー、残念でなりましぇん。

アケタの潜在能力ってこんなもんじゃないよね。
きっと...。
by arata (2011-12-12 19:57) 

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