メーカー系オカリナ ブログトップ
前の10件 | 次の10件

アケタのオカリナを一気に大量試奏 [メーカー系オカリナ]

ご縁を頂戴した「楽器卸商」さんの保管倉庫へ1時間チョイほど
かけて足を運びました。

社長さんのご厚意で在庫している全てのオカリナを試奏でき、
気に入ったものがあれば卸価格で直購入できるという特別な
機会を頂けたからです。

倉庫に到着し、ちょっとこじんまりした別部屋に案内されると

そこにはプリマ楽器と記されている段ボール箱がドカーンと
山積みに~

あらためて...ビ、ビ、ビックリ (゚д゚)!

「R」シリーズも含め、T-1C(ピッコロ)からT-10F(アルトF)まで
200本はあったでのではないでしょうか。

今回は「アケタ」をリクエストさせていただいたのですが...

僕はどうしてもアケタの個体差及び「R」シリーズとレギュラー品との
差異を体感&確認したかったのです。

作り(外観)、音質(響き)、高音部の鳴り具合をチェックしながら

時間が経つのを忘れる勢いで(T-1C、T-3G、T-5C、S-5Cに絞り)一気に
90本ほどのアケタを試奏させていただきました。

「R」とレギュラーの先入観を取っ払った上で「これはスゴイ!」と
納得できるレベルの個体のみ、何本かをピックアップしたところ...

偶然にも...全て「R」付き(ナルホド納得)

その中から更に厳選した4管(RT-1C、RT-3G、RT-5C、+αT-9G)を
しっかり確保....ヽ(´ー`)ノヤッター

このような貴重な機会を頂けたことでアケタの現状&傾向をある程度
肌で感じ取ることはできたと思います。(感謝)
コメント(4) 
共通テーマ:音楽

メインオカリナにまた迷い もしかしてアケタへ? [メーカー系オカリナ]

最近、またメイン管(特にAC)に迷いを生じちゃってます。

月末には仲間とお遊び的なセッション演奏(ミニ演奏会兼)
も控えてるってのに...

今まではティアーモと亜音の2本立て

亜音は今更ではないが国内、いや世界「最高の安定性」を誇る
オカリナだと僕は思ってます。

極端な表現をするとオートクルージング機能を備えた高性能
オートマ車という感じ

初心者~ベテランまで安心して演奏に集中できるメリットは
ものすごく大きいよねー

ただ、僕が最近感じているのは...

「演奏者としての個性を出しにくい...表現というか遊べる余地」
があまりない...」ってこと (´ヘ`;)ウーム…

人間ってほんといい加減なもんで...

「安定性が最重要」って言っといて、それがクリアされたら今度は「遊びが足りない」
なんて平気で言えちゃう

何!...この自己矛盾

でもそう感じちゃってるからどうしようもない~

オカリナの持つ性能で技術不足をカバーできる個体ではなく...
自分でしっかりコントロールしてあげないと性能を引き出せない

そんなじゃじゃ馬的な個体に今はなぜか惹かれてしまう
(基本性能を備えていることが大前提)

気むずかしいオカリナであるほど他にはない表現力が宿ってたり
するから厄介

それと「クリア」=「心地良い」→「good!」

みたいな感じ方も最近なんだかよく解らんチン状態...。

ソルジェンテとかの西洋的でクリア&きらびやかな音色はほんとに美しい!

なのに...自分で吹いてるとなぜか...疲れちゃう

硬質でクリアな音色は今の僕にはキツイ

そんなこともあり...ここんとこ「アケタ」ばっかし吹いてる

DSCN4041.JPG

今のアケタに関しては賛否両論...っていうか、あまり良い話しを
聞いてはいないと思う。

それにも関わらず なぜ?って感じでしょ

僕は...なーんと、ここにきて「アケタ」をメインに据えよう!

マジで思い始めてるんです。

今のアケタに感じていること...また後日書きたいと思います。
コメント(2) 
共通テーマ:音楽

アケタ「RT-3G、RT-1C」オカリナ 「R」の魅力...その1 [メーカー系オカリナ]

最近オカリナ演奏が煮詰まり気味?なので滅多に吹く
ことのないSG管とSC管で遊んでます。

この2調...亜音、ソルジェテと持ってはいるのですが
今の僕はなぜかアケタの「R」シリーズに惹かれてたり...。

音色のクリアさやきらびやかさは断然ソルジェンテと
亜音なんだけど...アケタは良い意味で(洗練せれて
いない)昔のままのオカリナ然とした響きを残している
のが魅力なのかな

僕の持っているソルジェンテと亜音は軽め、かつ平坦な
息でも楽~に演奏できる性質をもっています。

アケタのレギュラー(T-3G、T-1C)もやや、息を食いは
しますが吹奏感に大きなクセはありません。

でも、僕の「R」シリーズ...先日RT-1Cでも触れましたが
ティアーモ・黒陶プロに近い重めの(抵抗感のある)吹奏
感があり、高音部へ上るにつれてかなりの息スピードを
要求されるクセものです。

僕のアケタ「RT-3G・ラリーゴ(白)、RT-1C・ピッコロ(ピンク)」
a-1.JPG

特に高音「レ、ミ、ファ」に関しては「ドッカン・ターボ」...イミ、ワカルカナ?
のような特性を持っててかなりのパワーを注入しないと
ピッチが上がりきってくれません。

そのかわり...ぐぐっと息圧をかけてあげれば、強烈に
パンチの効いた高音を奏でてくれちゃうんです。
(だけど、キンキンしてはいません。)

SG~SC管とかの調(高音管)ってメリハリ感というか抑揚感
が欠けがちになるんだけど、このアケタ「R」のじゃじゃ馬を
上手に乗りこなせればかなりの表現力(メリハリ)を発揮して
くれそう。

僕はクセの多いマニュアル車を操る愉しさを「R」に感じていて
...なんか、ひとり悦に入ってます。

コメント(5) 
共通テーマ:音楽

アケタ・オカリナ「R」シリーズの謎と愉しみ [メーカー系オカリナ]

最近アケタのオカリナを色んな意味で見直してる最中

あまりに定番的メーカーなので特性や良点を意識しながら
演奏したことなど殆どなかったから...

アケタにはアケタにしか出せない音色と響き、そして
オカリナ然としたトラディショナルなスタイルの魅力
があると思う...。

でも相変わらず個体差は大きいし、試奏しないで買う
行為はリスキー...ダヨネ~。

ところで、アケタには「」シリーズという特別なライン
存在している。

この「R」は通常モデルよりも2,000~2,500円ほど高い

お店によっては上級、高級モデルと位置づけていたり、より
ピッチが正確な特別仕様...云々、なんて言い方も...。

個人的に「R」仕様がどの程度、標準モデルと性能差があるの
かどうしても確認したかった。

僕もこれらの表記を鵜呑みにして勝手に解釈していたのだけど

自分で徹底的に検証するべく店頭&フェア等で標準モデルと
かなりの数を吹き比べてみた。

しかし...ガーン...何の差があるのかさっぱり解らない。

「R」であるのに音が出ずらかったり、掠れていたり...。

標準モデルの方が鳴りがよかったり...。

ええっ? どこが高級? どこがグレードアップされてるの?

(´ε`;)ウーン…悩む~ これじゃ眠れないよ。

いてもたってもいられなくなり、フェアで直接...

「R」シリーズとはなんぞや!....と販社、メーカーサイドに
聞いてみた。

そしたら、意外な返事が帰ってきてビックリ

「R」シリーズは単なる高級、グレードアップの位置づけではない
...とのことなのだ。

アケタの製作者、調律士...個人の視点で「これはちょっと面白い、
他とは違うね...」みたいな

所謂、テイストってやつ

何かの基準があって、それ以上の出来から...ハイグレードという
意味ではなく、どちらかというと「個の特徴」重視なのだ。

だから選別理由はバラバラで正直、僕たちには解らない。

つまり買うサイドに「それを見つけて」愉しんでほしいと
いうわけだ。

うーん、これはある意味大胆な発想ではないか

まるでオカリナ界の故・立川談志だぁ!

「俺の一捻りしたテイストが解るやつだけがついてきな~」
...みたいな

それを聞いたら僕はなんか妙にアケタという会社が
愉しめてしまうような感じがしてきた?

そこで久しぶりにアケタの現行品「R」シリーズを入手

このRT-C1はピッコロ管のクセに異常に息圧が必要で高音部に
行けば行くほどに(比例して)息スピードを強くする必要がある。

オオサワ・ノーブルのPC管も強烈だがそれ以上

初心者の方がこのオカリナを手にすると、高音部が全く出ない
欠陥品だと思われてしまう...カモ。

僕は単に自分の吹奏スタイルに合った「表現力」の高い
オカリナだから...という理由で入手した。
(音色もキンキンしていないし...)

だから「R」の意味も意識しなかったし、理解もできて
いなかった。

昨日このピッコロ管を吹きながら...

どこが「R」なんだろ...「息圧必須の癖アリアリ」が
そうなのかな?

僕はピッコロ管、SG管共に倍音を使った演奏はしないので、
どこまで倍音=+α高音が出るかなんて確認することは
まぁーずない。

ちょっと遊び半分でこの「RT-C1」をチェックしてみた。

c-1.JPG

そしたら、ナント...高音ファの上、ソ・ラ・ラ♯まで
いとも簡単に出てくれちゃうじゃ~ありませんか!
(演奏に十分使える綺麗な音色で)

c-3.JPG

写真のトーンホール数を見ていただければ解ると思うけど
この個体は低音「ソ」まで出る。

c-2.JPG

(なんか謎解きのポイントがちょっと解ったような...)

低音「ソ」から高音「ラ♯」までをカバーする最強の?
ピッコロ管...(゚д゚)!

うーん、「R」シリーズ恐るべし

c-4.JPG

僕は他の「R」シリーズの謎解きもしたくなってしまったぞ。

やばいじゃないか....。

コメント(1) 
共通テーマ:音楽

40年前のオールド・アケタ(プリマ)オカリナ [メーカー系オカリナ]

ウイルス持ちのため...自宅謹慎(療養)中です。

体調めちゃ悪なのでオカリナと戯れて気を紛らわそうっと...。

さて...僕は現行の「アケタ」を探求のため何本か手にしましたが
どうも相性がよくなく、今は一本も保有していません。

このところクオリティーがアップしてるとの噂は聞いているのですが
やっぱし個体差は激しいかな~...特に5C(AC)は

この写真は約40年ぐらい前のオールド・アケタのMC管(現在の5C)

a-2.JPG

プリマ・オカリナ」と呼んでた時代、当時の企業名は「レル民族
楽器研究所」でした。

a-3.JPG

明田川カヅさん、火山久さん、中塚純二さん、高橋美則さんが全盛期
の頃の作品になります。

サイドに刻印されている「羊」ちゃんマークがその証
(この羊ちゃんマーク付は貴重だよ!)

現行と比べると、やはり造りが丁寧だなーって思う。

塗りも味わいがあって綺麗だもんね。

現行アケタの素朴(ガサツ?おおらか)で明快+豪快な音色に対して
「オールド・アケタ」はよりマイルドで繊細、感情表現の幅がある感じ。

僕はオールドの響きが好きだな~

個体差かもしれないけど、高音部は胸に引きつけなくても安定した
クリアな音色を奏でてくれるし、ピッチも正確

だから...もう、手放せない一本なんです!

先日の楽器フェアで明田川さんの生演奏に触れ、ちょっと話しも
させていただきました。

アケタのスピリッツというか方向性をチラット垣間見た感じです。
(後日、記そうと思います。)

この「オールド・アケタ」の参考音色ってことで
もろびとこぞりて-賛美歌112番
play by arata


コメント(4) 
共通テーマ:音楽

ティアーモ「イタリアーナ」オカリナのリニューアル 製作者と話しをさせていただいて... [メーカー系オカリナ]

ティアーモの「イタリアーナ」のリニューアルがどうしても釈然としない。

たまたま製作者の吉田さんと話す機会(楽器フェア)を得たので
ストレートに質問させて頂いた。

「なぜ、シェラニックニス仕上げから素焼きにしたのですか?」と...

吉田さんの回答は、楽器店の情報とは異なっており直接聞く事の
大切さをあらためて知ることになる。

顧客のクレーム(要望)は「結露」では無く、シェラニックニスの
耐久製とのこと

唾液で常に濡れる吹き口部が特に落ちやすく、アルコール系溶剤を
含んだクリーニング液にも弱かったようだ。

確かに僕のイタリアーナも吹き口部分のニスが剥がれてブチになってる。

個人的には「別に?」...って感じ

そもそもオカリナをアルコール系洗剤で拭いちゃうなんて考えられないしさ...
(だめでしょ!)

色んな人がいるのでメーカー、製作者もタイヘン

あと、素焼きではなく「ウレタン仕上げ」を施しているという事実も!
黒陶と同じだそうだ...。

吉田さんに「良い悪いは別にして今回のリニューアルで音色が変わって
しまったように思えるのですが...」と聞いたら

「確かにそうかも知れないね」とあっけなく認められちゃった。

あらら...。

吉田さん的には「シェラニックニス」のほうが好ましいと思われているん
じゃないかな~(僕はそう感じた。)

だけど...(´ε`;)ウーン…

「シェラニックニス」のイタリアーナは在庫限りで、今後は全てウレタン塗装
(リニューアル)となる。

新・旧の製品が市場に混在しているうちに吹き比べてほしーな~

コメント(2) 
共通テーマ:音楽

ティアーモ 「イタリアーナ」のリニューアル あまりの変化に愕然 [メーカー系オカリナ]

先日、都内某楽器店の「オカリナ」コーナーへ久し振りに
足を運びました。

ソルジェンテが3本ぐらいあったかな~

それと...ううん? 不思議な1本を発見

「ティアーモ」なんだけど形は黒陶&イタリアーナっぽい

見た感じは「素焼き」風...なんじゃこれ?

担当者に聞いてみたら...なんと!

「イタリアーナ」がリニューアルしたとのこと

まだ市場には殆ど出回っていないらしい

僕は「イタリアーナ・大沢モデル」を愛用しているので、
なぜリニューアルする必要があったのか、めちゃ気に
なってしまった。

担当者曰く...「結露現象(水分で音が出なくなる)改善のため」
だそうだ。

そんなにもクレームというか、要望があったのだろか?

僕自身、イタリアーナで結露現象が起こったことは一度もない
しな~

そのリニュアール・イタリアーナを早速試奏させていただく
ことにした。

比較するために旧タイプ(になってしまった)のものと平行
して吹き比べることに

まず、一番の違い(見た目)...というよりも全てかな

前イタリアーナには自然素材のシェラニックニスが全体に
かけられていたけどリニュアールされた個体はテコラッタ
の素焼きで肌色に近い

どひゃ~....吹いてビックリ!

全く別モノの音色なのだ。

非常におとなしめの柔らかな音色と言えば聞こえは
いいけど...(´ε`;)ウーン…

イタリアーナの特徴であるクリアできらびやかな
音色が全く影を潜めてしまったのだ。

またグッと前に出ていく音のスピード感、明快さも
失なわれてしまったように思える。

これはショックだった。 ヽ(´Д`;)ノアゥ...

リニューアルされたイタリアーナと同様の「素焼き的
柔らかさ」の音色を持った国産オカリナは正直たくさん
存在する。

唯一無二の音色を持っていたにも関わらず、あえて?
特徴を消したかのような方向性へもっていった事が
吉と出るのだろうか?

個人的には残念でならない。

旧タイプが残っているうちに予備でもう1本確保しと
こうっと....。

DSCN3692.JPG
コメント(4) 
共通テーマ:音楽

ティアーモ・オカリナ 大沢選定モデル(AC)の特徴 [メーカー系オカリナ]

ティアーモの黒陶プロ・AC(大沢モデル)とイタリアーナAC
(大沢モデル)が完全にメインオカリナになりました。

「大沢選定モデル」は大沢聡さん本人が納得できる個体を
撰び、微調整(内部研磨含め)を施したオカリナでして
なかなか入手が難しいオカリナでもあります。

thiamo.JPG

関東では山野楽器・銀座店、関西ではJEUGIA京都・三条
本店にたま~に在庫してたり...。

僕の保有するAC管は「合奏用」モデルがベースになっては
いますが息量、ボリューム、吹奏感はソロ用と合奏用の中間に
位置しているように思えます。

一番大きな違いは高音部、ミ・ファが息圧にしっかり追従してくれて
破綻しないことじゃないでしょうか
(ノーマル合奏用だとffで高音部を吹くと破綻しちゃうし...。)

通常価格より1万円高いのですが、その価値は十分あるように
思えます。

久しぶりに「カッチーニのアヴェマリア」をチョーいい加減に吹いて
みましたが、この曲を他メーカーのAC管で吹くと後半の最高音
「ミ」あたりが掠れたり、うまく鳴ってくれないことが多々あります。

この大沢モデルは高音部までしっかり上がりきってくれるし、
クリアかつ力強く響いてくれます。

盛り上がりフレーズに高音部「ファ、ミ」が出てくるのですが、
優しく息を入れなくちゃいけない神経質なオカリナを選択して
しまうと曲調に合わずしょぼい演奏になってしまいます。
高音部がしっかり息圧に追従くれるAC管は貴重かな~
コメント(0) 

これからもティアーモと亜音をメインに...。 [メーカー系オカリナ]

メインで使用していたティアーモ・イタリアーナ
「大沢モデル」を机から落として割ってしまったので...

悲し~...。・゚・(ノД`)・゚・。

悩んだ末、ティアーモ・黒陶「大沢モデル」を
購入してしまいました。

吹いてみた感想だけど、イタリアーナよりも
大らかで、太めの音が出ます。

もちろん表現力はすばらしい!

クリア(繊細さ)さと円やかさはイタリアーナかな~

亜音のAC管以外は全く手をつけてなかったので
今日はこの2本をちょい吹きしてみました。

・ティアーモ・黒陶「大沢モデル」AC管
・亜音オーダー SG管
thia,p.JPG

五十嵐浩晃の「サマー・トワイラト」という
ちょっとセンチな曲を耳コピでちょい吹きしてみました。
録音が悪いので音色サンプルになるかどうか....
(前半:ティアーモ・黒陶AC、後半から亜音のSGに
持ち替えてます。)
Play by Arata

ちなみみに元曲です。 五十嵐浩晃「サマー・トワイラト」

コメント(1) 

横浜で楽器店巡り 「POPOLO」オカリナを試す       [メーカー系オカリナ]

今日は横浜地区の楽器屋さんを3店舗ほど巡り、かなりの
本数のオカリナ(AC管メイン)を試奏してきました。

今まで縁がなかった(実は敬遠していた...。)「POPOLO」
の特性を徹底的に掴みたいと思ったから

「POPOLO=谷口工房」さんは、ナイト(大塚楽器)が
オカリナを内製しきれていなかった時期にOEMを
されていた工房だと聞いてます。(間違ってたらゴメンナサイ)

6-7年前のナイトオカリナが手元にあるけど、アケタ
より音色が薄っぺらく音程も不安定(スミマセン酷評)

デザイン&作りこみ共にチープ...。(私感)

そんなイメージがあったのでなんとなく敬遠しちゃって
たのです。

現在の「POPOPLO」の主軸は下記の3ライン

★スタンダード(AC):5,775円
★漆 調(AC):10,500円
★コンチェルト(AC):15,750円

スタンダードは入門用の意味合いが強いライン

s.jpg

ティアーモ「スタンダード」、ナイト「スタンダルド」が
お値段的にも競合商品(量産工房&メーカー系)

このラインは正直似たり寄ったりで、個体差も大きくハズレを
引くと音程はひどいし、高音がでずらかったりする。

全体的な安定感はティアーモなのだけど、僕が試奏した
3-4本はなぜか高音が掠れ気味(風切り音が多い)だった。

結果、一番安定していたのが「ナイト」、殆ど差が無く
「ティアーモ」......→そして「POPOLO」という感じ。

入門用として手頃な値段のラインではあるけれど、個人的
には(本音)どのメーカーもおすすめできないんだよね~

このラインを入手しても(ゼッタイ)早々に満足できなく
なっちゃうから....。(上位ラインがほしくなってしまう。)

さて、次はミドルラインの「漆調」

u.jpg

見た感じは良い艶があり、そこそこ高級感はある。

でもラッカー臭が強く僕はかなり気になった。

このラインの競合商品はアケタ(T-5C、S5-C)と
ナイトのアンサンブルかな
(ティアーモはこのラインがない)

「漆調」は音の立ち上がりも良く音色はクリア

だけど柔らかさも併せ持っていて本格的な演奏にも
対応できるレベルだと思った。

ただ、なんとも高音が出ずらい...(ネックかな~)

4本ほど試したけど全部同じ傾向、胸に抱え込む姿勢で
吹くとなんとか出てくれる...という感じだ。

たまたまかもしれないけど在庫していたアケタはどれも
鳴り、響きがすばらしくピッチも安定

音色の深みは他2メーカーと比較すら出来ない感じがした。

このラインはコスパ的にも「アケタ」が飛び抜け、続いて
「POPOLO」、「ナイト」という感じ。

ただ高音の出しやすさはナイトのアンサンブルの方に
分があると感じた。

最後は高級ラインである「コンチェルト」

c.jpg

黒陶(炭化焼成)モデルであり見た目にも高級感がある。

握ったときの質感も良く、重量バランスもgood!

吹き口に唇をあてた時の感触も良い(僕的に重要)

3ラインの中では一番息量が必要だけど、音色は黒陶
独特の柔らかさがあり、響きも円やかだった。

ティアーモの黒陶よりも音色は繊細な感じ...。

ピッチも安定しており息スピード変化への追従度も高い。

高音部はやや優しく息を入れてあげれば吹く角度を
あまり気にせずとも綺麗な音色を奏でてくれる。

全体的によくまとまったオカリナだと思った。

15,000円付近のオカリナは所謂「工房系」の標準ゾーン

「亜音」、「木村」、「インフィニティ(みるとさん)」
「さくら」、「ピエタ」、「早川」、「心」、「天音」、「悠」、
「風雅」...etc

と、個性溢れるオカリナがたーくさん...。

その中でも「POPOLO・コンチェルト」は十分個性的だし、
安定性、演奏感共に優れていると僕は感じた。

「亜音」の次におすすめできるオカリナかも
(1.5万付近のオカリナでは)
コメント(0) 
前の10件 | 次の10件 メーカー系オカリナ ブログトップ
ルミガン
ラシックス

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。