『オカリナ界の祖』アケタ最大の経営危機 [オカリナ雑感&How-to]

アケタが経営的に最大のピンチを迎えており、会社存続のためにクラウドファンディングを行なっている

その内容は・・「既存シリーズをアケタガワ氏が選別+調整」するというものだ
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これはあまりに哀しく、切ない

まさに苦肉の策だ

アケタは厳しい経営状況を何度も耐え忍んで、現在がある

アケタはなんといっても「日本オカリナ界の祖」である

アケタ無くして日本のオカリナ界を語る事は出来ない

ただ、今の経営危機は社会状況(コロナ等)だけではないだろう

あくまでも私見だが、伝統という呪縛+プライドが邪魔をして進化を拒んでいたのかもしれない

それが、『アケタ』でもあるのだが・・

先程、僕はクラウドファンディングに投資した

アケタ製品に今更、期待するものは無い

ただ、単純に日本から『アケタの灯』を消しては絶対にいけない!・・と思ったからだ

オカリナファンはどのように感じているのだろう

見守ってほしい・・

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国内オカリナ工房の台頭と量産メーカーの現在 [オカリナ雑感&How-to]

この数年で日本国内、外では工房(作家)も劇的に増え、オカリナの選択肢は増えた

また、各工房がプロデュースするオカリナの多くは国内量産メーカーの「クオリティ」を凌いでいる

量産メーカーのアケタとナイトの進化はどうなのだろうか?

ある意味、オカリナには「進化」とは対極にある「変わらない哲学、変わってはいけない哲学」が存在する

その功罪は別にして・・

既に国内量産メーカーのオカリナを選択する意味は希薄化している

先ほども記したが、安定感、音質、トータルコストパフォーマンス等、全てに於いて工房が上回っている現実がある

現在、プロ、ハイアマチュアでアケタやナイトをメインに据えている方がいるだろうか?

僕はこのところ大陸系(中国、韓国、台湾)の量産オカリナを吹く機会が増えてきた

これがまた、凄過ぎる進化と性能なのだ

個人的には「個体差が激しく、雑な作りと調整」のイメージが強い大陸系オカリナを避けてきた

しかし、その先入観はここ最近で誤っていたことに気づいた

今では、「国産オカリナは大丈夫なのか?」という、危機感さえ感じている

次回はその事を実感した大陸系オカリナを紹介したい

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ルミガン
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