「SAKURA WAYTA」オカリナ その2・・・音色もナカナカ味わい深い [工房系オカリナ]

オカリナの特性は歌口の形状や、その周囲の造り込み(壁)を観察すると・・・

何とな~く、音色や響きを想像できる・・・ものだと思っていました。

しかし、今回入手した「SAKURA WAYTA」は、想像とは全く違う特性を
持っていてビックリ!

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とにかく、ストレートな息をバンバン入れてしまってNO問題

・・・っていうか、カンターレ的な繊細な息をいれても、殆ど意味がないのです。
(良い意味で!)

初心者の方は、どうしても「吹き込む」意識が強いので、安定感重視のオカリナ
(亜音、ティアーモ、フォーカリング等)じゃないと高音部が奇麗に出なかったり、
音程が不安定になりがちです。

その点、「SAKURA WAYTA」は「安定感」タイプのオカリナに属するのかな~と・・・

それは、「ストレート」な息を入れる・・・と言う条件で!

とにかく、息質を気にせず、「オカリナそのもの」を気軽に楽しむってことでは最適な
オカリナじゃないかな・・・と思ってます。

前にも書きましたが僕的には・・・

「旧プリマ・マエストロ」と「ヨシツカ」の中間にある、音色の味わいがあると感じています。

特に中低音は「ヨシツカ」的かなーと

あと、現行アケタの「R」シリーズと吹き比べると安定感と音色の味わいで「SAKURA
WAYTA」が勝っていると思います。

あと、ムチャな息を入れても破綻しずらい許容力もこのオカリナの「ウリ」でしょう。

「ストレート」な息専用・・・みたいな言い方だと、そこそこオカリナを深めた方は・・・

「味気ない音色なんじゃな~い」みたいな感じを持たれるかも知れませんが、この
オカリナはそんなことはありません。

十分、演奏者の情感を込めることができる音色と、味わいがあると思います。

また、ダメ録音ですが2サンプル、音色アップしときました。

低音~最高音(ファ)まで・・・特に高音部は旧マエストロ、ヨシツカ的な哀愁含みの
ハスキーな感じが特徴かなーと



部分部分でムチャな荒い息を吹き込んでますが、なんとか破綻せず保ってます・・・
ピッチは上下しますが完全に裏返ったり、音が掠れて出なくなることはありません。





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