オーディオ&BCL(new3/new7で評論) ブログトップ
前の10件 | 次の10件

「fokus Mystique」と 「初代Pro」は傾向が異なる『兄弟機』として両立する! [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

本機「fokus Mystique」、「初代Pro」共にエージングも含め約80時間を超えて聴き込みましたので比較も含め結論出しをしたいと思います。

あらためての結論ですが、本機は「初代Pro」の進化系としての後継機では無く、音質テイストが異なる「兄弟機」という位置付けであると確信しました。

「初代Pro」は解像度が高く、荒々しさと疾走感が同居した濃密サウンドを強烈に押し出していくタイプです。音場は決して広く無く、ボーカルも近いですよね。

本機のベース音質ですが「Pro」の延長線上にはありますが、各帯域での分離感と定位感がより高められた事により全体バランスが整えられ、ジェントルなサウンド傾向となっています。特に高音部の繊細さと抜け感は特徴的です。

次に「pro」との大きな違いになりますが、それは「音像がやや遠くに構成されている」ということでしょう。間違い無くボーカルはやや引っ込み、全体にリバーブが薄くかかったようなサウンドになっています。しかしこの特色は決してマイナスではなくサウンド全体をリラックスして俯瞰で捉えるには良いと思います。「Pro」のようなダイレクト&疾走感のあるパワーサウンドとはかなり真逆にあるとも言えます。

「初代Pro」のサウンドに惚れ込んでいる方が本機を「純粋なバージョンアップ版」として期待してしまうと肩透かしをくらってしまうかもしれません。なので買い替えを考えられている方は時間をかけての試聴が必須です。

本機のサウンド傾向が「優等生っぽくてつまらなくなった」、「改悪だ」と思われてしまう「初代Pro」ファンは一定数は出て来るように思えます。
この2機種は良い悪いではなく、もう『好み』でしかないでしょう。

超個性的で唯一無二感のある「初代Pro」とジェントルでオールラウンド性の高い本機のどちらを選ぶかは、あなた次第です。

「初代Pro」と「mystique」は聴くジャンルとその日の気分で使い分け可能、両立する関係性だと実感しました。
8788BFB5-2C53-4EE0-9DD8-D584E0C5E4EA.jpegE417779D-BFEA-47D8-AD77-53693F5A2E38.jpeg
コメント(0) 

SONYの知見を全て注ぎ込んだ『高機能&高コスパ』DAP「SONY WALKMAN ZX707 」 [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

1月27日の発売日にSONYストアからZX707届きました。殆どエージング無しでのファーストインプレッションとなります。(使用したイヤホンはANDROMEDA2020)

私はWM1AM2、ZX507も保有してますので簡単な比較コメントもしようと思います。

先ずはディテールですがスクエア&スタイリッシュで持ち易く、ZX507よりもサイズはかなり大きくなりましがとても軽快に感じます。
出力両端子周りがワンポイントでゴールド仕様になってますが、このデザインが高級感を高めてますね。

今回も純正のレザーケースも合わせて購入しましたが、やっとまともなケースをSONYは提供してくれました。質感もよくスタイリッシュでしっかりと本体をカバーしてくれます。底面の凹凸の作り込み、ディテールがクールで最高です。

さて肝心の音質ですが(DIRECTで音質調整機能は一切使わない状態)、個体さがあるのかもしれませんが(私のシリアルは300番台)エージング無しでも低音の暴れや、モコモコとしたコモリを感じませんでした。このままでリスニングしながらエージングを済まそうと思っています。

4.4バランスの初期出音ですが、解像度が高く繊細ですっきりとしたサウンドです。低音はタイトで引き締まっており、高音部はキレと伸びやかさを感じました。WM1AM2の方が低音の沈み込み&音粒の濃密感はやや上かもしれませんが正直、大きな差は感じませんでした。音場の広さや定位感も同等だと思います。ただ、WM1AM2と比べて音質の優劣というよりも本機は傾向が異なるという感覚です。サウンドはスッキリ&軽やか、艶やかさというよりも明るく鮮やかな音調だと感じました。現行のJ-pop&打ち込み系サウンドにはぴったりだと思います。ただjazzやアナログ系oldサウンド(特にボーカル)をじっくり聴く場合は音に深みと艶やかさがあるWM1AM2&WM1ZM2の方がマッチすると思いました。

全体的な感想となりますが、画面サイズはWMIAM2と変わらないのにも関わらず軽量で、Socの違いもありレスポンスのサクサク感が全く違うのです。じっくり聴き込めば音の深みという点では上位機種にアドバンテージがあると思いますが、大きな差はありません。本機は既にZX507と比べるべき機種ではありません。上位機種の知見をコストギリギリの中に注ぎ込んだ「SONYの現時点で最高コスパ&機能DAP」だと言って過言では無いでしょう。

◎家でじっくり高音質(4.4バランス)&有線イヤホンで聴きたい!

◎軽量&持ち運んでもTWS&サブスクを高音質で聴きたい!再生時間も十分欲しい!

◎動画も「綺麗な画面+高音質」で見たい!

これら全てを満たす機種はまさにZX707ではないでしょうか。

これだけ全てのバランスが整っているDAPは現時点では見当たりません。

これは絶対に『買い』です!既にSONYの名機としての香りが漂っています。

C666A428-F077-4909-85BA-FE1F35255F37.jpeg99D44E97-442F-4AC3-979E-9B4B3F923135.jpegB3E0B873-338D-409E-9985-E23C0D234B61.jpeg
コメント(0) 

「性能×機能×コスパ」で敵無し!ifi audio最強のハイエンドアンプだ! [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

多くのポータブルアンプを試してきましが、そろそろ終止符を打ちたいと思い「ifi audio」の両フラグシップを思い切って導入しました。(フジヤエービックさんから)

据え置きハイエンドアンプの選択肢はそこそこ多いのですが以下の条件&理由で本機に絞り込みました。

①コンパクトで軽量 
②カスタムIEMからハイインピーダンスのヘッドホンまで幅広く適正に駆動出来る 
③出力形式が豊富 (特にバランス4.4mm&バランスXLR)
④幅広いヘッドホンの特徴に最適化可能なフィルターや音質調整機能 を備える
⑤真空管とソリッドステートの切り替え可能なハイブリッド

結果的に全ての条件を満たしてくれたのが本機でした。100万を超えるハイエンド据え置機、数台と聞き比べをしましたが音質クオリティは同等、それ以上のコスパがあります。ifiの凄いところはハイエンドのゾーンでも圧倒的な性能とコスパで対抗出来てしまうところではないでしょうか。

上記の①から⑥に近い条件で据え置ヘッドホンアンプをお考えなら、いきなりですが『絶対に本機はおすすめ』です。(金額に折り合いがつけば)

さて、音質なのですが『Pro idsd signature』と組み合わせているためフィルターやDSD、加えてソリッドステート×真空管の掛け算もあり、かなり幅広での変化を創り出してしまうのです。ですので一概に「このようなサウンドだ!」と言い切るのがとても難しいのです。

ベーシックな傾向としては『micro IDSD signature』のサウンドを極上に昇華させたイメージがあります。とにかく癖がなく原音に忠実なハイエンドピュアサウンドで、圧倒的な静寂感(S/Nの素晴らしさ)の中から緻密で精細なサウンドを紡ぎ出してくれます。

本機はとにかくオールラウンダーであり、機能&性能的に弱点が見つかりません。
私は十分に満足しており、デスクトップオーディオの旅路に終止符を打つことが出来ました。

『Pro idsd signature』との組み合わせは最強ですが、機能的に被る部分も多々あります。しかし両機のサウンド機能を掛け算することにより、あらゆるヘッドホンへの最適化と音楽ジャンルに関わらず好みのサウンドにチューニングする事が可能となります。

本機と『Pro idsd signature』の組み合わせならば性能&機能的に陳腐化することなく末永く音楽を楽しむことが出来るのではないでしょうか。
A864111C-04F4-4911-941E-9C541456D4C5.jpeg65BE4EE5-2D4D-4BBB-B2A8-32E042DBCF68.jpeg
コメント(0) 

新作のSONY 「WM1ZM2」と「WM1AM2」を手にして [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

SONYファンでもある僕は清水の舞台から飛び降りる心境でWM1AM2(約15万)とWM1ZM2(約40万)を確保し・・(⌒-⌒; )  半年以上が過ぎました・・ので、初代との簡単な比較をさせて頂きました。

初代1Zと1ZM2の比較ですが、あらためて初代の音の深みと温かみ、そして低音の品格ある沈み込みを感じました。M2はピュアオーディオ的な透明感のある美音で、初代のような重厚感と深みはやや薄いと僕は感じています。

次は初代1Aと1AM2ですが、この2つは音質傾向が大きく異なります。初代はパワーとスピード感を併せ持ってのメリハリサウンドで荒々しさも内在していました。また1AM2は1ZM2のサウンド傾向に近いため単純な「初代からの進化」的な流れでもないと感じました。ですので、初代のサウンドが気に入っているのなら買い替えないのもアリだと思います。

さて新作の1ZM2と1AM2の違いですが、1ZM2の方が解像度の高さと音場の縦×横の拡がり、強い透明感を感じます。極めてピュアオーディオ寄りのサウンドとなっています。ただ、間違いなく1AM2の『サウンド傾向』は1ZM2と同一線上にあり大きなダウングレード感はありません。1AM2は音質的にややクールで爽快感のあるサウンドです。この2機種は上位〜下位ではなく『よく聴くサウンドジャンルで選択する』ということが賢明でありましょう。
old-jazzやクラシックなら1ZM2、スピード感のあるサウンド&オールラウンドに聴きたいなら1AM2で良いと思います。

signatureシリーズの新旧比較をあらためてシンプルにまとめてみました。

・新作のM2、2機種の音質傾向は同一線上にある
・新作M2、2機種(特に1ZM2)は極めてピュアオーディオ寄り、解像度が高く滑らか、分析的なサウンドでありモニターチックな美音サウンドである
・芳醇で温かみのあるサウンドが好みで有れば初代1Zという選択肢もある
・スピード感とメリハリ感、オールラウンド性を求めるなら初代WM1Aでも十分
・サブスクメインならM2への乗り換えで問題なし

初代をお持ちの方は新作M2をしっかり試聴されて、乗り換えるか、使い分けるかを判断されてください。

私は結果的に『乗り換え』ましたが、資金的に余裕があれば新旧を使い分けたいと心から思いました。
両機種にそれぞれの魅力があるからです!

素敵なSONY WM(xxx)ライフを!
71698B60-05F6-4FAA-B710-A3629EE784BB.jpeg
コメント(0) 

日本が誇る究極の開放型ヘッドホン『ATH-ADX5000』 [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

所謂ハイエンドヘッドホン&オーソドックスな機種は一通り保有はしてきましたが、開放型としてはSennheiserが私の基準中の基準となっていたこともあり本機との縁は遠かったのです。(店舗試聴は何度かしている)終売が近い兆しもあり、思い切ってバランスケーブル「AT-B1XA」と併せて新品購入しましたが約30万という金額に手汗が出てしまいました。

さて、本機は熱狂的ファンは多いのですが何故か微妙に評価が定まっていません。じっくり聞き込むほどに「アンプ」、「ケーブル」、「バランスorシングルエンド」、「音源の質」の組み合わせ&クオリティによって大きく音の表情が変化していくのです。どれが「素顔」なのか戸惑ってしまうところが一つの理由なのかもしれません。

本機を語る上で先ずは超絶的な軽さと装着感の素晴らしさです。ハイエンドヘッドホンでは間違いなくNo.1でしょう。とにかく長時間聴いていて装着している事を意識せずにいられるって凄い事です。軽いと言うことはメリットしかありません。

さて、肝心の音質です。上流のクオリティで大きく変わってしまう傾向はありますが、普遍的な傾向は掴めます。圧倒的な解像度、リアリティ抜群の音場と各楽器の定位感は素直に感動します。ただクールなモニター系では全くありません。またSennheiser800sとも趣きは大きく異なります。

本機と800sの最大とも言える差異は「ボーカルの距離感とリアリティ」です。800sは劇場のような広いステージからボーカルを中~後席で俯瞰的に聞く感じです。私がよく聞くcity pop、AOR、fusion系のサウンドだとパッションは感じません。(正直、相性が悪い)

本機の場合はひとことで言うならボーカルが驚くほど浮き上がり、そして近いのです。その再現性が驚異的で唇の動きや吐息の繊細な表情さえも描き出すのです。サイド、バックの楽器、コーラスの定位も絶妙で最適なリアリティ溢れるサウンドステージを構成してくれます。

高音は綺麗に伸び切り、刺さるギリギリのポイントで最適の表現をしていきます。低音はとてもタイトで全体バランスを崩さない絶妙な量感と沈み込みですね。
純正のバランスケーブル「AT-B1XA」と組み合わせると低域はより深みを増し、全音域の音粒一つ一つが2ランクほどリアリティ化します。ある意味大きな変化ですが、本機との組み合わせは性能を引き出す最適解では無いでしょうか。+4万を投資する価値は十分あります。

そして最後に重要な音質の特徴ですが、開放タイプで解像度が高過ぎると耳障りが悪くサウンドに冷たさが出がちなのですが本機はなんと真逆です。

オーディオテクニカの練られた音質テイストというか、とにかく出音が上質で華やか、煌めき溢れるているのでパッションが凄い!凄すぎます。

このような傾向の開放タイプヘッドホンはちょっと見当たりません。間違いなく唯一無二の存在でしょう。オールラウンド性も抜群ですが、スピード感のあるサウンドの方が表現は上手かも知れません。

もっと早く出会うべきだったとつくづく思いました。本機は究極かつ開放タイプヘッドホンの最高峰であることを確信し、オーディオテクニカ&日本の技術スピリッツに感謝したいです。
71B9151A-8E18-49E7-B363-E4090EA11F9A.jpeg7E0DB846-7E20-4B00-B7AF-C551816C5B92.jpeg
コメント(0) 

MHaudioのミニマルでスタイリッシュなサウンドシステム [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

僕は各方面(価格com他)で『ポータブルオーディオの評論』活動もしています。音楽配信ビジネスやFMラジオ局の経営に携わってきた事もあり、音楽、そして「音質」そのもの』に人並み以上の拘りを持っていたりします。


自らオーディオ製品を購入し(メーカーからの貸出品は受けない主義)のべ260機種ほどを今もWeb上に辛口公開中です!(ペンネームは秘密)


さて、ここからが本題・・

都心のマンション事情だと『本格的なスピーカーシステム』でのリスニングが極めて難しくなってますよね。(大音量はもっての外)ところが昨年・・・衝撃的ミニマルかつ本格的なハンドメイド・オーディオシステムに出会い、9年ぶりにアンプ+スピーカーシステムを自宅で復活させてしまったのです!


僕を大決断させたその製品は・・


世界最小のオーディオカンパニー、長野県、富士見町に設立された『MHaudio(星野代表: https://www.mh-audio.com』が開発した以下のオーディオシステムになります。


基本構成は「UA-1」超小型真空管(ハイブリッド)アンプ+「WAON」とネーミングされたCDサイズ台のウッド筐体(僕は素材を竹で注文)スピーカーというシンプルな組み合わせ


5EAF9168-236D-408B-B887-CAE1519C53BB.jpeg

僕は加えて、専用スピーカスタンドと各種ケーブルもセット注文しています。


ずばりこのシステムの特徴ですが、マイクロサイズ(アンプ+スピーカー)ながら繊細かつリアリティ抜群の「ピュア・オーディオサウンド」を紡ぎ出してくれる事です。巷のカジュアルBluetoothスピーカーとは一線を画するというか、比較する事自体が烏滸がましいレベル^^;


市販のミニサイズスピーカーだとニアフィールド&小音量で聴くと音場も狭くなり、音の輪郭もボヤけてしまうものです。しかし、このシステムは小部屋での小音量リスニング、店舗(中?大スペース)でのBGMサウンド共に素晴らしいバランス+高音質で聴かせてくれるから驚きなのです♪


真空管アンプというと単純に「柔らかい音&パワー不足」というイメージを持たれる方(経験の無い方)が多いのではないでしょうか。この「UA-1」は入力信号(音楽)を先ず真空管で増幅し、最終的に半導体(トランジスタ)アンプ部で出力を上げるハイブリッド設計になっています。

真空管アンプの特徴で在る「音の柔らかさ、まろやかさ」とソリッドステート(半導体)のクリアさと力強さを併せ持った『いいとこ取り』アンプということなんです!



僕はAOR、fusion(Jazz)、女性ボーカルをメインで聴くので音にスピード感とタイト感(解像度+分離感も重視)を求めます。加えて女性ボーカルを聴く際にはアナログ的な音のまろやかさと芳醇さを求めてしまう。この両立はなかなか難しいのですが『MH audio』システムはいとも簡単に応えてくれるから驚きでなのです♪


僕のシステム構成(写真)だと20万円超えではありますが、代表の星野さんが開発から組み立てまでの全てをお一人&ハンドメイドで行っている事を考えたら決して高くは無いと思ってます。(ピュアオーディオはアンプとスピーカーで簡単に100万を超えていく世界なので(-。-;)


星野さんの製品に対する強い信念(=素材一つ一つ+ディテールにまで徹底的に拘り)は既に『モノ』としての魅力(付加価値)が深く内在しています。


それは、カメラの『ライカ M3』をオブジェ的に愛でたくなる(飾って眺めたい)のと同じ気持ちさせる製品だということ

AA075718-D504-4C20-8B7E-B229487684FA.jpeg

まさに、聴いてよし! 見てよし! 触れてよし!の3拍子揃い踏み


今の僕のライフスタイルに求めるワードは『シンプルに美しく』


MHaudioの製品はそんな僕の感性にベストマッチなのです( ˶ˆ꒳ˆ˵ )


良質のサウンドをミニマルでスタイリッシュに楽しみたい方には、おすすめするしかないですね!

コメント(0) 
共通テーマ:音楽

今さらの「BOSE SoundLink Color」Bluetoothスピーカー [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

僕のリスニング(音楽鑑賞)環境は
都心マンションということもあり
大スピーカー&大音量で聴くことなど
夢のまた夢

もっぱらヘッドホン(STAX)と、ニア
フィールド用の小型スピーカーで、チマ
チマと愉しんでる

夜間でもスピーカーで聴きたい!って事が
ケッコウあるんだよね
(たいてい、一杯やってるとき)

手持ちの小型スピーカー(アンプと接続)は
出力が高いこともあり、周囲が気になって
サスガに鳴らすことができましぇん

Bluetoothの小型スピーカーを持っていた?
のですが、引っ越し時に行方不明・・・

そこで・・・夜間、BGM的に音楽を聴く
ための小型Bluetoothスピーカーをあらた
に物色することに〜

そうは言っても、コストを押さえ過ぎて
チープな音では聞きたくないし

Bluetoothスピーカー(ごとき?)に拘り
過ぎの投資もしたくない

コスパ重視、音のバランスが良い機種を
選びたい

そこで、1万5千円は超えたくない!

もう、縛りをかけちゃった

最近のBluetoothスピーカーはハイレゾ、
高性能化が進み、お値段もどーんと上昇

BOSEやSONYの主力機種は、どうしても
2〜3万円超えのゾーンになってしまう

amazonとかのWEBショップは低価格商品
ほど選択肢が多すぎて、迷ってしまうし、
試聴なしでの購入はリスクが高すぎる

そうなると、量販店で店頭に置いてある
そこそこのブランドってことになる

迷いに迷って選択したのは結局、BOSE
・・・チャンチャン

BOSEのエントリー機種は「soundlink
mini Ⅱ」だとばかり思っていた(2.1
万円〜)し、これだと予算オーバー

旧タイプを保有したことがあったけど
低音がくど過ぎて・・・押入れ直行

ピュアオーディオ派wはBOSEの「造ら
れた=わざとらしい」サウンドをそも
そも好まないし

あらためて、今回選んだのは・・・

「BOSE SoundLink Color」ってヤツ

image.jpeg

こいつがBOSEのBluetoothスピーカー
エントリー機種だって知らなかったな〜

この「color」って機種は、ある意味
BOSEっぽくなく、ポップでカジュアル

見ての通り、筐体は樹脂製で・・・
うっ うーん、造りがチープだよ

それに、小さすぎ?

まともな音が出るのか?

これが売値で16,000円ぐらい
(まあ〜、今回の予算に近いが)

上位の「mini」とは4,000円違いだが
筐体の造り込み精度、高級感は値段差
以上のものを感じちゃう

非常にビミョーだ

そんなことより、「音」だよ「音」

一聴して・・・こんなに小さ可愛くても
BOSEサウンドしてる

良い意味でも悪い意味でもBOSEの低音
には特色がある

いかにもブーストアップした、嫌らしい
ほどの低音が出る

僕的には繊細なボーカルが低音に埋もれ
こりゃアカーン・・・という事になる

ドンシャリ、低音好きの若者耳wwwには
最高だろう

「soundlink mini」の方は、思い切り
その特徴が出ている「象徴的」機種だ

さて、この「colour」はBOSEらしい、
「盛った=ラーメンだと化調たぷーり」
サウンドではあるが、中高音はスッキリ、
低音が「mini」ほどやらしく前に出て
こない

最近のBOSEは低音を抑え、バランスを
重視し始めたとは聞いていたが

この「colour」はバランス的に悪くない

むしろ、上位の「mini」より良い

サイズ的な問題で流石にステレオ感は
乏しいけど・・・

しかし、この「colour」

360度方向に音を拡散しているかの
ように、部屋の真ん中に置くと、どの
ポジションでも良い音で聴けてしまう

置き場所によって(壁に近づけたり)
低音や広がりに変化をつけることも
可能

あと、USB充電できるってのも
ポイントだな

ピュアサウンドでは決してないけど

アメリカ西海岸の青空のような
フレッシュで大らかなサウンドは
「これで、いいじゃん・・・」って
気持ちにさせてくれる

image.jpeg

注意点だけど、Bluetooth接続する
DAPによっては中高音がケッコウ
こもったりする

僕がメインで使っているウォークマン
のA25はまさにそれだ

イコライザーは「基本使わない派」
だけど、6.3〜16khzを持ち上げて
あげることで、こもり感が消え、
スッキリとした見晴らしの良い
サウンドになる

そもそも、原音主義的なスピーカー
ではないので、イコライザー等を
積極的に弄って自分好みの音を
作った方がよい

買う気マンマンだったが、16,000円
ってのがちょーっと気になった

BOSEは価格統制が強烈で、どの店頭も
ほぼ同じ値段

家に戻って、ネットで価格をじっくり
調べたところ・・・

箱が汚れてたり、傷がついてるレベルの
アウトレットが1万円ほどで売っていた

もちろん中身は新品

これで、決まり!

image.jpeg

「BOSE SoundLink Color」のミントで
かじゅあるサウンドを愉しんでます!


コメント(2) 
共通テーマ:音楽

ウォークマン最新A35を手放し、旧機種のA25を買い直し [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

先日、ウォークマン「Aシリーズ」の最新機
「NW-A35」のレビューをしたばかり
ですが・・・わずか2週間で手放し

結局、旧機種の「A25」を買い直すハメ
になってしまいました

image.jpeg

A35は旧機種より間違い無く音質は向上して
るのですが・・・いかんせん、レスポンスと
UIが悪すぎる

Aシリーズの良点は、携帯性とシンプルな
操作性、そこそこの音質との融合・・・だと
僕は思ってます

旧機種A10、A20の「物理キー」メイン、
シンプルな操作性がやっぱし心地良い

これぞ「ウォークマン」って感じです

音質は決定的な差異が有るとは思えません

ウォークマン「A10、A20」は後に、名機
だった・・・とファンは思うのではないで
しょうか

僕はこの選択で良かった・・・間違いない!
と思ってます

コメント(2) 
共通テーマ:音楽

オールバンド・ラジオ 最後の名機「SONY SW7600GR」 [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

続いてラジオの話し

先日、3台のラジオを比較紹介したけど

メイン使用(8年ぐらい)している
オールバンド・ラジオ(短波も含め、
全波受信可能)が、もう1台ある

「SONY ICF-SW7600GR」という機種

image.jpeg

ラジオという媒体は最近見直されつつ
はあるけれど・・・

「短波=国際放送」に至っては、全世界
の放送がインターネット配信へ置き
換わっていると言っても過言じゃない

また、各国の国営放送が短波放送自体を
ここ数年で一気に廃し始めた

いずれ、短波放送というのは消滅すると
思う

かなり昔に「BCL」という国際短波放送を
メインにリスニングする大ブームがあった

僕はブームど真ん中ではないが、「短波
放送を聴く」という行為は決してレアで
はなかった

日本の各メーカーが高性能を謳った、
オールバンドラジオを競って投入して
いた末期だ

当時、3〜5万のラジオがバンバン売れて
いたと思う

さて、僕が保有しているSW7600GR

image.jpeg

SONYのラジオ全盛期の流れを汲む、
オールバンド・ラジオのフラグシップ
機種だ

国産メーカー機種で本格的に短波を
聴こうと思うと、正直・・・

これしかない

そもそもラジオの選択肢なんて、
とっくになくなっている

SW7600GRはメーカー直販だと
4万円ぐらい

逆輸入品だとアマゾンでは2万円前後で
買える

もっと値段も安く、高性能とされている
中華ラジオもたくさーんあるが

Made in Japan、国内生産(十和田
オーディオ製造)の信頼性と安定性は
なにものにも変えがたい

また、性能も未だにトップクラス(一般
ラジオ)だしね

おそらく、この名機もここ2-3年内で生産
終了となるだろう

「短波放送」の終焉は近い

僕がこのラジオを保有する多くの理由は
ノスタルジーではあるけど・・・

アジア(朝鮮半島、中国等)隣国の
プロパガンダ放送を聴くことは

危うい国際情勢をいち早く知る上で
意味があると思ってる

海外出張or旅行の時は必ずこのラジオを
携え、NHKの国際放送を聴いてるし

SW7600GRは小ぶりで携帯性も良いので
デイバッグに放り込んで、どこにでも
連れて行く

ローカルのニッチ情報をゲットするには
ググるのも良いが情報は玉石混交

ラジオはタイムリーかつリアルでだ

さて、このSW7600GRのラジオとしての
性能、評価だけど・・・

言われ尽くされた感はあるが下記の通り
(ロッドアンテナ使用の場合、5段階評価)

★感度:SW=4、AM=4.5、FM=5
★選択度:通常=3.5、同期検波=4.5
★雑音強度:3.5
★音質:3.5
★機能:5
★使い勝手:4.5
☆総合評価:4.5

・・・って感じかなー

ラジオ好きなら持っててゼッタイ損は
無いし、これ以上の性能を求めると
なると通信型になっちゃう

あと、久しぶりに「WRTH」という本を
買った(今は5,000円ほど)

image.jpeg

ワールド・ラジオ・テレビ・ハンドブック
が正式名

全世界の放送局と周波数、住所、電話番号
等が国別に網羅されてる

70周年ってのが凄い!

英国に出版本部があり、英語版のみ

国際放送を聴くものにとってはバイブル的
存在

久しぶりにこのラジオとWRTHで短波での
世界旅行を楽しもうっと!


コメント(0) 
共通テーマ:音楽

高感度「ホーム・ラジオ」のベストバイはこれ! [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

僕はテレビよりラジオ派だ

間違いなくラジオを聴いている時間の方が
圧倒的に長い

ちょい前、京都に住んでた(御所の近く)
のだけど・・・

高い建物とか街中には全く無いので
ラジオの受信環境はめちゃ良かった

東京に戻ってきたら・・・ま〜あ酷い

雑音だらけ

マンション住まいなので、そもそも
電波が部屋に入ってこない

中波とFM波を最悪のマンション環境で、
何とか心地よく聴きたい

ラジオ・マニアである僕は実験も兼ね
評判の良い(感度が高い)据え置き
ラジオを3台揃えてみた

ラジオはやはりSONYだ!

昔から勝手に決めている

実際、性能的にそう思うし、こんな
時代に儲かりもしないラジオを複数
機種、生産し続けてくれてるのだから

image.jpeg

上から・・・ICF-801(5〜6千円)

下の左・・・ICF-EX5MK2(1.2〜万円)

下の右・・・ICF-M780N(8〜9千円)

中華ラジオも含め、今やラジオは1000円
〜台で買える時代だ

僕が保有する3台のお値段はラジオに全く
興味の無い方は、お高く感じることだろう

3台持つこと自体がヘンタイだけど・・・

とにかく、今の環境にベストなラジオを
選択したかった

ここからは、ちょっとマニアック

ラジオ好きの方へ機種選択の参考にして
頂けたらと思い、なんちゃって評価を
してみた
(コメント+各機種毎に、5段階評価)

この3台、ファンであれば絶対にチェック、
比較する機種



image.jpeg
「EX5MK2」は2度目の購入となるが、
中波の感度については3台の中では1番

しかし、室内の雑音を強烈に拾ってしまい
結果的に一番聴きズラい

木造住宅、屋外であればトップ間違いなし

★感 度:AM=5/5、FM=5/4
★選択度:5/4.5
★雑音強度:5/2
★音 質:5/4
★機 能:5/5
★使い勝手:5/3.5
★総 合:5/4



image.jpeg
「ICF-801」はEX5MK2と同じく、
アナログなダイヤルチューニング式

昔の?ラジオに慣れている方は、違和感
は無いだろう

このラジオはとにかく音質が良い
(トーンコントロールは無し)

柔らかな音で耳を疲れさせない

感度と選択度に関しては、中波&FM共に
EX5MK2より、ちょーっと劣る

雑音の拾い度はEX5MK2とそんなに変わら
ない・・・

ってことは都心マンションではケッコウ
厳しいってこと

★感 度:AM=5/4、FM=5/4
★選択度:5/3.5
★雑音強度:5/2
★音 質:5/4.5
★機 能:5/3
★使い勝手:5/3.5
★総 合:5/3



image.jpeg
さて、最後に「ICF-M780N」だけど

こいつはmade in china

EX5MK2とICF-801は貴重なmade in
Japan、あの十和田オーディオ製だ

このM780Nは3台の中では1番新しい

また、周波数のプリセット(各波×5)
機能とタイマーが付いているので便利!

チューニングはPLLシンセサイザー方式
なんだけど・・・

とにかく、雑音と混信にめちゃ強い!

感度に関してはEX5MK2と同等、FMに
関しては上かもしれない

音質の方は明瞭感がありICF-801とは
違った聴きやすさがある

雑音に強く、感度&選択度共に良い

使い勝手もよく、スタイリッシュ

★感 度:AM=5/4.5、FM=5/5
★選択度:5/4.5
★雑音強度:5/4
★音 質:5/4.5
★機 能:5/4
★使い勝手:5/5
★総 合:5/4.5

もう結果は出てるけど、この「M780N」
は現行の据え置きラジオ(中波、FM波)
のベストバイだと思う!

しかし・・・

決定的といえるほどの差は無く、住環境に
よっては評価順位が変わるかもしれない

この3機種であれば、感度的にどれを選択
しても後悔しないだろう

アナログチューニング、音質、コスパで
選ぶのなら「ICF-801」

ラジオ日経が聴けて、同期検波を重視
するなら「EX5MK2」

シンセチューニング、オールラウンド
高機能モデルを求めるなら「M780N」

・・・で、いいんじゃないかな
コメント(0) 
共通テーマ:音楽
前の10件 | 次の10件 オーディオ&BCL(new3/new7で評論) ブログトップ
ルミガン
ラシックス