SONYの知見を全て注ぎ込んだ『高機能&高コスパ』DAP「SONY WALKMAN ZX707 」 [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

1月27日の発売日にSONYストアからZX707届きました。殆どエージング無しでのファーストインプレッションとなります。(使用したイヤホンはANDROMEDA2020)

私はWM1AM2、ZX507も保有してますので簡単な比較コメントもしようと思います。

先ずはディテールですがスクエア&スタイリッシュで持ち易く、ZX507よりもサイズはかなり大きくなりましがとても軽快に感じます。
出力両端子周りがワンポイントでゴールド仕様になってますが、このデザインが高級感を高めてますね。

今回も純正のレザーケースも合わせて購入しましたが、やっとまともなケースをSONYは提供してくれました。質感もよくスタイリッシュでしっかりと本体をカバーしてくれます。底面の凹凸の作り込み、ディテールがクールで最高です。

さて肝心の音質ですが(DIRECTで音質調整機能は一切使わない状態)、個体さがあるのかもしれませんが(私のシリアルは300番台)エージング無しでも低音の暴れや、モコモコとしたコモリを感じませんでした。このままでリスニングしながらエージングを済まそうと思っています。

4.4バランスの初期出音ですが、解像度が高く繊細ですっきりとしたサウンドです。低音はタイトで引き締まっており、高音部はキレと伸びやかさを感じました。WM1AM2の方が低音の沈み込み&音粒の濃密感はやや上かもしれませんが正直、大きな差は感じませんでした。音場の広さや定位感も同等だと思います。ただ、WM1AM2と比べて音質の優劣というよりも本機は傾向が異なるという感覚です。サウンドはスッキリ&軽やか、艶やかさというよりも明るく鮮やかな音調だと感じました。現行のJ-pop&打ち込み系サウンドにはぴったりだと思います。ただjazzやアナログ系oldサウンド(特にボーカル)をじっくり聴く場合は音に深みと艶やかさがあるWM1AM2&WM1ZM2の方がマッチすると思いました。

全体的な感想となりますが、画面サイズはWMIAM2と変わらないのにも関わらず軽量で、Socの違いもありレスポンスのサクサク感が全く違うのです。じっくり聴き込めば音の深みという点では上位機種にアドバンテージがあると思いますが、大きな差はありません。本機は既にZX507と比べるべき機種ではありません。上位機種の知見をコストギリギリの中に注ぎ込んだ「SONYの現時点で最高コスパ&機能DAP」だと言って過言では無いでしょう。

◎家でじっくり高音質(4.4バランス)&有線イヤホンで聴きたい!

◎軽量&持ち運んでもTWS&サブスクを高音質で聴きたい!再生時間も十分欲しい!

◎動画も「綺麗な画面+高音質」で見たい!

これら全てを満たす機種はまさにZX707ではないでしょうか。

これだけ全てのバランスが整っているDAPは現時点では見当たりません。

これは絶対に『買い』です!既にSONYの名機としての香りが漂っています。

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