新作のSONY 「WM1ZM2」と「WM1AM2」を手にして [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

SONYファンでもある僕は清水の舞台から飛び降りる心境でWM1AM2(約15万)とWM1ZM2(約40万)を確保し・・(⌒-⌒; )  半年以上が過ぎました・・ので、初代との簡単な比較をさせて頂きました。

初代1Zと1ZM2の比較ですが、あらためて初代の音の深みと温かみ、そして低音の品格ある沈み込みを感じました。M2はピュアオーディオ的な透明感のある美音で、初代のような重厚感と深みはやや薄いと僕は感じています。

次は初代1Aと1AM2ですが、この2つは音質傾向が大きく異なります。初代はパワーとスピード感を併せ持ってのメリハリサウンドで荒々しさも内在していました。また1AM2は1ZM2のサウンド傾向に近いため単純な「初代からの進化」的な流れでもないと感じました。ですので、初代のサウンドが気に入っているのなら買い替えないのもアリだと思います。

さて新作の1ZM2と1AM2の違いですが、1ZM2の方が解像度の高さと音場の縦×横の拡がり、強い透明感を感じます。極めてピュアオーディオ寄りのサウンドとなっています。ただ、間違いなく1AM2の『サウンド傾向』は1ZM2と同一線上にあり大きなダウングレード感はありません。1AM2は音質的にややクールで爽快感のあるサウンドです。この2機種は上位〜下位ではなく『よく聴くサウンドジャンルで選択する』ということが賢明でありましょう。
old-jazzやクラシックなら1ZM2、スピード感のあるサウンド&オールラウンドに聴きたいなら1AM2で良いと思います。

signatureシリーズの新旧比較をあらためてシンプルにまとめてみました。

・新作のM2、2機種の音質傾向は同一線上にある
・新作M2、2機種(特に1ZM2)は極めてピュアオーディオ寄り、解像度が高く滑らか、分析的なサウンドでありモニターチックな美音サウンドである
・芳醇で温かみのあるサウンドが好みで有れば初代1Zという選択肢もある
・スピード感とメリハリ感、オールラウンド性を求めるなら初代WM1Aでも十分
・サブスクメインならM2への乗り換えで問題なし

初代をお持ちの方は新作M2をしっかり試聴されて、乗り換えるか、使い分けるかを判断されてください。

私は結果的に『乗り換え』ましたが、資金的に余裕があれば新旧を使い分けたいと心から思いました。
両機種にそれぞれの魅力があるからです!

素敵なSONY WM(xxx)ライフを!
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