オールバンド・ラジオ 最後の名機「SONY SW7600GR」 [オーディオ&BCL(new3/new7で評論)]

続いてラジオの話し

先日、3台のラジオを比較紹介したけど

メイン使用(8年ぐらい)している
オールバンド・ラジオ(短波も含め、
全波受信可能)が、もう1台ある

「SONY ICF-SW7600GR」という機種

image.jpeg

ラジオという媒体は最近見直されつつ
はあるけれど・・・

「短波=国際放送」に至っては、全世界
の放送がインターネット配信へ置き
換わっていると言っても過言じゃない

また、各国の国営放送が短波放送自体を
ここ数年で一気に廃し始めた

いずれ、短波放送というのは消滅すると
思う

かなり昔に「BCL」という国際短波放送を
メインにリスニングする大ブームがあった

僕はブームど真ん中ではないが、「短波
放送を聴く」という行為は決してレアで
はなかった

日本の各メーカーが高性能を謳った、
オールバンドラジオを競って投入して
いた末期だ

当時、3〜5万のラジオがバンバン売れて
いたと思う

さて、僕が保有しているSW7600GR

image.jpeg

SONYのラジオ全盛期の流れを汲む、
オールバンド・ラジオのフラグシップ
機種だ

国産メーカー機種で本格的に短波を
聴こうと思うと、正直・・・

これしかない

そもそもラジオの選択肢なんて、
とっくになくなっている

SW7600GRはメーカー直販だと
4万円ぐらい

逆輸入品だとアマゾンでは2万円前後で
買える

もっと値段も安く、高性能とされている
中華ラジオもたくさーんあるが

Made in Japan、国内生産(十和田
オーディオ製造)の信頼性と安定性は
なにものにも変えがたい

また、性能も未だにトップクラス(一般
ラジオ)だしね

おそらく、この名機もここ2-3年内で生産
終了となるだろう

「短波放送」の終焉は近い

僕がこのラジオを保有する多くの理由は
ノスタルジーではあるけど・・・

アジア(朝鮮半島、中国等)隣国の
プロパガンダ放送を聴くことは

危うい国際情勢をいち早く知る上で
意味があると思ってる

海外出張or旅行の時は必ずこのラジオを
携え、NHKの国際放送を聴いてるし

SW7600GRは小ぶりで携帯性も良いので
デイバッグに放り込んで、どこにでも
連れて行く

ローカルのニッチ情報をゲットするには
ググるのも良いが情報は玉石混交

ラジオはタイムリーかつリアルでだ

さて、このSW7600GRのラジオとしての
性能、評価だけど・・・

言われ尽くされた感はあるが下記の通り
(ロッドアンテナ使用の場合、5段階評価)

★感度:SW=4、AM=4.5、FM=5
★選択度:通常=3.5、同期検波=4.5
★雑音強度:3.5
★音質:3.5
★機能:5
★使い勝手:4.5
☆総合評価:4.5

・・・って感じかなー

ラジオ好きなら持っててゼッタイ損は
無いし、これ以上の性能を求めると
なると通信型になっちゃう

あと、久しぶりに「WRTH」という本を
買った(今は5,000円ほど)

image.jpeg

ワールド・ラジオ・テレビ・ハンドブック
が正式名

全世界の放送局と周波数、住所、電話番号
等が国別に網羅されてる

70周年ってのが凄い!

英国に出版本部があり、英語版のみ

国際放送を聴くものにとってはバイブル的
存在

久しぶりにこのラジオとWRTHで短波での
世界旅行を楽しもうっと!


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