オカリナの個性を味わうためにも「基礎技術」は大切! [オカリナ雑感&How-to]

オカリナの世界・・・「かくあるべき論」なんてもんはありませんが

オカリナ入門者の方々(本格的なオカリナ歴・・・1年前後)の傾向で最近、
気になっていることがあるのです

これは、ある意味・・・入門時「誰もが陥る(通ってきた?)」危険性


興味のあるオカリナがあれば、「とにかく・・・とりあえず入手」

チョイ吹きして、しっくりこなかったら「また次」

この繰り返し・・・

趣味の世界、楽しみ(コレクション的)としてなら「これも良し」・・・ですね

もし、ある程度オカリナを突き詰めたい(技術的にも)のであるならば

複数を平行して試すことがあっても、その中から1本、メイン管を決めて・・・

最低1年は<継続的&じっくりと>向き合っていただきたいと思っています

そうでないと、オカリナの特性を把握し、それを活かしきった演奏ができません

もし、「裏息系」のオカリナをメインに据えようとするならば
(カンターレ、土心、ピエタとか・・・)特に注意して頂きたい点があります。

自分の息質や息圧(息癖)を完全にコントロール出来ていない
時期に【表息の強圧系オカリナ】なんかを平行して吹いていると

いつまでも経っても、「裏息」が習得できないばかりか・・・
演奏を安定化(特に音程+高音部のクリアさ+響き)することが
できなくなってしまいます

「裏息」がマスト技術でも、なんでもありませんが

基礎技術を押さえずして、オカリナの「吟味」、「比較」などま~ず、できません

オカリナの個性を余すことなく引き出せる「基礎技術」をまず、身につけられ・・・

工房やメーカーの音色や響きに対する「思想」を感じ取り、
それを味わっていただきたいと願ってます。

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