『宮村氏』の唯一無二サウンド=『土心オカリナ』 [工房系オカリナ]

待ちに待った『土心 AC管』がオカリナ奏者の宮村氏から届いた
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宮村氏=<音色×響き>=土心オカリナ・・と言っても過言では無いだろう

実は土心のACはこれが3本目となる(保有したのは)
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最初期の個体、5年ほど前の個体、宮村氏からの最新だ

オカ友さんからお借りした個体も含めると6-7本は体験したことになるが、一言で言うと・・「個体差がとても大きく、当たり管に出会うのがとても難しい」オカリナだった

当たり管だと唯一無二!
哀愁たっぷりの超絶的音色と響きを発する

『宮村氏=土心オカリナ』のイメージが明確化するにつれて、土心オカリナの安定感も増していったように思える

土心オカリナの特性&素晴らしさを余す事なくパフォーマンスする宮村氏の演奏

製作者と演奏者の信頼関係と探究心が土心オカリナに反映されていったのだろう

現在『土心オカリナ』は宮村氏の手を経て、届けられるようになっている

供給が長らく止まっていた時期もあり、ファンにとっては喜ばしいことである

ところで・・
僕は宮村氏を『唯一無二』の奏者だと思っている

テクニカルを超越した「オカリナ本来の音色と響き」で人の心のを捉え、魂を癒してくれるのが宮村氏のサウンドだ

一音を聞けば、宮村氏の演奏だと直ぐに分かる

日本、いや世界に於いても貴重な存在である

さて、その宮村氏のサウンドの骨格である土心だが、AC管は特に扱いが難しい

最新の土心ACは僕にとっては良い意味で洗練されていたので・・自分の息コントロールで低音から高音までストレス無く響かせる事が出来た

宮村氏の演奏は情感に溢れている

それだけ土心は唄えるオカリナなのだが、息の微細な表情に敏感に反応していく(裏息マストだ!)

自分の息質一つで音色の表情を変化させる事が可能であり、ピッチベンドも自在だ

裏を返せば、力量の無い奏者が扱うと、とてつもなく不安定なサウンドになってしまうという事である

日本に現存するオカリナではこの『土心』が間違いなく「表現力No.1」であり、追随を許さないだろう
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難易度はかなり高いが、手名付ける事が出来れば最高の『魂を揺さぶる』オカリナとなるはずである

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ルミガン
ラシックス