オカリーナ工房『土音』の真っ直ぐな歩み [工房系オカリナ]

火山氏の直系オカリナといえば、今ではピエタ(丸山氏)のみである。

直系ではないが、火山オマージュ系のオカリナもそこそこ存在はする。

その中でも比較的新しい工房ではあるが、洋介氏のオカリーナ工房「土音」は注目に値する。
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オカリナファンには既に知られた存在だとは思うが、土音オカリナは火山系(宗次郎氏からも学ばれている)のテイストを踏襲ながら常に進化し続けている。

もちろんオカリナ自体の進化もあるのだが、新しい工房の運営スタイルもオカリナ界に一石を投じているように思える。

クラウドファンディングの手法しかり、マーケティング戦略要素を強く感じるのだ。

ビジネスマンとしての経験値と音楽活動で得られた知見がうまく重なりあっていると思う。

料理の世界もそうだが、何年もの下積みをして・・みたいなオールドスタイルが崩壊し始め、経験値では無い感性ベースのアウトプットが評価を得ていたりする。

歴史や伝統も確かに素晴らしいが、それにあぐらをかきはじめたら・・衰退のみだ。

歴史はまだ浅くとも探究心と弛まぬ努力、感性があれば、オマージュ作品は確実に本家超えしていくことだろう。

クレイトン(土音)オカリナは間違いなく、その道を真っ直ぐに歩まれていると思われる。

山野楽器のオカリナフェアで、その進化を体感して欲しい。

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