響き系オカリナの「構え、指位置」注意点 [オカリナ雑感&How-to]

響き系オカリナ(カンターレ、土心、ピエタ、無有等)を
吹かれてどーも、高音がクリアに出てくれない・・・

なーんか、音色全体に雑味感がある・・・

そんなお悩みをお持ちの方、息質コントロール以外に
確認して頂きたい点があるのです。

それは、構えというか、開放時の指の高さ・・・

写真はカンターレを例としての開放時の指位置です。

写真2.jpg

いかかでしょうか?

とにかく、極端なくらいトーンホールから指を離した
方が良いのです。(左右共に)

また、左手の掌下部がオカリナの歌口(空気が流れ出る部分)
下部に潜り込まないよう、気を付けてください。
(これ・・・影響大!)

写真1.jpg

響き系オカリナは特にトーンホールや歌口からの空気の流れに
敏感に反応する傾向があるのです。

なので・・・宗次郎構えがベストかも

ちょっとした点が音色のクリアさに影響するところが、オカリナの
奥深さなんですねー
コメント(3) 
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コメント 3

keroron

arataさん皆さんコンニチハ!

実は私も・・・
「このオカ君・・・今日は何だか音が良いな~」と感じる時・・・
実は指がしっかり離れてる場合・・・みたいです。

以前、他のサイトでも、全開放の時の構え方として、宗次郎さん方式が薦められていました。
長年試行錯誤された上で、ベストな構え方とされたのでしょうね~。

私の構え方は・・・みると式を使っています。
全開放の時には、オカリナの左側は、ピンと伸ばした人差し指の中間くらいの関節に乗っています。
メリットは全開放から全閉にした時、左手の指先が元のトーンホールの位置に戻ることなど・・・。
この方式も空気の流れへの影響が少なくて、運指がスマートなのですが・・・
解説に沿ってシッカリ身に付けないと、セ~ッカクの、みるとさんの意図に反する悲しい結果・・・に。

歌口から流れるエアーへの左手の掌の影響も、同感です~。
不思議なのは・・・歌口で発音してから、既に 5cmほど通り過ぎてしまったエアーでも、邪魔すると全体の音色に影響する事です???。
この現象の仮説も、勉強中です。
おそらく、大気圧と波長との関係なのかな~。
arataさんが胸に近付けなくてもACの最高音を奏でられることとも関連ありそう・・・。

by keroron (2014-08-28 19:04) 

arata

keroronさん どうもです。
響き系オカリナは指や掌が空気の流れに触れた
だけでも影響するのでヤッカイですよねー

運指ですが、僕もみると式に極めて近い運指と
宗次郎式(やや変則)を曲によって使い分けてます。

宗次郎スタイルは早いパッセージ+音的に
オクターブ飛んで、戻る・・・みたいなのには
辛いなー(僕的に)と


by arata (2014-08-30 14:48) 

yamabiko

やはりそうですか。
指が、ホールの上に被さった状態だと思った音色や音程になっていないなと感じていましたが、高いミ・ファは両サイドから挟み込んだ感じで吹くと本当にストレス無く吹くことができますね。
ただ、曲演奏となると、指を動かすスピードも必要ですし、ツルツル系の表面だと滑り易いので、持ち方は工夫が要りますね。
ホールを真っ直ぐ開けるので無くて、斜めに指の被さる逆の方向へ息が流れていくような作りでできないものですかね~。
by yamabiko (2014-09-04 13:21) 

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