賛否両論あるでしょうが・・・「裏息」安定化には筋力も必須? [オカリナ雑感&How-to]

僕は・・・「オカリナ」をメイン(ケーナも平行して吹いてたけど
オカリナの息が荒れてしまうので、休止中)に探求&演奏して
ますが・・・

実はリコーダー歴の方が(3倍ぐらい?・・・w)長いんですね。

リコーダーとの本格的な出会い・・・・過去をふり返ると

小学生の頃、リコーダーの学年練習に巡回講師として、いらして
いた芸大の先生が・・・

「◇◇君はリコーダーを本格的に習う気持ちはないかい?」と
個人的に声をかけてくれたことがきっかけでした。

月に1回ぐらいのペースで、その先生にマンツーマン・レッスンを
1年半ぐらい受けたのかな(当時としたらかなりレア?なレッスン)

その先生は・・・既に「音色の質(響き)と、ビブラートのコントロール勘
が備わっている」・・・みたいなことを言ってくれたような

今思えば、小さい頃から意識しないうちに「響かせる奏法」と「ビブ
ラート」を体得していたみたいで・・・(・・・にも関わらず?)

残念だけど・・・そこから全く成長が止まってしまったんだよな~

なので、管楽器に対して「吹き込む息」ってのを逆に使った覚えが
ないんです。

また、ビブラートも全ての管楽器に自然に(意識せず)かかって
(良いことばかりではない・・・)しまうし、「浅さ、深さ」も、自在に
コントロールできちゃっていた・・・。

そういった意味では、リコーダーからオカリナに移行するのに、全く
違和感がなかったし、特に息の使い方はリコーダー時代の蓄積が
めっちゃ役立ちました。

さて、リコーダーの息質技術と共通する・・・

「響かす奏法(裏息)」と「波長の長い<自然な>ビブラート」を・・・特に
低速息でアプローチすると、めちゃくちゃ体力を消耗していくのが解ります。

腹圧というか、横隔膜をしっかり支える(コントロール)のに必要な筋力が
弱いと、安定した低速での裏息を(特にビブラートと併せると)送り込むことが
(僕は・・・)できないのです。

賛否両論あるかと思いますが・・・

僕は「腹筋、背筋、大腰筋」を「鍛えないよりは鍛えた方が良い!」派・・・w
(※腹筋より大腰筋の方が横隔膜に影響があると思ってます。

実際に僕は上記の筋肉を鍛える軽いトレーニング(昔~し、リコーダーの先生が
教えてくれた)を、ここ5年ぐらい(日/15-20分レベル)継続してます。

入退院を繰り返して、体調が落ち込んでいた時期は3ヶ月以上筋トレが
できなかったのですが・・・

その時の「音の不安定さ」ったら、半端ありませんでした。

これから「裏息」を駆使してオカリナを「安定的に響かせ+ビブラートをコント
ロールしたい」と思われる方は・・・

ご自身の「横隔膜(直接は鍛えられない)」、「腹圧」の意識と強化方法を考えられて
みてはいかがでしょうか。

コメント(7) 
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コメント 7

坊っちゃん^ ^

大沢セミナーの内容
「腹筋や背筋を100回しても変わりません。私もやりました。ブレスはいつも同じにして下さい。余裕がある時は全部吐き出して下さい」

「オカリナは強弱が付かないから、皆同じ演奏になります。強弱付けると、こんな風になります。おかしいですね。こう言うのを、独りよがりと言うんです。伝えるのが演奏ですから、だから、アナリーゼが大事です」

これは大沢氏の現在の弟子の元師匠への当てつけなんだなぁ、ってゆーのはわかる人にはわかるんですよ。
その彼女の元師匠は響きを大事にした奏者でしたが、
この奏者は毎日の腹筋背筋ジョギングの日課を欠かしません。
それをやらないと音色に影響があるからと言います。

もうひとつのあてつけは酷かったですね。
下の文面はひゅ〜ドロドロドロうらめしやぁ〜とお岩さんが出てきそうな音色で故郷を実演。

私が大沢氏のことを認めないのはそういうえげつない姿勢を目の当たりにしているからです。

裏息使いはとにかく体力消耗が半端ありません。

使うオカリナの特性も別物なのです。

まるで目の敵にするかのようなそのセミナーぶりに呆れてものが言えなかった。

他者の音楽性の領分を侵す罪はこれだけじゃないの、実は知ってるんですが、なぜにそういうことを言ったりしたりするのか、大沢氏のことは信じられませんね。

by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-15 18:34) 

坊っちゃん^ ^

体験上での話をしますが、フルパワーで吹き上げるティアーモ黒陶ソロAC(あまり響かないけど私なら支点下げ余力あるため裏息要素混ぜる)のと、裏息響きACと微弱で吹く裏息響SCオカリナ、超徹底微弱で吹く裏息超響SC。

どれが私には厄介でしょうか。

この中で疲労感半端ないのは超徹底微弱の裏息超響は曲の半分で力尽きます。体力の無さが恨めしくなります。

裏息パワーも結構疲れますけど、表息でも鳴れば喉の引きを浅くして逃げられるんで疲労感をコントロールは出来ますけど、
裏息の響きを引き出す深さを自覚し追い込めば追い込むほどに体力を削りまくるんです。

チューニングも追い込み過ぎるとかなり厄介なオカリナが出来上がります。

arataさんは知ってるよね。バカみたいに裏息追い込んだオカリナ。
あれはさすがに私もチューニング追い込みやり過ぎたと思う。
引きが甘いとノイズが出る。さらに追い込めばノイズが消える。しかし体力と引き換え。
エネルギー吸い取られるオカリナなんて出来ちゃうんですよ、現実に。

自分しか使えない楽器になり、あまり裏息追込みやり過ぎたオカリナは市場に出せないと悟りました。

それを知る裏息コントロール可能な作者はその加減の着地点を非常に苦労しておられるんだろうなとオカリナを前にして思うのでした。

これを出来損ないと言われないように裏息響の気質を妥協しなきゃならないこともあるわけなんです。

そんなこともわかんないで、勝手なことを全国に言いふらせてくれましたよね。

体力作りしなくて、ただ吹きあげればいい?

それでよく世界的奏者名乗れますこと!




by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-15 23:11) 

坊っちゃん^ ^

マンドリンギター界も似たような状況なんだなとつくづく感じた次第。


引用、4ー4ページ

そこに悪質な伝染病を持ち込んだのは、明らかに2004年8月28日に札幌公演を行
なったアルテマンドリニスティカであろう。 この団体の演奏(というか騒音?)は、楽器の物理的限界を超えた狂気の沙汰というべ
きものであった。各奏者の楽器を観察すると、酷使により表面板がベコベコに落ち込んで おり、振動入力に対する楽器の運動能力は完全に失われていたものと推定される。その哀 れな楽器を力ずくで、全力で掻き鳴らし、こじり弾き、断末魔の悲鳴のような汚らしい音 色を搾り出して、おぞましい地獄の狂宴を繰り広げていたのである。
また、とにかくひたすらに音量のみを追求して、どの作品を演奏しても、まったく同じ に聴こえたのも特筆すべきことであった。
「速い速い病」の感染源についても、私は最初、クボタ・フィロマンドリーネン・オルケ スターのCDの悪影響によるものとみていたが、どうやら、アルテマンドリニスティカが 元凶らしい。
ただ、北海道のマンドリン・ギター奏者は馬鹿で判断能力が欠如していたので、あたか も新興宗教の教祖の演説に洗脳されるかのように、音楽的な内容があるのか否かに考えを 及ぼすことなく、迫力をすごい(すごくよい)ことだと思い込んでしまった。
久保田孝氏の「クボタメソッド」については、いずれ科学的にたっぷりと叩く予定であ るが、アルテマンドリニスティカを北海道に呼び込んだ人物(複数いる)、それらが北海道 のマンドリン・ギター合奏を危機に陥れた張本人達であり、極刑に値するA級戦犯だといえよう。


http://homepage2.nifty.com/motoi-lab/file001.pdf#search='%E3%82%A8%E3%82%BB%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%9A%84%E5%A5%8F%E8%80%85'
by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-16 22:50) 

坊っちゃん^ ^

もう一件


http://homepage2.nifty.com/motoi-lab/file002b.pdf#search='%E3%82%A8%E3%82%BB%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%9A%84%E5%A5%8F%E8%80%85'


オカリナの未来と照らし合わせて考えてみるといいかも。
by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-16 23:00) 

Jupicentue

世界的ね〜(−_−;)

オカリナ吹きなら買うべき世界のトヨタです!!!
良さげですよ!
たまたま見つけてびっくりしました。

http://www.marutokukagu.com/products_detail.php?id=244

by Jupicentue (2014-06-17 23:12) 

坊っちゃん^ ^

補足

発声法としては、
ロォーについては私は一オクターブ高い声を出す雰囲気。
男性だと裏声の女性声になるレベル。

この場合、鼻腔まで開いていて効果的な気がします。
by 坊っちゃん^ ^ (2014-06-29 10:34) 

jupicentue

ハミング
「発声法としては、
ロォーについては私は一オクターブ高い声を出す雰囲気。
男性だと裏声の女性声になるレベル。

この場合、鼻腔まで開いていて効果的な気がします。」

との発言については補足したいことがあります。

大沢氏は口の外から音を出すのだから一切音は変わりませんと発言しておりますが、ocarina vol.5アルソ出版 アンブシュア特集。
現実にはオカリナは個体によりそれを明らかに否定するものが現れています。

それが可能な個体については発声法を、声色を厚み深み細み柔らか鋭さ様々な方向に変化をさせると裏息型指定した楽器のその先のレベルを表現出来るものだと、発声法そのままが音色に反映するものが現れます。
現時点では横須賀と無有SC特注型及びレプリカのSORAのみ。改造T-3Gも含まれるか、



しかも、これの発生比率は難しく、明らかに個体差かも。
同じ作者だからと言って出来るものではないみたい。

ただ、裏息楽器にもいくつか区分出来そうで、明らかに出来てないものも多い。

ただ、実際にボイストレーニングされてみてください。

実は裏息反映は発声法の影響を受けているのは間違いなさそうです。

ロォーの意味を把握したところで
あーおーえー、と抑揚付けた発声法で決して喉を絞らず力任せにもならず、一番気持ちのいい響きの声を探してみてください。
その自分が発する声自体に自己を癒す響きが含まれています。

倍音ヒーリング分野ではよく知らされていることかもしれません。

by jupicentue (2014-06-29 11:15) 

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