AC管オカリナ 高音部の謎と悩み [オカリナ雑感&How-to]
入門者を挫折させる大きな要因の一つになっているのが
AC管での「高音部の出しにくさ」ではないでしょうか。
今でこそ僕はどんなオカリナに出会っても個体の特性を
把握して柔軟に対応できるのですが...
オカリナに触れたばかりの頃は「AC管・高音部の壁」に
完全ギブアップ状態
その対処法として定説化されている「オカリナを(歌口を)
胸に近づけてあげる」という構えを早めに知ったことで、
挫折一直線モードからなんとか脱出できたのです。
しかし、なぜAC管にのみ、このような「高音部の障壁が」
存在するのか...(ーー;)
「歌口で発生する圧力を胸の部分で跳ね返す...云々」
みたいな推測論は一部で語られてはいますが
「AC管のみに高音部の問題が起こる理由=核心」に関しては
どこにも述べられていないのです。(書物、Web等でかなり
チェックしたけど...)
この辺りは製作者でもありオカリナ探求の先輩「坊っちゃん」
さんにぜひ、お伺いしたいな~ (^∧^)、オ、ネ、ガ、イ。
「AC管の高音部を吹く際は歌口を胸に近づける」=マスト
...と考えるべきなのか?
であれば、なぜメーカーや工房はそれを明確化しないのか?
なーんか、納得いかない...(ー_ーメ)
ところで僕は演奏時、特に高音部のフレーズを盛り上げる
(ff)際、バーンと顔を上げて前へ音を飛ばしたいタイプ
その時に「俯いてしまう」というのが個人的ポリシーで
どうしても許せない...。(AC管の特性を理解しつつも...)
(ステージで最高に盛り上げなきゃいけない瞬間、なぜ俯く?)
極論者?の僕は「俯かなくては高音部がクリアに出ない」
AC管は演奏用から外しています。
この行為は外したAC管の価値を否定するものではなく、
あくまでも僕のスタイル(わがまま)を押し通すため
構えや吹く角度にほとんど影響されることのない=僕のわがままに
応えてくれるAC管は以下の4本(最新)
(もちろんその他の基本性能も抜群です。)
1.亜音
2.フォーカリンク(陶器)
3.ティアーモ(黒陶&イタリアーナ)
4.ヒロミチ
高音部の響かせ方でナーバスになることなく演奏に専念
できるメリット大きいと思う。
AC管での「高音部の出しにくさ」ではないでしょうか。
今でこそ僕はどんなオカリナに出会っても個体の特性を
把握して柔軟に対応できるのですが...
オカリナに触れたばかりの頃は「AC管・高音部の壁」に
完全ギブアップ状態
その対処法として定説化されている「オカリナを(歌口を)
胸に近づけてあげる」という構えを早めに知ったことで、
挫折一直線モードからなんとか脱出できたのです。
しかし、なぜAC管にのみ、このような「高音部の障壁が」
存在するのか...(ーー;)
「歌口で発生する圧力を胸の部分で跳ね返す...云々」
みたいな推測論は一部で語られてはいますが
「AC管のみに高音部の問題が起こる理由=核心」に関しては
どこにも述べられていないのです。(書物、Web等でかなり
チェックしたけど...)
この辺りは製作者でもありオカリナ探求の先輩「坊っちゃん」
さんにぜひ、お伺いしたいな~ (^∧^)、オ、ネ、ガ、イ。
「AC管の高音部を吹く際は歌口を胸に近づける」=マスト
...と考えるべきなのか?
であれば、なぜメーカーや工房はそれを明確化しないのか?
なーんか、納得いかない...(ー_ーメ)
ところで僕は演奏時、特に高音部のフレーズを盛り上げる
(ff)際、バーンと顔を上げて前へ音を飛ばしたいタイプ
その時に「俯いてしまう」というのが個人的ポリシーで
どうしても許せない...。(AC管の特性を理解しつつも...)
(ステージで最高に盛り上げなきゃいけない瞬間、なぜ俯く?)
極論者?の僕は「俯かなくては高音部がクリアに出ない」
AC管は演奏用から外しています。
この行為は外したAC管の価値を否定するものではなく、
あくまでも僕のスタイル(わがまま)を押し通すため
構えや吹く角度にほとんど影響されることのない=僕のわがままに
応えてくれるAC管は以下の4本(最新)
(もちろんその他の基本性能も抜群です。)
1.亜音
2.フォーカリンク(陶器)
3.ティアーモ(黒陶&イタリアーナ)
4.ヒロミチ
高音部の響かせ方でナーバスになることなく演奏に専念
できるメリット大きいと思う。
今日は坊っちゃんじゃなくてボッチャマンでいく(笑)
はい?
アルトCの高音域の姿勢について理論的な話が欲しいとな?
なんで、胸に引きつけんといかんとな?
納得いかん!とな?
わからーん( ´ ▽ ` )ノ
ごちゃごちゃゆーなー!(笑)
胸に引きつけるのがかっこ悪りぃ?
わがままだよ~^^;
ごちゃごちゃゆーなぁ!(笑)
失礼しました。冗談です。
企業秘密やからあんまりいいたくないんだがなぁ^^;
ってどこの企業だか(笑)
ただ、この疑問、そういう方は多いかもだし、その辺は真面目に答えを見せましょうかね。私なりの答えを。
透明なエアの話で推測でしか言えないことですので、そのつもりで。
私に感じるのは、
内管を回ってきたエアの圧が放出された薄い板状の風道からのラインを押し出し歪ませるというのがあるんです。
1.外気圧と内圧の関係
息を入れれば内圧が上がる。圧力差を抑制するため胸に引きつける。可能性自己採点10パーセント。
圧の差を変えられるほどはないのではないかと考え、別の視点があるのではと考えてる。
ただ、内圧が歌口の風のラインを歪ませるのは間違いないだろう。刃あたりが悪くなり効率よく音にならない。
それを戻すのに胸に引きつけるのが結果的にエアの出る方向を歌口から出て行く分を減らせるのでは。
胸が抵抗になるのでは?というのが今のところの見解。
2.歌口の根元と先端の刃の距離に対する圧の変化。
歌口が小さすぎると内圧が歌口に負担かける比率が高いため歌口の風のラインを歪ませる可能性が高くなる。大きくすれば、その比率は落とせると思われるため、音が出やすくなるが、距離に応じて出てきた風のラインは乱れたり濁ったりしてしまうため、音は繊細さを無くす傾向。
数年前の大手某社はこの歌口の距離が大きいためなんとか高音域まで音に変えられたが、弊害として音を乱してしまってた。
3.負圧理論。出てきたエアは周辺のエアひっぱり真空化させるため、やむなく外気も引きずりこまれること。
この3が特に音の乱れに左右し、エアのきれいな線をヤスリでけば立たせるみたいに乱れさせるというイメージが湧くんですね。
歌口のサイズが大きい場合もこの負圧の左右しやすいことがあり、エアの流れを乱してしまう。
私の予想ではエアのラインは内圧に押されて外に向けて曲げられてしまうはず。
内管から歌口に向けてエアが逃げようとするわけです。
それを邪魔するためにあえて歌口の根元に壁をつくったり、歌口をポケット状態にして囲んで歌口から内管のエアが出ないようにしたり、
様々な手法があると思うんですが、
それをやると、音が発生する部分に先に内管を回ってた音の融合の二次振動の抑制もあると思われ、淡白な音になる傾向もあるのではと思ってます。
オカリナの形状は、音がスパイラルにこもらず素早く外に逃げていくイメージがティアーモ管に感じますね。
亜音は若干それが遅いためこもった音色になるのでは?というのも卓上論^^;
重要なのはなぜアルトCばかりなのか?
ってことはやはり内圧と歌口のサイズが左右してると思うし、大雑把にいうと、ソプラノは歌口のサイズが小さいため内圧の押し出しの影響で風道から出たエアの線を曲げる距離が少ないため音が出にくくなることはアルトCほどではないと思われる、またバス管に近づくにつれ、歌口は大きくなるもののアルトCに対しては息の増量がさほど大きくなるわけではないため、内圧がアルトCほど高くはないと考えていて音は出しやすい。
その内圧とエアのラインのバランスが微妙になるのがアルトCあたりではないかと考えてるんです。
これをわかりやすく説明するには私には文才がないから難しい^^;
こんなんで許してくんない?
by ボッチャマン(ーー;) (2011-12-12 12:55)
オカリナに真摯に向き合っているボッチャマン(ーー;) さんに以前、
この手のしゃーない質問を投げかけて戒められてますので(スミマセン)
今回はその反省に基づき?火に油を注ぐようなバカ丸出し質問
をしてみました。(冗談)
またこの手の話しを持ち出してしまい申し訳ないです。
ただこの1年でAC管の高音に悩まされ挫折しかけている入門者が
いかに多いかを肌身で感じちゃったんです。
このままじゃヤバイ...。
今回はほんとうに企業秘密的な?内容にまで触れて頂き、
丁寧な回答ありがとうございました。
この疑問に対してこれだけ理論的に語ってくれたのは
=語れるのは、ボッチャマン(今日は? )しかいないよね。
ほんとうにありがとさんです。
by arata (2011-12-12 13:49)
ボッチャマンさんの書いてることチンプンカンブン 笑
科学と学習みたい
私は亜音さえも高音が苦労します。
やはり鍛錬ですな
by 圭 (2011-12-12 18:09)
圭さん どうもです。
オカリナってつきつめるとなると...もー訳ワカメの
世界に入ってしまいますよね。
それだけ奧が深いし、相性も大事だったり...。
これからも大いに悩み愉しみましょう!
by arata (2011-12-12 18:28)
ちょっと怒りのモードなんで、坊っちゃん( ´ ▽ ` )ノではなくボッチャマン(ーー;)のまんまで行きます。
アルトCを胸に引きつけなきゃならない理由をさきほどはいいましたが、
やはり基本は薄くて乱れがない息が出てこなきゃきれいな音にはならない。
あれ?どっかで聞いたような。
シワシワの唇ではなくプルルンとしたツヤツヤのキスしたくなるような唇がフルートには向いてるのかな~と勝手に思っちゃいましたが、私の理想のオカリナ理論はどっかで聞いたフルートからの基礎もヒントになってます。
ただ、私の場合はフルート吹けませんが、どうやったらいい音が出るのだろうというのは視野を拡げないと見えないこともあるとも感じてて。
怒りの対象となるオカリナは、ストレートな息の線を作る段階で構造がおかしくなってる事例。
ウインドウェイ。風道のこと。
これが乱れているとまず音になりません。
すなわち、そこにメーカーの姿勢が現れているのです。
風道に邪魔なものがあれば、そこからエアがグチャグチャに乱れますから。
理屈といえば、唇の合わせ目にイボが出来たらフルートとてケーナとて音が出にくいんとちゃいます?
毎日吹かないと唇忘れる~というくらい薄い息が重要なのはオカリナとて同じ。
なーのーにー!
私が最大限に怒った仕事をしてたのは自社生産開始前の大手Nさん。
今は自社だとはいえ、あの当時の仕事、検品なしで出荷してましたよね!
風道に薄い板を通してチェックしましたら出口で引っかかっていた。風道と歌口の位置がずれていたということ。
これじゃ出るわけないんです。
そーゆーのをへーきで市場に出して、オカリナ入門者を挫折させた数、潜在的に無茶苦茶多いんだろうな、と私は確信しています。
圭さん。
わかりにくくてすいません^^;
arataさんにしっかり翻訳してもらってくださいね^^;
by ボッチャマン(ーー;) (2011-12-12 20:35)
ボッチャマンさん ホットなコメントありがとうございます。
現在の国内量産メーカーに対して僕も複雑な思いがあります。
ユーザー、お店、メーカーに相互信頼感が生まれてこないと
発展はありません。
色んな意味でオカリナ界、その周辺はまだまだ未成熟な
のでしょう。
そろそろなんとかせにゃ...。
by arata (2011-12-13 09:55)
ヒロミチオカリナ、本当にすばらしいですね。
高音までスカッと抜ける。
ソルジェンテ並みの繊細さはないにしても、逆に安心して吹けます。
もうすっかり、相棒です。
1月の第一水曜日にカンターレに伺う予定です。試奏してから数ヶ月。楽器フェア等でいろいろなオカリナに出会い、私自身も練習してきました。
私の耳にどう響くか……楽しみです。
by 八代 翔 (2011-12-15 23:04)
八代 翔さん ヒロミチオカリナとの相性...バッチシのようですね。
ほんとうに良かった!
ヒロミチは全てのバランスに優れていると僕は思っています。
ぜひ、吹き込んであげてください。
カンターレへの訪問も楽しみですね!
by arata (2011-12-16 17:59)