オカリナ教室の現実 ちょ~っと考えさせられるなぁ [オカリナ雑感&How-to]

この数ヶ月、色んな演奏会やオカリナ教室に顔を
出させていただきましたが...ちょーっと考えさせ
られてしまいました。

僕が訪ねたオカリナ教室の講師は全員フルート講座
と兼任

音大で専門的に学ばれているので楽典(理論)、
テクニックはすばらしい。

しかし...

オカリナという楽器の素性を理解し、その良さを
引き出す演奏、教え方をされているかというと...
かなり疑問です。

リアルな話し...金管楽器や木管楽器と掛け持ち
されている講師の多くはオカリナ演奏時に息使い、
息質を変えない(られない)方がほとんど...。

僕はユーフォニューム(金管)、フルート、サックス
リコーダー(木管)の演奏経験があるので生音を聞けば
どんな息質で吹いているかは判ります。

フルート奏者の講師はフルートを吹くまんまの息づかい

ボリューム、テクニックはあるけど奏でる音色は何か
一本調子で無機質

所謂...冷たい音色

教える内容も楽譜を見て、正確に演奏することが中心

フルート講師の片手間っぽい教室が多いこと (;`O´)o
(そもそもオカリナに対する探求心が無い?)

また講師のほとんどがアケタを使ってるし、生徒も
アケタ使用率が高い...。

入手しやすい...ってのが理由かもしれないけど

今のアケタは初心者の判断で個体を撰ぶにはリスクが
高すぎます。

先日、某楽器店・オカリナ教室(初級)の演奏
発表会を聞いてきました。

講師、生徒さんの殆どがアケタを使用

講師の模範演奏ってのがあったのだけど...

なんとも無機質な音色+高音部なんか力みすぎで
思いっきり掠れちゃてる。

テクニック以前の問題?

楽器の特性を理解せずパワー息圧一辺倒の演奏
(そういった意味ではアケタが合っている?)

案の定、生徒さんの演奏も講師の演奏スタイルに
そっくり

胸元に引き寄せても高音部が出ずらいアケタの
AC管をSF管と同様の立て気味の構えで全員が
力任せに吹いてるんです。

この講師は個体差があるオカリナの特性と生徒の
吹奏力(息質、息量...etcのコントロール)との
マッチングなんて全く考えてません。

オカリナという楽器を何か軽視しているように
思えてしまいました。

オカリナの音楽教室が増えることはウエルカムなん
だけど..

ちょーっと考えさせられるぅ...( ̄ヘ ̄)ウーン
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