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木製オカリナ「マデリーナ」 3本吹き比べ [海外&その他オカリナ]

昨夜からな~んか背中がゾクゾク
喉も腫れてきたし...。

案の定、朝39度近くまで発熱してダウン
完全に風邪をこじらしてしまった。

布団の中で...憂鬱&しんどい午後

玄関のポストを見たら「工房:風の音」伊藤さん
から封筒が届いてた。

ジャーン...今度は「オール紫檀製」のマデリーナ
(いったい、いくつ造ってもらってるんだ~)

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紫檀の木目が綺麗で、質感最高!

何か少し元気が出てきた。

体調はゲキ悪だけど、急に材質による音色の違いを
吹き比べたくなってしまった。

左上:黒檀+桜
右上:ウォールナット(くるみ)サイズ大
左下:紫檀
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木製オカリナである「マデリーナ」...
あまり知られていない楽器だと思う。

「いったいどんな音色のなの?」という
問い合わせも多かったので...

風邪で息が続かない~+まだ未熟な技術だけど
PCのプアな機能で僕の演奏を3曲録音してみた。

伴奏無し、音質もイマイチ...ご勘弁!

とにかくマデリナーの音色の雰囲気だけでも
感じとってもらえたら...。

①「スカボロ・フェア/サイモン&ガーファンクル」
<黒檀+桜:マデリーナ>
☆play by Arata

②「愛の休日/ミッシェル・ポルナレフ」
<オール紫檀:マデリーナ>
☆play by Arata

③「追憶/映画テーマ曲」
<ウォールナット(くるみ):マデリーナ>
☆play by Arata

僕はこの音色...好きなんだよね~

このマデリーナ、愛知県・岡崎市の工房「風の音」(伊藤さん)
注文できるので、興味があったら覗いてみてね!
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オール「黒檀」製 マデリーナが届いた! [海外&その他オカリナ]

工房「風の音」の伊藤さんに依頼していた特注
木製オカリナ「マデリーナ」が届いた。

今回はオール「黒檀」製!
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全体の佇まい、質感共に最高の出来だと思う。

伊藤さんの技術と拘りがギューッとつめこまれてる。

僕はマデリーナのシンプルなデザインに惚れ込んで
るんだけど...その理由の一つとして

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昨日AORさんがコメントしてくれた通り、ウインド
シンセサイザーの原型である「スタイナーホーン/EVI」
を彷彿とさせるから

左右の指が平行する独特な「ホール」ポジションまで
そっくり

ところで...

ケーナもそうだけど黒檀は最上級グレードの素材

木管系楽器は素材によって音色が特徴付けられる。

硬質な材ほど音質はクール(細い)でクリア

黒檀はその特質を一番持っている材だ。

なので、今回の特注「オール黒檀」はレギュラー材の
「ウォールナット+桜」とかなり音色のニュアンスが
異なっている。

「ウォールナット(くるみ)+桜」は...

・出音が柔らかく、表情が豊か...
・全体的にややハスキーボイス
・高音部はナチュラルビブラートがかかり哀愁が漂う。
・歌手に例えると...「宇多田ヒカル」かな

ポップスやジャズなんかを吹くのに向いてると思う。

「オール黒檀」は...

・出音が太くクリアさの中に暖かみを含む。
・素直さと力強さが同居...ピッチは極めて正確
・高音部は伸びやかで青空のように澄みきっている。
・こっちは...うーん、「スーザン・ボイル」ってとこか?

クラシックを吹くには「これっ!」て感じ!
くせのない音色なのでオールラウンドに使えそう。

この2本をどのように使い分け、表現していくか

僕次第なんだけど...とにかく楽しみ!!
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可愛さとじゃじゃ馬さが同居する木製オカリナ「マデリーナ」 [海外&その他オカリナ]

僕は楽器を肌身離さず持っていたいタイプ

最近はケーナを旅行、出張..どこへでも持ち歩いて
いるのだけど、いかんせん鞄の中で嵩張るのと、
音量が大きすぎて吹く場所を選んでしまう。

以前はクロマチックハーモニカを持ち歩いていた
けど、これは重すぎた。

何かないかな~

いつも持ち歩ける癒し系の楽器

ネットで偶然みつけてしまったのがこれ!

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岡崎市(愛知)のケーナ工房「風の音」、伊藤さん
が造られている「マデリーナ」という木製オカリナ

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一見、オカリナには見えない...とにかく可愛い!

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惹かれたのはデザインの可愛さもさることながら
「黒檀と桜材」で造られていること...経年変化が楽しみ!

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木軸万年筆が大好きな僕の琴線にバッチシ触れてる

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一見おもちゃっぽい「マデリーナ」(音孔は表6つ,裏2つ)
だけど音域はド~レ、1オクターブちょいまである。

なので工夫すればかなりの曲を演奏できちゃう。

音色は明るく透明感がある、そして意外と力強い

管楽器は小さくなればなるほど、扱いが難しくなるもので...

マデリーナもご多聞に漏れず、正確な音程をコントロール
するには修練が必要(じゃじゃ馬的)

音孔が小さく間隔が狭いため指先が太い?方はフィガリングが
窮屈になってしまうかもしれない

また、くわえた歌口の角度によって半音は音程が変化する。

高音部を綺麗に鳴らすには息の量を一定に保ち、かなり強めに
吹き込まなくちゃいけない。(一般的なオカリナより)

一般的なオカリナとは吹奏感、指使いの感覚共にケッコウ
異なるかな~

癒しと可愛さ、じゃじゃ馬的要素が同居していて何とも楽しい!

オカリナもそうだけど楽器の構造が単純であるため、音色や表現
は奏者の息づかいの表現力に強く依存する。

何とか手なずけて、ライブで演奏できるようにしようっと!

最後に...

この「マデリーナ」は製作者の伊藤さんによって日々改良され
進化している。

じゃじゃ馬から、ゆっくーりでもかまわないので名馬へと育って
いってほしいな。
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