最近、オカリナの試奏で気になった・・・「アケタ」の現在 [オカリナ雑感&How-to]

このところ楽器店でオカリナを試奏して気になったのは・・・

「アケタ」のクオリティーがまた、全般的に下がっているということ

具体的には・・・

1)音程が合っていない(音痴:全体的にフラット)管が増えた。

2)高音部が出にくい(掠れる、風切り音が多すぎ)AC管が多い

3)全管の於いて音色の雑味が多い(風切り音など)=クリアさ、明快さが
 失われている

4)歌口や内部処理が非常に雑になった

5)「R」シリーズ(ハイグレード)の良点が見当たらない個体が
  圧倒的に多い(ノーマルの方が良い場合が多々ある)

今までアケタはクオリティーが「上がったり~下がったり」、と
ケッコウな変遷の経緯がある。

もともと個体差があるメーカーなのだが、ひょっとすると・・・

また、停滞期(暗黒時代)がやってきたのかもしれない

そこで、アケタを選択するときのポイントを以下に記しておきます。

※「試奏」することが大前提なのですが、通販やヤフオクで購入する
  場合のリスクを回避するために・・・

①「YAMAHA」ブランドを選択する。(アケタOEM)

②楽器店とのコラボモデルを選択する。(例・山野楽器)

③通販であれば・・・★オカリナハウス(テレマン楽器)、★三木楽器の二択

①、②に関して・・・OEM&コラボモデルは、通常の製品より、
クオリティ(特に調律)チェック(=検品)を厳しくしてるから
(コラボ相手のブランドを汚すことができない・・・)

③に関して・・・これは、お店としてきっちりと検品し、良品を選択しているから

あと、ヤフオクでのアケタ格安品は、検品ではねられた不良品を大量に
(安く買い取った)業者が流している可能性が高いので注意が必要!

安全度の順位は・・・③、②、①・・・です!

アケタにはアケタの良さがあるので・・・良い個体に皆さんが出会えますように!
コメント(5) 

コメント 5

坊っちゃん^ ^

私も一年前、数年ぶりの新品を購入しました。
新製品が出たばかりの時期で、高級なプレミアムグレードのやつからアンダーラインのものまで試奏した中で選んだのがRではない普及型。
無茶苦茶惚れ込んで買ったものです。

なぜ?これがRではないのか?ハイクラスではないのか?
何が基準なのか⁇マークがついてしまってた。

ただ、私はストレート系の息を使いませんからしっくりきたのがRじゃなかったが、選定基準はストレート系の息なのか?と思ってます。

弁護するようですが、私たちみたいにストレート系の息をだんだん使わなくなった立場からするとその結果、製作メーカーとの使うべき息の価値観が噛み合わなくなる、というのも考えたんですよ。

でもプリマ楽器の立場としてはストレート系の息はオオサワに任せてアケタの味をうんと表現していってもらいたいものですが、、

アケタの未来が心配です。



by 坊っちゃん^ ^ (2014-05-14 12:47) 

シゲシゲ

最近は最低音の穴を押さえる曲を練習しているせいか、
アケタのあの位置はどうも押さえにくいような気がするんですが、
実際のところいかがなのでしょうか?
(ちなみに、アケタは未経験です。)
by シゲシゲ (2014-05-14 23:03) 

坊っちゃん^ ^

シゲシゲさん。
アケタのタイプの場合、架空のティアーモ穴を塞ぐ要領で指を無い穴を塞いでみてください。

そしたらなぜか塞げていますから(笑)
by 坊っちゃん^ ^ (2014-05-15 02:07) 

arata

坊っちゃんさん どうもです。
アケタには期待も大きいだけにキビシイ表現になっちゃう。
入門者が最初に触れる可能性が高いオカリナだけに・・・
ガムバッテほしい~
by arata (2014-05-15 07:42) 

arata

シゲシゲさん どうもです。
坊っちゃんさん、コメントありがとうございます。

うーん、アケタは・・・馴れるしかないですよね。
確かに押さえにくいけど、僕は馴れてしまいました。
by arata (2014-05-16 00:15) 

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