原点回帰へ・・・「横須賀」のオカリナ [工房系オカリナ]

自分の身体、感性と対話をしながら・・・・

目指す、音色と響きを追求していきたいと思っています。

そのために、先日ブログで書いた通りラインナップを総入れ替えする
ことになりました。

工房は2つ・・・

AC管、のみになりますが「横須賀」のオカリナをメインに据えました。
(もう1つの工房はAC~SCまで揃えます。)

写真2.jpg

数あるオカリナオ(AC管)の中でも、その音色は繊細で柔らか・・・

写真1.jpg

至高の優しさを含んでいます。

息の質により、その響きはより魅力を増し、拡散していくのです。

この選択は同タイプのオカリナを何十本と経験してきた・・・僕の結論

「横須賀オカリナ」のAC管はオカリナ仲間が保有している個体を
5本ほど試奏させていただきましたが・・・

僕の個体は高音のクリアさと柔らかい響き、息質への応答性・・・等々

ダントツの1本だと思っています。

工房系のオカリナは、大きさ、形状、要求する息量、息質など・・・

自分の演奏スタイルに合致する個体と出会うことは至難の業かも
しれません。

要求する全てを満たす「オカリナ」がほしいというのなら、究極的には
自分で製作するしかありません。

オカリナに自分は何を求めるのか・・・

絶対譲れないもの・・・

僕はやはり、自分の中で拘る、納得する音色と響きを紡ぎ出していくこと

その全てを委ねられるオカリナ

操作性が云々とか、トーンホールの位置がどうの・・・

今となっては些細なこと

「横須賀」のAC管は「原点回帰」を決断させてくれた、感謝すべきオカリナなのです。


コメント(1) 
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コメント 1

keroron

横須賀オカリナって、一つ一つ歌口や形が違っているようで・・・手作りオカリナの代表選手みたい・・・
それでいて、熱心なファンを擁しているし・・・

ところで、2・3日前、あのストラディバリウスの優れた音色の秘密が解明された報道がありました。
ストラディバリウスも、一つ一つ形状が異なっているのに、どれも優れた音響・・・
(横須賀と似ているみたい)
形がそれぞれ違っても、空洞を持つ楽器としての2つの鉄則だけは守ってるらしい・・・
横須賀の方も、この秘密の鉄則を使っているのでしょうかね~。
でも、製作者以外の人が見るためには、内部画像を演算できる断層撮影機器が必要だそうですが・・・

息の使い方の加減が音色に現れやすいオカリナだと思います~。
その分、音の表現を加えやすいのカナ。
arataさんや皆さんのように、無有とかを吹きこなすだけのスキルがあれば良いのですが・・・
私の場合、最も良い魅力を引き出す息の管理は・・・難し~いデス。
息の加減が音色に現れやすい分、私の息の加減の稚拙さが表面化してしまうみたい。
でも、演奏するにつれて、その魅惑に少しづつ蹂躪されていくような・・・感じ・・・。

by keroron (2014-04-23 19:20) 

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