横須賀のオカリナにゾッコンか? [工房系オカリナ]

最近、横須賀・某工房のオカリナばかり吹いています。

繊細な息づかいを求められますし、ホールのポジション一つ
とっても個性的で(すべてが個性的)、今までのオカリナ概念を
一度リセットしないと向き合って行くことが難しいかもしれません。

このオカリナの特性をフルに引き出してあげるには、とにかく優しく
&低速、安定的な息圧を腹の底から送り出してあげること

息のポイントは「口先では無く、腹底から→喉元で!(イメージです!)」
決して吹き込んではダメ=(冷たい息[×])、暖かい息が必須です。

これが最初のうちは、なかなか難しいんですー

そこを乗り越えることができるなら、間違いなく最高に清らかで
心を揺さぶる音色を奏でてくれるはず!

清らかさ、クリアさは一歩間違うとやたら西洋的かつ無機質な
ものになりがちなのですが、このオカリナはもう...なんていうか、
魂を揺さぶる波長を持ってるんです。

このオカリナに集中してしまうと他のオカリナが吹けなくなって
しまいそうで、ちょっと怖いな〜

亜音やティアーモ黒陶・ソロなんかとは真逆だし...。

求められる息質はカンターレやピエタなんかと同型だと思うのですが
AC菅での高音の出しやすさ、クリアさはもう?図抜けちゃってる。
高音部の透明感+出しやすさはソルジェンテも及びません。
息圧さえ気をつければ、どんな角度・構え方でも高音部(ミ、ファ)はOK!

まずい...このオカリナをどう吹きこなすか...そのことばかり考えてるうー

image-20130512010235.png

コメント(7) 

コメント 7

じゅんちゃん

不思議なのは各種のオカリナを持って息を入れた途端、息の強弱とは別の息の支点のポイント、口元なのか喉元なのか瞬時に使うべき息を分けてしまう。

息のポイントを喉元の奥のポイントに誘ってくれるオカリナを探していましたけど、これまさにそれっぽいですよね。早速注文入れました。

近所の工房にも喉元ポイントのオカリナをお願いしていましたけど、アルトCはなかなか難しいようで一般的な音をクリアにする構造を代替案で採用してしまうと思いきり口元に誘うんですよ。
音はきれいで一般受けしそうなんだけど、口元に誘うオカリナは無機質であまり使いたくないんですよね。

by じゅんちゃん (2013-05-13 15:03) 

シゲシゲ

SC管~AC管でしょうか? 一気に揃えられましたね。

>暖かい息が必須です。
私は、このことに気付くまで数ヶ月かかりました。
これを入手する前まで吹いていたのが、「亜音」だったので。

ところで、以前Ocarina誌で、I氏が「少ない息圧で吹くオカ
リナの方がコントロールが難しい」と書かれていて、
それを読まれた作者さんが、このオカリナがそれなのではないか
と、ブログで気にされていたのを覚えています。
確かにコントロールが難しいオカリナですよね。
でもその分、他のオカリナでは得がたい、素晴らしい音色を奏でて
くれますよね。
by シゲシゲ (2013-05-13 20:01) 

arata

じゅんちゃん。。。 どうもです。
このオカリナはやっぱし奥深いすよ
来る日が楽しみですね!
このオカリナの件でまた情報交換宜しくお願い致します。
なぜか、またカンターレも味わいたくなってしまいました。
by arata (2013-05-14 07:50) 

arata

シゲシゲさん こんにちは
このオカリナの作者が女性だけに、息量が少なくても
高音部まで綺麗に響いてくれることを意識されて製作
されているのかなと思いました。
強く吹き込むオカリナに馴れている方や、元々息圧が
強い方には、「優しい息を安定的に」というのは、
なかなかイメージできないかもしれませんね。

SC、SG、SF、MCと全て揃えてしまいました。(..;)
それだけ...ハマってますぅ~


by arata (2013-05-14 08:02) 

じゅんちゃん(名前かえたけど)

同じく、息が弱く優しく響く系のオカリナといえば私的には木村さんのオカリナが該当するんですが、これは先に挙げた口元ポイントなんですよね。

構造的な理由を把握したところで
近所の工房で実験しましたところ、とてもクリアにはなるし作りやすいし、ああ、これなら売れるだろうなぁという感触はあったそうなんだけどいかんせん口元の息。

先にソプラノCGFで喉元の息対応のオカリナを構造指定で作らせた際に格段に響き方が異質なんです。

アルトCでは残念ながら高音が納得できるレベルにならず、でも中低音の響きは一般的なやつとは異質なものにはなって確かにいいんですよ。

課題としてはアルトでも高音まで喉元息でクリアに鳴らすこと。

それが出来ないうちは口元クリアに避難しかないんでしょう。
現時点での方向では。

by じゅんちゃん(名前かえたけど) (2013-05-14 10:13) 

じゅんちゃん

ただ、言えることは、喉元息対応のACでは使い辛く商売にはならない。使う人の理解が必要だと思えます。
カンターレでいやというほど味わったと思いますし、極端な喉元オカリナでしたし。
幸いなことにソプラノクラスだと喉元対応個体でも口元の一般的な息でもそれなりに音が鳴るから、ソプラノクラスとACは息の価値観を変えて作ろうと製作者と話をしています。
by じゅんちゃん (2013-05-14 11:16) 

arata

じゅんちゃん さん どうもです。
そうですね~(同感)
特にACは色んな面で難しいっすね。

by arata (2013-05-15 22:28) 

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