驚愕のオールラウンド・オカリナ『吟(ぎん)』現る! [工房系オカリナ]

オカリナ演奏を再開してはみましたが僕のニーズを満たすAC
管にナカナカ巡り会えていませんでした。
ブランクがあるとはいえ・・国産のAC管は殆ど吹き尽くした
感があり、今更驚く(予想も出来ないような)ような個体など
もう存在しないだろうと思ってました。
ところが・・僕にとって『神的』なちょー新生オカリナが
現れてしまったのです。
僕はずーっと前から"音色と響きだけで人の心を揺さぶる"
オカリナを求めていました。
多少の音程の悪さや、個体の強い癖(演奏上)などは
テクニックでどうとでもなります。
そんな事よりも『音色と響き』!
前置きが長くなってしまいましたが、山野楽器で試奏して
驚愕!
即買いっ~w
その名は吟(ぎん)
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その特徴は以下の通りです!
①とにかく軽い(焼成的には瓦焼き製法)
②どんな息質にも追従し、高音部も擦れずクリア&綺麗に
伸びていく
③演奏者のテクニック&感情がストレートに反映され、
ビブラートもかけやすい
④低音のC以下、B、Aが超絶的に出し易い
⑤亜音の安定感に表現力が加わったような、強力なオール
ラウンド性
⑥初心者〜上級者も納得する操作性の良さと、癖の無さ
(演奏に専念できる)
⑦抜群の響きと拡散性能
⑧軽さ(重量)から想像つかない音の厚みとボリュ ーム
(同じ息量で吹くとティアーモ黒糖・大沢モデルの2倍の
響きと音量)
⑨とにかく佇まいが美しく時が経つ程に個体がエージング
されモノとしての味わいが増していく
⑩水でバンバン洗える(^-^)(瓦と同じ)
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この性能と響きにも関わらず15,000円とは最高のコスパ!
まあ僕的には・・何一つ文句のつけようが無いオカリナ
(AC管)なのです。
このオカリナとの出会いはほんとうに嬉しく、オカリナと
また真剣に向き合いたくなりました!
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某楽器店(オカリナ専門)での評価は「カスれたサウンド=
哀愁的」・・とありますが、僕的には「味わい深い響き+
クリアでどこまでも高音が伸びていく」オカリナであり、全く
異なる評価です。(個体差もあると思われます・・)
カン違いしてはいけないのは「カスれた音がするオカリナ=
哀愁系では無いってこと
出来の悪い時期の「カスれ"アケタ"」なんかは哀愁的と肯定
されちゃいますからwww。
哀愁は本来の筐体の響き、倍音そのものからくるものであり、
出来損ないや雑な仕上げからの「カスれ」と一緒にしては
いけません!
この『吟』の作者(友地さん:淡路島)はユニークな方で
料理人(フレンチ&イタリアン)、バーテンダーを経て
書藝家へ!
オカリナ制作は独学でなんと2年ちょっとしか経っていない
のです
いや〜参りましたぁ(^_^;)
間違いなく天才肌ですよ、この方!
あんまりオススメするとまた入手しずらくなってしまうので
気になった方はサクッと!お試しあれ〜 (^-^)


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