【全てを越えた】・・・オカリナ工房ヒロミチの新作AC管 [工房系オカリナ]

オカリナ工房ヒロミチさんから「2014年・最新バージョン」のAC管が
届きました!

いやぁ~・・・なんかドキドキします・・・。

写真1.jpg

相変わらず美しいディテール・・・虹色の焼き目ですね~

写真4.jpg

オブジェとしても、惚れ惚れします。

写真3.jpg

この焼き目の入り方も前バージョンとは異なるのが写真で解り
ますでしょうか?

一見、(当たり前か・・・)、前作との違いは解りずらいのですが・・・

ちょこっと、試奏しただけでその変化というか進化に【驚愕】して
しまいました。

写真2.jpg

もともと、ヒロミチ・オカリナは抜群の安定性を誇っていたのですが・・・

新作はその安定性が更に強化された上に、全体性能、表現力
(音色、響き)までもが、見事なバランスでバージョンアップされて
いるのです。

ところで・・・

「安定性+表現力」では「亜音 L(エル)」のAC管が、僕の
経験値的に突出した存在でした。(過去形・・・)

この牙城を脅かすオカリナは当分、現われる事もないだろうと
思っていたのです。

ところが・・・

今回の「ヒロミチ・新作」は、コストパフォーマンスを含めて
全ての面で・・・「越えた」と確信してしまいました。

まず、その安定性面で際だっているのが「低音部」です。

オカリナの低音域は息質、息圧の変化を受けやすく、不安定に
なりがちです。

スタッカートで強めのラフな息圧をかけるものなら、殆どの
オカリナが簡単に破綻してしまうのですが・・・

「新作ヒロミチ」は破綻することなく、見事なまでにしっかりと
音程を造ってくれるのです。

低音部でf(フォルテ)が表現できるオカリナって・・・存在したでしょうか?

僕は亜音エルを含め、手持ちのAC管・5本と吹き比べてみましたが

あまりの追従性能の違いに、ただただ驚くのみ・・・の結果でした。

安定性を前面に押し出したAC管は、音色や響き(籠もったり、息質での
響き変化を出せない等)に於いて、失うモノがあって当然なのですが・・・

ヒロミチオ・カリナ新作のAC管に至っては・・・

特徴である「クリアさかつ芳醇な響き」が全く失われていないどころか、
先ほど、述べた通り・・・

表現力が更に向上し、研ぎ澄まされているのです。

写真5.jpg

さて、肝心の高音部ですが・・・

これまた、ff(フォルテッシモ)の息圧をかけても、破綻すること
なくクリアさ+α、味わい深い音色を紡ぎ出してくれているのです。

また、どのような息質、構え、吹き角度に於いても、常に安定した
音色と、音程を保ってくれてしまう・・・。

まさに、万能&最強のAC管が誕生したと言っても過言ではありません。

あと、操作性の感じ方は、人それぞれではありますが・・・

エルゴノミクス的に工夫されて創作されているオカリナって・・・
実は殆ど存在していないんですね。

正直、このことが重要であるにも関わらず多くの工房があまり配慮してない

しかし、「ヒロミチ・オカリナ」は演奏者がいかに保持しやすく、演奏性を
高められるかを考えての独創的な形状(トーンホールごとの厚みや指ガイド)
が施されているのです。

個人的には、間違いなくNO'1の操作性(フィット性)ですね。

工房のオカリナは概して、自分の吹き方(息量、息質)、自分のスタイル
(手の大きさや構え)に合った形状と吹奏感・・・

それに合わせて然るべき!

そんな、妙な自信とプライドを私たちに強いていることが多々あります。

ユーザー視点で創作されているオカリナが実はいかに少ないことか

そんなオカリナ界の中で・・・

「ヒロミチ・オカリナ」はユーザー視点で、真摯な製作とフォローをされて
いる数少ない工房だと僕はあらためて実感しました。

現時点で入門者~プロの方まで、自身を持っておすすめできる、間違いの無い
オカリナ&工房です!

P.S
今日、時点で・・・月/30,000アクセスを越えました。
・・・感謝です。

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////

P・S「2」
さくっと確認のため吹いたヒロミチ・AC管の音色サンプルです。
録音レベルがイマイチで相変わらず申し訳ありません。




コメント(9) 
共通テーマ:音楽
ルミガン
ラシックス