新たに向き合うオカリナ・・・「カンターレ」で基本ラインを揃える [工房系オカリナ]

過去、様々なメーカー、工房のオカリナをメイン管に据えてきたけど、
「SC、SG、SF、AC」まで基本的なラインナップを全て揃えた
(保有)ケースはそんなにない。

ここまで、揃えるということは「当時~今も」、個人的にかなり入れ込んだ
=惚れこんだということ

そんなオカリナをふり返ると・・・(現保有含む)

◎アケタ
・RT-1C、RT-2F、RT-3G、RT-5C、RS-5C
 T-9G、T-10F、T12-C、T-6E♭、T-8B♭
 ニュー・マエストロ・MST-5C、ニュー・マキシマール・MXS-5C
 
◎ソルジェンテ<優シリーズ>
・PC、SG、SF、AC(×2)

◎亜音
・オーダー(SC、SG、SF、AC)
・エル(AC)
・コンサート(AC)

◎無有(ヒーリング)
・SC、SG、SF、AC、AG(×2)

◎【横須賀】の工房
・SC、SG、SF、AC

「ソルジェンテ」と「無有」は予備用として各調管、2本ずつ揃えてきた。
(ある意味・・・悪癖)

そして、新たに・・・

基本ラインのSC、SG、SF、AC=<×2>を一気に揃えたオカリナ

写真.JPG

「カンターレ」である。

これから、じっくりと向き合っていきたい・・・。
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入門者にお薦めのメーカー系オカリナ 【ナイト(大塚楽器)・アンサンブル】AC管 [メーカー系オカリナ]

入門者の方から「メーカーのおすすめAC管をぜひ!」というメールを
かなーり頂いてます。

特に地方の方、入手のし易さ(試奏可能)からすると、メーカーの
オカリナはやっぱし安心感はありますよね~

個人の息量や息質、手の大きさや指の長さ等・・実際に見てみないと、
「これっ!」っていう1本・・・ナカナカお薦めできないんだけど

今回は「1万円前後」、「安定感」を切り口にお薦めのメーカーAC管を
紹介したいと思います。

※ここではアケタ、ナイト(大塚楽器)、ティアーモ、をメーカーとし、
工房系とは区分けします。

さて・・・

各メーカーには入門用の値段を抑えたラインが存在してはいるのですが
(アケタには初級ラインは無い~)

初心者の方には・・・僕はまず、おすすめしません

全体的なクオリティ、音程、高音の出しやすさ等・・・

うーん、やっぱしね~・・・(>_<)・・・ってのが僕の本音

初心者であっても、できることなら1万円以上の中級ライン以上から
選択してほしーなって思ってます。

このラインがクオリティを含め一番コストパフォーマンスが高いし、
飽きずに長く愛用できる可能性が高いから

メーカーの現状を踏まえての選択なんだけど・・・

残念ながら「アケタ」はマタマタ個体差がかな~り激しくなってる・・・(-_- )

特にAC管は酷い

ティアーモはそもそも真ん中のラインが無い(いきなり黒陶プロとか3万円級)

そこで・・・

・まず入手しやすく(地方でも)
・クオリティーも良い(個体差が少ない)
・優しい息で(息圧をかけなくとも)音程がとれる<女性、高齢者にも!>
・高音部も(優しい息で)出しやすい
・音色が柔らかくクリア
・合奏、ソロ どちらでもOK

こんな、条件を満たしている1本

久しぶりにお奨めする「ナイト(大塚楽器)」の「アンサンブル」AC管

na_ac_a5_600.jpg

じっくり試奏してみて「オーソドックス」かつ「トータルバランス」に優れる
良いオカリナだな~って実感しました。

1万2000円前後で購入できるのかなー

メーカー系AC管としてオススメできます!

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久しぶりの銀座・某楽器店でアケタの新作を試奏 [オカリナ雑感&How-to]

久しぶりに銀座の某楽器店(本店)に立ち寄りました。

管楽器フロアがちょうど改装中で、イベントスペースでの
仮営業モード

なのでオカリナは机上に雑然と並んでいる状態

でも、その場で試奏し放題ってことで・・・

よーく机上を見てみると~

な・・・なんと、アケタの最高峰・復刻シリーズの

◆「ニュー・マエストロ 」AC管
◆「ニュー・マキシマール」AC管
◆「アマービレ」AC管

・・・が3本、ドーンと鎮座しているじゃーありませんか

先日、僕の経験値に於いてアケタ歴代No’1の芳醇な響きを持つ
「ニュー・マキシマール」AC管に出会ったばかり(即購入)

大いに期待して、その3本を試奏しました。

結論・・・グワァーン・・・(>_<)   全部・・・×××

なんて、こった~

3本とも、中低音の響きにふくよかさも無く、全体的に風切り音
混じりの粗雑な音色

高音部もかなり厳しい・・・

胸に引きつけても、クリアには程遠い

アケタの「ノーマル」AC管も試してみたけど、音色、響き、
高音部の出しやすさ・・・こっちの方が全然良い

しかし、やっぱ・・・個体差ハゲシ過ぎ

またまた実感

値段とかグレードじゃないもんね

ちょーっと、またアケタが心配

この銀座のお店・・・本来ベストな個体が置かれてなきゃいけないんだよな~

あらためて、アケタは試奏無しでの購入・・・【絶対】ダメです!
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原点回帰へ・・・「横須賀」のオカリナ [工房系オカリナ]

自分の身体、感性と対話をしながら・・・・

目指す、音色と響きを追求していきたいと思っています。

そのために、先日ブログで書いた通りラインナップを総入れ替えする
ことになりました。

工房は2つ・・・

AC管、のみになりますが「横須賀」のオカリナをメインに据えました。
(もう1つの工房はAC~SCまで揃えます。)

写真2.jpg

数あるオカリナオ(AC管)の中でも、その音色は繊細で柔らか・・・

写真1.jpg

至高の優しさを含んでいます。

息の質により、その響きはより魅力を増し、拡散していくのです。

この選択は同タイプのオカリナを何十本と経験してきた・・・僕の結論

「横須賀オカリナ」のAC管はオカリナ仲間が保有している個体を
5本ほど試奏させていただきましたが・・・

僕の個体は高音のクリアさと柔らかい響き、息質への応答性・・・等々

ダントツの1本だと思っています。

工房系のオカリナは、大きさ、形状、要求する息量、息質など・・・

自分の演奏スタイルに合致する個体と出会うことは至難の業かも
しれません。

要求する全てを満たす「オカリナ」がほしいというのなら、究極的には
自分で製作するしかありません。

オカリナに自分は何を求めるのか・・・

絶対譲れないもの・・・

僕はやはり、自分の中で拘る、納得する音色と響きを紡ぎ出していくこと

その全てを委ねられるオカリナ

操作性が云々とか、トーンホールの位置がどうの・・・

今となっては些細なこと

「横須賀」のAC管は「原点回帰」を決断させてくれた、感謝すべきオカリナなのです。


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オカリナのトレンド 次に来るものは・・・ [オカリナ雑感&How-to]

最近、「カンターレ」の2代目が書いているブログを
見る機会が増えている。

「カンターレ」というオカリナの特性を製作者自身が
解説しているんだよね~

所謂「カンターレ」系(勝手に命名したけど)な息づかい
を要求するオカリナを操るための参考書的存在

それは、それとして・・・

2代目がオカリナ業界の未来にコメントしていた内容に
僕はケッコウ興味を惹かれちゃった。

大まかな内容は・・・

癒やしの時代から「今はテクニックとパワーの時代」
この時代はあと3-4年は続く・・・かも

その次に「第三世代」が必ずや来る。

この第三世代ってなんだろう?

僕は大きな意味での「原点回帰」だと思っている。

オカリナという楽器は・・・

その「音色」と「響き」が全てではないだろうか

テクニック云々ではなくして人の魂を揺さぶることがことが
できる、希有な楽器だ

人間そのものに極めて近い楽器でもある。

今の「オカリナ・トレンド」はあくまで過度期であり
究極系でも集大成でもない・・・

僕はそう思っている。


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理由あって、オカリナ・メイン管の見直しへ・・・・ [オカリナ雑感&How-to]

バタバタしておりまして、久しぶりのブログ更新となります。

この数ヶ月・・・体調を崩しっぱなしで気管支をかなり痛めて
しまいました。

そんなこともあり、今の僕では・・・

強い息圧を必要とする、パワフル型のオカリナではバランスの良い
(響き、表現力など)演奏はできないと判断しました。

したがって、メイン管をもう一度見直しすることになると思います。

自分の中では、既に決めてはいるのですが・・・

SC、SG、SF、ACと全て統一し、一気に変える予定

扱いやすさを度外視し、あえて音色と響きを最重視した選択(工房系)
をするのかな~

また、ブログにて紹介していきます!



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