寒暖差の影響を受けづらい「響き系」オカリナ(AC管)の存在 [オカリナ雑感&How-to]
八代さんのコメントでもありましたが、冬場(気温が低いとき)の
演奏時は皆さん苦労されており、プロ奏者の方も色んな対策というか
工夫はされているようです。
オカリナが冷たく、室温が低いとき(とくに10度以下)は、私が思うには
以下のことが言えると思います。
1.音が響かず、(拡散力も落ちる)硬い音色となる
2.音程が全体的にフラット気味になり、不安定
3.息圧への追従度が低くなり、通常の息圧で高音が
破綻しやすくなり、掠れ気味となる
4.1~3の影響を最も受けやすいのがAC管である。
これらの症状に陥らないために、「ホッカイロ」をオカリナに置いて
暖めたり、電気敷布に包んだり・・・と、皆さんイロイロ工夫されてる
わけですね。
私も、色んな方法を試しましたが~
強制的に個体温度を上げすぎると室温との温度差から、結露現象が
現れやすく(音が出ずらく・・・)なるため
今は時間をかけて、掌や自分の息温度で自然に暖めるようにしています。
え~・・・
今回は、ちょっと視点を変えて「寒暖差」への対応方法を考えてみたいと
思います。
実は、寒暖差の影響を「受け安い、受けにくい」オカリナってのが僕の
経験値的に明確にあるんですね。
特にAC管は<めちゃハッキリ>しているのです。
(以下の話しはAC管限定)
まず、寒暖差の影響を受け易く、個体が冷たいままだと本来の性能が
出しずらくなるタイプは・・・
ズバリ! 裏息必須の「響き系」全般
また、個体&室温が低くてもなんとか音色と、音程が造れてしまうタイプは
亜音、ヒロミチ、大沢i、ノーブル系、フォーカリンク(漆)・・・
なんかが代表的でしょうか
アケタ、ティアーモ(黒陶、イタリアーナ)も影響は受けにくい方ですが
個体によっては、温まっていないと高音が出ずらくなる傾向はあります。
なので、上記のタイプを常用しているのであれば、また冬期にこの手のAC管を
演奏時のメインに据えることができれば・・・・
「寒暖差」対応からの呪縛から一応、逃れられると思います。
しかし・・・響き系に属するオカリナを愛されている方(これ一本!)は
ナカナカそうはいきません。
特に、土心、カンターレ、ピエタ(それでも影響は受けづらいほう)、
森の音、小川系、秘密系etc・・・なんかはモロ影響を受けちゃいますし
これらは、とにかく音程が半端なくフラットし、高音がまともに出てくれ
ません。
室温&オカリナの温度が10度以下になるとまずヤバイですね・・・。
ただ、響き系の中で、唯一というか影響をあまり受けずになんとかバランス
とって演奏できちゃうAC管が存在してました~
響き系オカリナ数種を室温7度の部屋で、いきなり吹いて・・・
なんとかカタチにしてくれた(演奏できた)AC管は
新作の「庵」だったのです!
オカリナ自体が全く温まっていない(室温7度以下)状態でいきなりチョイ吹き
してのサンプル音です。(なので、音程、響きともに不安定です・・・(_ _))
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
「庵」と「ピエタ」以外の響き系オカリナは・・・
個体が温まらないで通常の息を入れると高音の「ミ、ファ」が破綻 or
掠れてしまいました。
響き系オカリナに安定性(特に寒暖)を求めるのであれば、今回の「庵」
(新作)と「ピエタ」ということになるでしょう。
演奏時は皆さん苦労されており、プロ奏者の方も色んな対策というか
工夫はされているようです。
オカリナが冷たく、室温が低いとき(とくに10度以下)は、私が思うには
以下のことが言えると思います。
1.音が響かず、(拡散力も落ちる)硬い音色となる
2.音程が全体的にフラット気味になり、不安定
3.息圧への追従度が低くなり、通常の息圧で高音が
破綻しやすくなり、掠れ気味となる
4.1~3の影響を最も受けやすいのがAC管である。
これらの症状に陥らないために、「ホッカイロ」をオカリナに置いて
暖めたり、電気敷布に包んだり・・・と、皆さんイロイロ工夫されてる
わけですね。
私も、色んな方法を試しましたが~
強制的に個体温度を上げすぎると室温との温度差から、結露現象が
現れやすく(音が出ずらく・・・)なるため
今は時間をかけて、掌や自分の息温度で自然に暖めるようにしています。
え~・・・
今回は、ちょっと視点を変えて「寒暖差」への対応方法を考えてみたいと
思います。
実は、寒暖差の影響を「受け安い、受けにくい」オカリナってのが僕の
経験値的に明確にあるんですね。
特にAC管は<めちゃハッキリ>しているのです。
(以下の話しはAC管限定)
まず、寒暖差の影響を受け易く、個体が冷たいままだと本来の性能が
出しずらくなるタイプは・・・
ズバリ! 裏息必須の「響き系」全般
また、個体&室温が低くてもなんとか音色と、音程が造れてしまうタイプは
亜音、ヒロミチ、大沢i、ノーブル系、フォーカリンク(漆)・・・
なんかが代表的でしょうか
アケタ、ティアーモ(黒陶、イタリアーナ)も影響は受けにくい方ですが
個体によっては、温まっていないと高音が出ずらくなる傾向はあります。
なので、上記のタイプを常用しているのであれば、また冬期にこの手のAC管を
演奏時のメインに据えることができれば・・・・
「寒暖差」対応からの呪縛から一応、逃れられると思います。
しかし・・・響き系に属するオカリナを愛されている方(これ一本!)は
ナカナカそうはいきません。
特に、土心、カンターレ、ピエタ(それでも影響は受けづらいほう)、
森の音、小川系、秘密系etc・・・なんかはモロ影響を受けちゃいますし
これらは、とにかく音程が半端なくフラットし、高音がまともに出てくれ
ません。
室温&オカリナの温度が10度以下になるとまずヤバイですね・・・。
ただ、響き系の中で、唯一というか影響をあまり受けずになんとかバランス
とって演奏できちゃうAC管が存在してました~
響き系オカリナ数種を室温7度の部屋で、いきなり吹いて・・・
なんとかカタチにしてくれた(演奏できた)AC管は
新作の「庵」だったのです!
オカリナ自体が全く温まっていない(室温7度以下)状態でいきなりチョイ吹き
してのサンプル音です。(なので、音程、響きともに不安定です・・・(_ _))
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
「庵」と「ピエタ」以外の響き系オカリナは・・・
個体が温まらないで通常の息を入れると高音の「ミ、ファ」が破綻 or
掠れてしまいました。
響き系オカリナに安定性(特に寒暖)を求めるのであれば、今回の「庵」
(新作)と「ピエタ」ということになるでしょう。
新作の「庵」イイですね。
これなら1本欲しいかも。(^^;
(実はSFも1本欲しかったりする。(笑)
by フリーザ (2015-01-18 19:22)
確かにピエタは影響を少なく感じています。
SFは車の中で使用していますが、早朝2~3度でも何とか吹けちゃうし結露も殆どしません。(スゴッ!)
他のオカリナでは全くなのに、何故なんでしょうね~?
粘土の質なのか、風洞の通り道が広いからなのかな~?
by 名古屋おかりな (2015-01-18 20:43)
フリーザさん、新作おすすめだわ~
なかなかの追従力で、フリーザさんに合うんじゃ
ないかな~
ぜひ、ご入手を!
by arata (2015-01-18 21:11)
名古屋さん どうもです。
ご復帰されたようで何よりです。
粘土の質、焼成、風洞~歌口・・・イロイロありそうですね~
ここのところピエタはめちゃ、安定してきます。
個体差はありますが、間違いなくメインかつステージで
使用できる「響き系」オカリナですね!
by arata (2015-01-18 21:14)
庵は上のほうの余力が結構あるんで付き合い易く、楽させていただいてます。
だいたい響き系はストライクゾーンが狭いので、それが少しでも広めに出来るのは有難い。
うちは標高500でなかなか厳しい寒さなんですよね。
でも全体的に音は硬いな〜って思います、硬いながらも庵はその寒さに結構踏ん張ってくれる気がします。
by 坊っちゃん^ ^ (2015-01-18 22:22)
坊っちゃんさん どうもですー
高地+寒冷だと響き系をライブで使うには勇気が
いるというか・・・
ナカナカ難しい面があるよねー
今度の庵はなんとかなる追従力かな~と
by arata (2015-01-18 23:09)
響き系は息圧変化の余力の差が気温差適性差として出ているかも。
ソプラノ系は比較的ストライクゾーンの幅がアルト系より広いから、、、でも、響かせるポイントはズレてますけどね。
鳴り系のオカリナはその辺はラクチンですよね。
でも、結露で鳴らない件とは意味合いが違うのでココ見られてる方は結露で鳴らないとは別と意識しといていただいてください。
あと、古くなり結露し易くなり、音の出が悪くなりがちなオカリナの大阪の作家さんから教えていただいた解決対策もあるにはあるので、一応寿命とされがちな現象なのですが、覚えておいていただきたいです。
少量の水で溶いたクエン酸超濃縮液をスポイトで風道に流し、風道幅に切った葉書紙を風道に入れお掃除する。
少々酸っぱくはなりますが(笑)
可能な限り水洗いはしないほうがいいですが、
塗装されているオカリナは特に水洗いしないように。塗膜剥離の恐れあり。
これ、どうにもならなくなった時の最後の手段。
重曹も効果ありそうな気がしますが、試していないのでとりあえずクエン酸ということでいっときます。
by 坊っちゃん^ ^ (2015-01-18 23:31)
最近は裏息、表息という表現と並行して
裏息=響き系、表息=鳴り系と表現するようにしてます。
おがわオカリーナ的には
表息=鳴り系のオカリナは「生息」のオカリナとして扱ってそうですね。
生息=「せいそく」ではなくて「なまいき」
まんまの息を入れて音にするタイプですな。
おがわオカリーナ的には「なま息」は使わないとありましたが、
オオサワオカリナは典型的な「超なま息」オカリナ。
その辺の棲み分けをもっと広く知れ渡るようになるといいですが、、、
おがわ的には「なま息」ではないものはなんて表現されてるのか、気になりますね。
by 坊っちゃん^ ^ (2015-01-18 23:40)
音色拝聴、またまた、欲しくなるオカリナ誕生ですね。
でも庵は通販は止めましたとの事ですから遠距離の新参者は入手が困難なようですね。arataさん経由で1本お願いしたいような感じです。
by yamabiko (2015-01-19 10:24)
冷え込みが厳しくなった最近は、流石のヒロミチも中々音程がしゃんとしません。言われる通り♭気味で上がりきらずです。それに、最近はピエタを可愛がっているので拗ねてるみたいです。
気温が7℃程度の我が部屋で練習していますが、ピエタAC管は、15分程度吹き込んでやると安定(音程+αで)してきています。
譲って頂いたSG管は、現在は結露(唾液?)の影響が出るのが早い状態です。
by yamabiko (2015-01-19 13:32)
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by JanSypeply (2020-04-25 10:28)